マツダの大型SUVが日本にやってくる?CX-9の魅力とは?
更新日:2024.09.09
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マツダの人気を底上げしている、SKYACTIV-D・ディーゼルエンジン。加えて鼓動デザインの躍動的なエクステリアは、マツダ人気を象徴するかのようです。マツダは従来からあるCX-5に加え、CX-3を発売しましたが、今度はCX−5を超える...大型SUVをリリースするようです。噂のCX-9とは何か?
いよいよ日本にも投入か!?新型「CX-9」生産開始…
いよいよ新型「CX-9」の生産が開始されました。2016年春より北米で販売開始予定。マツダとしては北米で展開を主軸に置き、年間約5万台のグローバル販売計画台数の約8割を北米市場とする、「北米戦略モデル」と期待しています。
デザインはもちろん、現在マツダの魅力のひとつとなっている、躍動感ある「鼓動」デザイン。また前モデルよりもボディ短くなり、全長5,065mmとなる予定。
これはボディ重量にも現れており、4WD仕様が約130kg、2WD(FF)モデルが約90kg、軽量化されているとのこと。これは環境性能・走行性能といった全ての面でプラスに寄与する進化となります。また4.8mmにウインドウの厚さを増すなどによって、12%騒音レベルを削減、居住環境の向上も期待ができます。
また現在進化著しい安全技術も「i-ACTIVSENSE」を採用、ミリ波レーダーやカメラなどの検知デバイスを用いて、プリクラッシュブレーキをはじめとした衝突回避・被害軽減等運転支援技術が盛り込まれています。
4WDシステムも進化、「i-ACTIV AWD」を搭載し、各輪のトルク配分を瞬時に電子制御でコントロール。走破性能の向上と、駆動の最適化による燃費性能を向上させています。
またパワーユニットも新エンジン、直列4気筒2.5L直噴ガソリンターボエンジン「SKYACTIV-G 2.5T」を登載。従前の3.7L V6エンジンからダウンサイジングを敢行、パワーを損なわず、環境性能も向上させています。
ここ日本で乗り出せるのが待ち遠しい、新型CX-9ですね。
デザインはもちろん、現在マツダの魅力のひとつとなっている、躍動感ある「鼓動」デザイン。また前モデルよりもボディ短くなり、全長5,065mmとなる予定。
これはボディ重量にも現れており、4WD仕様が約130kg、2WD(FF)モデルが約90kg、軽量化されているとのこと。これは環境性能・走行性能といった全ての面でプラスに寄与する進化となります。また4.8mmにウインドウの厚さを増すなどによって、12%騒音レベルを削減、居住環境の向上も期待ができます。
また現在進化著しい安全技術も「i-ACTIVSENSE」を採用、ミリ波レーダーやカメラなどの検知デバイスを用いて、プリクラッシュブレーキをはじめとした衝突回避・被害軽減等運転支援技術が盛り込まれています。
4WDシステムも進化、「i-ACTIV AWD」を搭載し、各輪のトルク配分を瞬時に電子制御でコントロール。走破性能の向上と、駆動の最適化による燃費性能を向上させています。
またパワーユニットも新エンジン、直列4気筒2.5L直噴ガソリンターボエンジン「SKYACTIV-G 2.5T」を登載。従前の3.7L V6エンジンからダウンサイジングを敢行、パワーを損なわず、環境性能も向上させています。
ここ日本で乗り出せるのが待ち遠しい、新型CX-9ですね。
日本ではあまり見かけない?3列シートSUV
日本でもSUVブームは続いていますが、主力はハリアーやムラーノなどに代表される2列シートのSUVです。
実は、SUVと呼ぶようになったのは比較的最近のことで、20年前はクロスカントリー(クロカン)と呼ばれていました。この頃の代表車種は、三菱・パジェロやトヨタ・ランドクルーザー、日産・サファリなどが有名どころ。また、この頃はトラックメーカーのいすゞもビッグホーンというクロカンをラインナップしていましたね。
丁度20年前は空前のRVブーム。この頃はまだミニバンが少なかった時期でもあり、3列シートはワンボックスかクロカン。という時代でした。また、まだまだ4WDタイプの車がラダーフレームだった時代でもあります。ラダーフレームのクロカンは、構造上重く大型、かつ排気量が大きい。場合によってはデメリットになる特徴も持っていました。
実は、SUVと呼ぶようになったのは比較的最近のことで、20年前はクロスカントリー(クロカン)と呼ばれていました。この頃の代表車種は、三菱・パジェロやトヨタ・ランドクルーザー、日産・サファリなどが有名どころ。また、この頃はトラックメーカーのいすゞもビッグホーンというクロカンをラインナップしていましたね。
丁度20年前は空前のRVブーム。この頃はまだミニバンが少なかった時期でもあり、3列シートはワンボックスかクロカン。という時代でした。また、まだまだ4WDタイプの車がラダーフレームだった時代でもあります。ラダーフレームのクロカンは、構造上重く大型、かつ排気量が大きい。場合によってはデメリットになる特徴も持っていました。
実は以前にもあった、マツダのフルサイズクロカン
今回のCX-9は新型車種ですが、その先祖とも言える車がマツダにも存在しました。"プロシード・マーヴィー"というクロカンです。
およそ5mのロングボディは、ライバルであるランドクルーザープラドや、パジェロよりも約40cm長く、もちろん室内も広くなっていました。また、2500ccディーゼルエンジンを搭載。走りもパワフルでライバルにも負けず劣らずの一台でしたが、クロカン=ランクル・パジェロというようなイメージが先行しており、決して人気車でなかったのも事実です...。
また、マツダのミニバンとして古くからあるMPVは、当時デザインがスクエアを基調にしたもので、ミニバンとしてはボンネットも長めでフラット。車高も比較的高め。という印象の車でした。そのため、見た目にはクロカンかミニバンか見紛うような車でもあり、本格的なクロカンの性能を求めない層は、MPVに流れてしまったのかもしれません。
こういった理由から、決して流通台数は多くない車ですが、マツダの大型クロカンというカテゴリを担っていた重要な一台でもあります。
およそ5mのロングボディは、ライバルであるランドクルーザープラドや、パジェロよりも約40cm長く、もちろん室内も広くなっていました。また、2500ccディーゼルエンジンを搭載。走りもパワフルでライバルにも負けず劣らずの一台でしたが、クロカン=ランクル・パジェロというようなイメージが先行しており、決して人気車でなかったのも事実です...。
また、マツダのミニバンとして古くからあるMPVは、当時デザインがスクエアを基調にしたもので、ミニバンとしてはボンネットも長めでフラット。車高も比較的高め。という印象の車でした。そのため、見た目にはクロカンかミニバンか見紛うような車でもあり、本格的なクロカンの性能を求めない層は、MPVに流れてしまったのかもしれません。
こういった理由から、決して流通台数は多くない車ですが、マツダの大型クロカンというカテゴリを担っていた重要な一台でもあります。
このクラスを必要とするユーザーとは?
