オープンカーを洗車機に入れると浸水や損傷の危険性あり?
更新日:2024.09.09
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愛車の洗車は手作業で行うと非常に時間と手間がかかるもの。そこで、時間がない時はガソリンスタンドなどに設置されている洗車機を利用する方も多いでしょう。
近年では洗車機も進化し、洗車時間の短縮やセンサー感度の向上など、ひと昔前の洗車機とは比較にならないほど機能が向上しています。
ところが、ソフトトップのオープンカーで洗車機を使うのは避けた方が良いということはご存じでしょうか。
実は、自動車メーカーもソフトトップのオープンカーで洗車機を使うことは推奨していないのです。
近年では洗車機も進化し、洗車時間の短縮やセンサー感度の向上など、ひと昔前の洗車機とは比較にならないほど機能が向上しています。
ところが、ソフトトップのオープンカーで洗車機を使うのは避けた方が良いということはご存じでしょうか。
実は、自動車メーカーもソフトトップのオープンカーで洗車機を使うことは推奨していないのです。
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- 洗車機に入れると浸水や故障の原因に?
洗車機に入れると浸水や故障の原因に?
ソフトトップのオープンカーを洗車機に入れることは、基本的に自動車メーカーから非推奨とされています。
マツダが製造販売を手がけるオープンカーとして有名なロードスターの電子取扱説明書を見てみると、禁止事項として明確に「自動洗車機や高圧洗車機を使用しないでください。幌が破損したり、損傷するおそれがあります」と記載されているのです。
基本的に雨風による浸水はないとされているものの、幌とボディやウインドウの隙間などにピンポイントに強い水流を受け続けると、水漏れに繋がる危険性が高くなってしまいます。
マツダが製造販売を手がけるオープンカーとして有名なロードスターの電子取扱説明書を見てみると、禁止事項として明確に「自動洗車機や高圧洗車機を使用しないでください。幌が破損したり、損傷するおそれがあります」と記載されているのです。
基本的に雨風による浸水はないとされているものの、幌とボディやウインドウの隙間などにピンポイントに強い水流を受け続けると、水漏れに繋がる危険性が高くなってしまいます。
このこともまた、ロードスターの電子取扱説明書に記載されており、「窓ガラスと幌の合わせ目付近に、直接水をかけないでください。室内に水が入るおそれがあります」とのこと。さらに続いて、「ボディーと幌の合わせ目付近に、直接水をかけないでください。室内、およびトランク内に水が入るおそれがあります」と記載されています。
SNSを見てみると、実際にロードスターを洗車機に入れて水が漏れしてしまったという投稿が散見されます。
SNSを見てみると、実際にロードスターを洗車機に入れて水が漏れしてしまったという投稿が散見されます。
また、ソフトトップの取り扱いについては国産車のみならず輸入車も同様です。
2021年型ポルシェの718ボクスターの取扱説明書を見てみると「高圧洗浄機の洗浄ジェット、不適切な自動洗車機、またはホット ワックス処理により、コンバーチブル トップを損傷する恐れがあります」と、注意を促す文言が記載されているのです。
洗車機に数回入れたくらいでは浸水程度で済むかもしれませんが、積み重なると深刻なダメージになる可能性も考えられます。
2021年型ポルシェの718ボクスターの取扱説明書を見てみると「高圧洗浄機の洗浄ジェット、不適切な自動洗車機、またはホット ワックス処理により、コンバーチブル トップを損傷する恐れがあります」と、注意を促す文言が記載されているのです。
洗車機に数回入れたくらいでは浸水程度で済むかもしれませんが、積み重なると深刻なダメージになる可能性も考えられます。
前述したとおり、ソフトトップの車を洗車機に入れるのは推奨されない行為です。
手洗いでしっかり洗うことを心がけた方が良いでしょう。
手洗いでしっかり洗うことを心がけた方が良いでしょう。