ブーメランアンテナ、グリルガード…バブル時代に流行した懐かしのカーグッズ7選

ルーフボックス

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1987~1991年の俗にいうバブル時代には、メルセデス、BMWを中心としたドイツ車や、国産大型セダン、スポーツカー、スーパーカーなどが大変人気がありました。今回はその時代に流行ったカーグッズをご紹介します。
Chapter
①自動車電話・ショルダーフォン
②自動車電話用アンテナ
③ダビング君、テープ君
④字光式ナンバー
⑤「INNO」 「THULE」などのルーフボックス
⑥ブーメランアンテナ
⑦グリルガード

①自動車電話・ショルダーフォン

バブルの象徴のようなアイテム、自動車電話。ショルダーフォンを自動車電話代わりに車内で使うケースも多くありました。

今では考えられない、恐ろしく大きく重いショルダーフォンですが(ちなみに約3kgでした)、誕生した当時、自動車電話を使っていた人たちからは「電話が外に持ち出せるなんてすごい時代になった!」等の感動の声が多くあがりました。

②自動車電話用アンテナ

これもバブル時代に流行した高級車に装着されることの多かったアイテムです。もちろん、自動車電話のアンテナとして実際に使用していた人も多かったのですが、「見栄を張るための」ダミーアンテナを付けている車も少なくありませんでした。

③ダビング君、テープ君

当時は、アッシー君(送迎担当の彼)、メッシー君(ご飯をおごってくれる彼)、ミツグ君(高価なプレゼントを貢いでくれる彼)など、用途によって使い分けるワンレンボディコンの彼女や、太眉ソバージュの彼女などがたくさんいました。

当時のクルマのオーディオ機器は「カセットデッキ」が普通でしたので、車内で音楽を聴くには、音楽CDからカセットテープにダビングする必要があったのです。

そんな面倒な作業をやってくれていたのが「テープ君」「ダビング君」という存在でした。

④字光式ナンバー

今では、族車・ヤン車ですら探すのが難しい「字光式ナンバープレート」。俗にいう「光るナンバープレート」ですね。もともとは雪国において、雪でナンバープレートが見えなくなることを防止する目的で始まりました。

しかしバブル時代、ドレスアップの一つとして大変人気となります。字光式は料金も高く、一連指定番号の塗装式は2枚で1,580円、同字光式は2枚で4,920円。希望番号の場合は塗装式2枚で4,060円、字光式2枚で6,600円という設定です。絶滅危惧種ではありますが、まだ、購入可能。かつて白熱球だった光源のLED化、EL化も進んでいます。

⑤「INNO」 「THULE」などのルーフボックス

1987年11月に公開された映画「私をスキーに連れて行って」の影響で、バブル時代の若者の間では一大スキーブームに!勿論映画に登場したセリカGT-4も絶大な人気を集めました。

そして、クルマの屋根に盛んに装着されたのが、スキー板などを収めたルーフボックスです。カーキャリアでは世界最大のシェアを誇るスウェーデンの「THULE 」、カーメイト「INNO」などが特に人気でした。

⑥ブーメランアンテナ

もはやほとんど見かけることのない、激レアアイテムです。もともとはアメリカのストレッチリムジンに装着されたのが始まりで、車載テレビの映りを良くする効果がある、などといわれましたが実際はほとんど効果がなかった模様。それでも、飾りとして装着する人が大変多かったですね。

メルセデスベンツやセルシオなど大型セダンの後ろでよく見かけました。

⑦グリルガード

1980年代末頃から、三菱系のRV(パジェロなど今でいうSUV)やクロカン1BOXとして知られたデリカなどに好んで装着されていたガード類です。またの名を、カンガルーバーといい、野生動物の飛込みから車やドライバーを守るための装備でした。

もちろん、日本では実質的に不要なアイテムでしたが、精悍で強いイメージを与えることから、RV人気とあいまって装着する人たちが急増。しかし、歩行者とぶつかった際、大変危険ということで、自粛ムードが広がり、いつの間にかほとんど見かけることなくフェイドアウトして行きました。

まさにバブル時代に車青春時代を送った筆者には、大変懐かしいものばかり。高級車に乗る人が多く、クルマを綺麗に保つためのポリマー加工のサービスなどが人気を集めつつある時代でした。皆さんが利用していたカーグッズ・アクセサリーはありましたか?

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