【クイズ】自動車学校の鬼畜な試験問題

運転免許

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現在運転免許を持っている人の多くは、自動車学校や教習所で学科試験を受けた経験があるでしょう。

その中で、回答するために問題の深読みをしなければならない、鬼畜な試験問題に頭を悩ませた人も多いのではないでしょうか。

吉田 恒道|よしだ つねみち

1980年代、大学卒業後ファッション・モード専門誌「WWD Japan」編集部勤務を皮切りに編集者としてのキャリアを積む。その後、90年〜2000年代、中堅出版社ダイヤモンド社の自動車専門誌・副編集長に就く。以降、男性ライフスタイル誌「Straight’」(扶桑社)など複数の男性誌編集長を歴任し独立、フリーランスのエディターに、現職。著書に「シングルモルトの愉しみ方」(学習研究社)がある。

吉田 恒道
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「夜の道路は危険なので気をつけて運転しなければならない」のか?

「夜の道路は危険なので気をつけて運転しなければならない」のか?

新しく車の運転免許を取得する方法として、全体のおよそ95%以上の人が指定の自動車教習所に入校すると言われています。

指定教習所では道路交通法の第92条の2によって、免許を取得するための試験のうち、技能試験が免除することが定められています。

しかし、視力検査などを含めた適性試験と学科試験に合格しなければ免許を取得することはできません。

教習所で受ける学科試験は2種類あり、路上に出て練習する際に必要となる仮免許を受けるための仮免学科試験と、最終的に運転免許交付を受けるための試験である本免学科試験に分けられます。

これらの試験に出題される試験問題は、イエスもしくはノーで答える型式となっており、回答者を混乱させる目的で文言が作られた引っかけ問題のようになっている問題が出題されることもあるようです。
インターネットミームともなっている代表的な設問が、「夜の道路は危険なので気をつけて運転しなければならない」という問題でしょう。

この設問に対してイエスかノーで答える場合、多くの人がイエスと答えるはずです。

なぜなら、夜の道路は日中の道路と比較して視界が悪く、死角が増えて危険度が高いためです。

ですが、答えとして正しいのはノーとなります。理由は、車を運転する場合に、は昼・夜問わず気を付けて運転しなければならないためです。

この設問において、注意するべきなのは夜間の運転であるとシーンを限定していることです。そのため、設問をそのまま受け取ってイエスと答えると不正解となるのです。

これから運転免許を取得するために教習所に通う人もいるかもしれませんが、学科試験に望む場合、問題を深読みする必要があるかもしれません。
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