雹(ひょう)や霰(あられ)が降ってきた!運転中はどう対処したらいい?

雹

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屋根付きの駐車場に駐車しているときに雹が降り出した場合、そのまま降りやむのを待てば車に被害がでることは少ないでしょう。しかし、走行中は雹の被害を避けづらくなります。運転中に雹が降って来たら、どう対処すればいいのでしょうか。

吉田 恒道|よしだ つねみち

1980年代、大学卒業後ファッション・モード専門誌「WWD Japan」編集部勤務を皮切りに編集者としてのキャリアを積む。その後、90年〜2000年代、中堅出版社ダイヤモンド社の自動車専門誌・副編集長に就く。以降、男性ライフスタイル誌「Straight’」(扶桑社)など複数の男性誌編集長を歴任し独立、フリーランスのエディターに、現職。著書に「シングルモルトの愉しみ方」(学習研究社)がある。

吉田 恒道
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安全な場所に避難しよう!

安全な場所に避難しよう!

雹と霰は本来同じものであり、その粒の大きさによって異なる名称で区別されています。

5月や10月という気温も高すぎず低すぎない季節に降りやすいとされており、雹は大きさがゴルフボールくらいから野球ボールほどになることもあるようです。

そのため、直撃すればフロントガラスにひびが入ったり、ヘッドランプカバーの破損、ボディに凹みができるなど車などに被害がでるケースも考えられるでしょう。

走行中に雹が降り出した場合の対策として、頑丈な屋根がある駐車場に非難することが雹の被害から車を守る最善の方法です。

具体例を挙げるならば、立体駐車場や地下駐車場などが雹を避けるための避難場所としてベターでしょう。
もし、そういった駐車場が近くになく、運転に危険な状況になるほど激しい降雹である場合には、そのまま運転をすること自体が危険です。

そのような状況の場合は、周辺の交通状況を確認しながらスピードを落とし、路側帯のある道路などでは車を左側に寄せて停車させ、雹が降りやむのを待つべきです。

なぜなら、慌てて走行した結果、視界の悪さから交通事故を起こしたり、雹がフロントガラスを直撃して、割れて飛び散ったガラスによってけがを引き起こしかねないためです。

また、雹が降る際は豪雨を伴うことが多いと報告されています。そのため、アンダーパスに代表されるような冠水しやすい場所も避けるのが、車を降雹の被害から守る方法の1つといえるでしょう。
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