レカロシートのメリットとデメリット!GT-RやRX-7などに導入されているシート
更新日:2024.09.09
※この記事には広告が含まれます
自動車用スポーツシートのイメージが強いレカロですが、本国ドイツを中心にバスやトラック、鉄道といった分野においてもたくさんの採用例があります。
また、医療用シートの研究にも余念がなく、腰痛予防のための自動車シート「エルゴメド」などが有名です。
また、医療用シートの研究にも余念がなく、腰痛予防のための自動車シート「エルゴメド」などが有名です。
日本におけるレカロシートの採用例
日産GT-Rをはじめ、マツダRX-7,RX-8,三菱ランエボ、ホンダNSX-R,インテグラタイプR、シビックタイプR、スバルインプレッサWRX STIなどスポーティなクルマに標準またはオプションで設定されてきた経緯があります。
ユニークなところでは、アリタリア航空の日本便では飛行機用の座席や東北新幹線E5系の「グランクラス」にはJR東日本、日立製作所との三社共同開発で誕生したシート18席分が採用されています。
ユニークなところでは、アリタリア航空の日本便では飛行機用の座席や東北新幹線E5系の「グランクラス」にはJR東日本、日立製作所との三社共同開発で誕生したシート18席分が採用されています。
レカロシートのメリットは?
自動車におけるレカロシートといえばハードシェルのバケットシートが思い浮かびますが、サイドサポートが小さ目のセミバケットタイプ、疲労軽減や腰痛予防を目的としたシリーズも人気です。いずれも体をしっかりサポートする形状で、長時間のドライブを快適にしてくれる作りです。
特に腰痛予防の分野ではレカロ以外はあり得ないというほどのバツグンの効果を誇っています。こちらはシートクッションの深さ調節を備えたものや、ヒーター装備されているものなど様々なタイプがあります。
特に腰痛予防の分野ではレカロ以外はあり得ないというほどのバツグンの効果を誇っています。こちらはシートクッションの深さ調節を備えたものや、ヒーター装備されているものなど様々なタイプがあります。
機能美と造形美の融合。美しいデザインもレカロのメリット
レカロは機能のみならず性能を直感的に伝える美しいデザインでも知られています。レカロシートの全体フォルムはまさに人間のフォルムそのもので、しなやかで力強いフォルムをしています。機能美と造形美の融合もレカロシートの特長なのです。
ちなみにレカロにはチャイルドシートもあります。他メーカーのOEM製品が主体ですが、表皮デザインなどはレカロオリジナル。さすがのセンスです!車好きのパパにはたまりませんね。
ちなみにレカロにはチャイルドシートもあります。他メーカーのOEM製品が主体ですが、表皮デザインなどはレカロオリジナル。さすがのセンスです!車好きのパパにはたまりませんね。
レカロシートにデメリットなんてあるの?
すべてにおいて完成しつくされた感のあるレカロのシートですが、難点も少々あります。
ハードシェルのシートの場合、誰にでもサイズが合うというわけにはいきませんね(当然レカロだけの問題ではありません)。身長や体型によってはレカロシートのメリットをあまり生かせない場合もあります。大型のサイドサポートを備えるシートでは乗り降りがしにくい場合もあります。
さらに、シートのリクライニングができない、またはダイアル式 というタイプも存在します。シートをさっと倒して休憩を取りたいときなど、カチカチとダイヤルを回して倒すことになるので、時間と手間がかかりとてもイライラします。
さらにヘッドレストが一体型のレカロシートの場合、日常的な使い勝手は少々不便に感じる場合があります。ヘッドレストの支柱を利用してシートバックに取り付けるアフタマーケットの小物類(後部座席用のテーブルやアシストグリップ、収納ポケットなど)が一切使えません。ファミリーカーとして使う場合など、これが意外と不便なのです。
良いことづくめに見えるレカロシートにも不便な点もちらほらあります。シートタイプなども吟味した方が良さそうですね。とはいえ素晴らしいシートであることは疑いの余地はありませんね。これからもどんどん進化してくれそうです。
ハードシェルのシートの場合、誰にでもサイズが合うというわけにはいきませんね(当然レカロだけの問題ではありません)。身長や体型によってはレカロシートのメリットをあまり生かせない場合もあります。大型のサイドサポートを備えるシートでは乗り降りがしにくい場合もあります。
さらに、シートのリクライニングができない、またはダイアル式 というタイプも存在します。シートをさっと倒して休憩を取りたいときなど、カチカチとダイヤルを回して倒すことになるので、時間と手間がかかりとてもイライラします。
さらにヘッドレストが一体型のレカロシートの場合、日常的な使い勝手は少々不便に感じる場合があります。ヘッドレストの支柱を利用してシートバックに取り付けるアフタマーケットの小物類(後部座席用のテーブルやアシストグリップ、収納ポケットなど)が一切使えません。ファミリーカーとして使う場合など、これが意外と不便なのです。
良いことづくめに見えるレカロシートにも不便な点もちらほらあります。シートタイプなども吟味した方が良さそうですね。とはいえ素晴らしいシートであることは疑いの余地はありませんね。これからもどんどん進化してくれそうです。