ランエボの後継車?RVRエボリューションが2016年発売される?

ランサーエボリューションⅠ

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三菱を代表するスポーツモデルであったランサーエボリューション(通称:ランエボ)は2015年8月、ファイナルエディションモデルをもってその歴史に幕を閉じました。

そんな“ランエボ”がなんと、トールワゴン型タイプのRVRで復活?再生?されるといった噂があります。

※ 2015年9月時点
Chapter
ランサーエボリューション(通称:ランエボ)とは?
RVRとは?
初代RVR。バックス・バニーが可愛いですね。
その後、RVRは三菱のリコール騒動の果てに…
2代目RVR
3代目RVR
次期型はいつ?RVRエボリューションの噂は…
「次期型RVR」と噂のコンセプトカー
ランエボにもRVR「的」なモデルがあった?!

ランサーエボリューション(通称:ランエボ)とは?

ランサーエボリューションは、三菱の乗用車ランサーをベースに、ターボ化されたハイパワーエンジンを搭載するとともに、外装や内装も更にスポーツ仕様とした特別なモデルです。基本的にはMTモデルしか存在しなかったことからもそのスパルタぶりが伺えます(ただし、後半のモデルにはATモデルも設定されました)。

このランエボは、WRC(世界ラリー選手権)での優勝を目指していたこともあり、全時代において駆動方式は4WD。1980年代よりラリー競技に力を入れていた三菱自動車だからこそ、ランエボのような4WD+ハイパワーエンジンといったモデルが企画されたことは言うまでもありません。

RVRとは?

初代RVR。バックス・バニーが可愛いですね。

折しものRVブーム真っ只中の1991年にデビュー。2列シート、片側スライドドアといったこれまでにない斬新なスタイルで話題となりました。

そのため、仕様によってはこのタイプでは珍しい4人乗りも存在します。特にこの4人乗りは、後席のロングスライドシートが特徴であり、大人でも足を楽に伸ばせるほど。バックス・バニーが宣伝したモデルと言えば思い出す人も多いのでは?

その後、RVRは三菱のリコール騒動の果てに…

2代目RVR

好評だった初代のコンセプトを引き継ぎ登場した2代目RVR。このRVRは要望の高かった両側スライドドアを設定するなど、初代と比べリファインされていました。

しかしながら、初代と比べるといささか目新しさが薄れていたところに、追い打ちをかけるかのように三菱自動車のリコール問題が発生。その煽りも受け、販売台数の減少が止まらず、2002年に生産中止となりました。

3代目RVR

しかし、2010年に8年ぶり、3代目のRVRが誕生・復活しました。このモデルはアウトランダーのコンポーネンツを流用したもので、2代目までのコンセプトと異なり“コンパクトSUV”として登場します。

2代目までの売りであったスライドドアモデルが当初から設定されないなど、これまでのRVRと比べるといささか違った車に見えてくるかもしれません。ライバル車が日産デュアリスなどといったところからも、これまでとは違ったコンセプトであることが伺えます。

次期型はいつ?RVRエボリューションの噂は…

「次期型RVR」と噂のコンセプトカー

登場から5年が経過した3代目RVRにも、次期モデルチェンジの噂が囁かれています。その登場時期は2016年春頃とのこと。最近はアウトランダーの陰に隠れてしまい、地味な存在となりつつあるRVRですが、このモデルチェンジにはその“地味”さを払拭する隠し玉が用意されているんだとか。

それはプラグインハイブリッド車の設定です。このエンジンは現在販売しているアウトランダーのプラグインハイブリッド仕様とは別のものとなり、結果、特に価格に対してはアウトランダーよりお買得になる模様です。

そしてこの新型RVRに、よりエンジンをパワーアップさせ、足回りなどを強化したエボリューションモデルを設定するとの噂もあります。日産ジュークにニスモ仕様が設定され、人気を博していることから、このRVRにもハイパフォーマンスモデルが設定される可能性は十分にあると言えます。

ランエボにもRVR「的」なモデルがあった?!

2001年に発売された第3世代のランエボに、2005年からワゴンタイプが設定されていました。このワゴンモデル、ベースとなったランエボセダンのシャーシに、ランサーワゴンの上半分を「わざわざ」溶接して作られたスペシャルモデルなのです。

しかも、AT車も設定されるなどランエボ史上もっとも実用的なモデルだったのです。この点は実用的なRVRと似ています。
三菱自動車のシンボリック的存在だったランエボ。このランエボの「エボリューション」の名が復活することはファンにとって喜ばしい反面、それがセダンタイプではなくコンパクトSUVのRVRであるという点は悩ましいかもしれません。いずれにしても、話題豊富な次期型RVRの動向からは目を離すことが出来ません。

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