先ほどのプロシードが人気ではなかったのは、あくまで日本国内の話。クロカン・SUV・SUT大人気の北米では、プロシードも売れていた車種のようです。
ただ、そんな北米でも、モデル末期はトラックモデルに絞り、フォードのOEMで販売していたようですが、プロシードはつい最近の2009年まで販売されていました。北米では、本格クロカンはもちろん、SUVタイプの7人乗りモデルも非常に人気があるようです。
本格クロカンでは、シボレー・タホやフォード・エクスプローラーなどが人気ですが、SUVタイプに目を向けると、フォード・エッジやリンカーン・MKXを始め、複数のメーカーがこのクラスのSUVをラインナップしており、一定の販売台数を確保している分野です。実際、アメリカに行くと、タクシー用途でも見かける事があるくらいですので、やはり北米ではポピュラーなクラスなのだと思います。
CX-9も、日本でのデビューは未定ですが、北米ではすでに販売されている車種でもあり、カー・オブ・ザ・イヤーなども受賞している人気車です。
ただ、そんな北米でも、モデル末期はトラックモデルに絞り、フォードのOEMで販売していたようですが、プロシードはつい最近の2009年まで販売されていました。北米では、本格クロカンはもちろん、SUVタイプの7人乗りモデルも非常に人気があるようです。
本格クロカンでは、シボレー・タホやフォード・エクスプローラーなどが人気ですが、SUVタイプに目を向けると、フォード・エッジやリンカーン・MKXを始め、複数のメーカーがこのクラスのSUVをラインナップしており、一定の販売台数を確保している分野です。実際、アメリカに行くと、タクシー用途でも見かける事があるくらいですので、やはり北米ではポピュラーなクラスなのだと思います。
CX-9も、日本でのデビューは未定ですが、北米ではすでに販売されている車種でもあり、カー・オブ・ザ・イヤーなども受賞している人気車です。
北米で大人気!CX−9の魅力とは?
なにより魅力的なのは北米感溢れるフルサイズSUVであることでしょう。大柄でゆったりとしたボディは、日本では使いにくいとも言われがちですが、それはSUVとしての魅力でもあります。
また、大きい車=排気量が大きい。と思われがちですが、そこはマツダ。SKYACTIV-D搭載で、排気量2200ccながら、パワフルで余裕のある走りが可能になるようです。そして、やはり期待が大きいのは鼓動デザイン。これまで発表されてきたマツダ鼓動デザインを踏襲し、全長5m、全幅約2mという大型SUVですので、躍動感あふれ迫力あるボディになるに違いありません。
日本でもSUVブームは続いており、魅力的なデザインの車は多く出てきていますが、その殆どは中型クラスのモデル。最初にデビューするCX-9は注目度大の新型モデルです。今後他メーカーからも登場する可能性はありますが、実質的には日本初のクラス。導入当初されるとすれば目立つことは間違いないですね。
また、大きい車=排気量が大きい。と思われがちですが、そこはマツダ。SKYACTIV-D搭載で、排気量2200ccながら、パワフルで余裕のある走りが可能になるようです。そして、やはり期待が大きいのは鼓動デザイン。これまで発表されてきたマツダ鼓動デザインを踏襲し、全長5m、全幅約2mという大型SUVですので、躍動感あふれ迫力あるボディになるに違いありません。
日本でもSUVブームは続いており、魅力的なデザインの車は多く出てきていますが、その殆どは中型クラスのモデル。最初にデビューするCX-9は注目度大の新型モデルです。今後他メーカーからも登場する可能性はありますが、実質的には日本初のクラス。導入当初されるとすれば目立つことは間違いないですね。
CX-9への期待は膨らみましたか?
7人乗りSUVといえば、まだまだランドクルーザーなどもありますが、これらは無骨な印象の本格派SUV。カーブを帯びた流麗なデザインをもつ7人乗りSUVは、これから日本でも注目のカテゴリになるのではないでしょうか?マツダ以外の国産メーカーや、北米メーカーの輸出も含めて、新しいカテゴリとして日本でも人気となる日が来るのかもしれません。
7人乗りSUVといえば、まだまだランドクルーザーなどもありますが、これらは無骨な印象の本格派SUV。カーブを帯びた流麗なデザインをもつ7人乗りSUVは、これから日本でも注目のカテゴリになるのではないでしょうか?マツダ以外の国産メーカーや、北米メーカーの輸出も含めて、新しいカテゴリとして日本でも人気となる日が来るのかもしれません。