車窓から顔を覗かせるペット…かわいいけど、違法です。
更新日:2024.09.09
※この記事には広告が含まれます
街中で、走っているクルマの窓から犬が顔をのぞかせてる光景を見たことはありませんか?
微笑ましく癒される光景ではありますが、法律的にはどのように扱われるのでしょうか。
そこで今回は、ペットが窓から顔をのぞかせている場面の合法性や、ペットをクルマに乗せる時の注意点について詳しく解説していきます。
微笑ましく癒される光景ではありますが、法律的にはどのように扱われるのでしょうか。
そこで今回は、ペットが窓から顔をのぞかせている場面の合法性や、ペットをクルマに乗せる時の注意点について詳しく解説していきます。
ペットがクルマの窓から顔を出しているのは違法!
結論から言えば、ペットが窓から顔を出しているのは道路交通法の第55条第2項にて禁止されており、違法行為にあたります。
クルマを運転する際は、視界を遮ったりハンドルやその他の機器の操作をしにくくなるようなものを乗車させたり、クルマに積載してはいけないとハッキリ明記されているのです。
また、視界を遮るだけでなく運転中の基本操作を邪魔する可能性が大いにあり、何らかの措置が取られていなけば急ブレーキや急カーブに差し掛かった際、ペットが車外に放り出されるようなことも考えられます。
そのままペットが車道に落下し、後続車に轢かれて命を落としてしまう可能性もあるほか、その後続車が事故を起こしてしまえば、全責任はペットをクルマに乗せたドライバーが背負うことになります。
そのような事故を引き起こさないためにも、ペットが窓から顔を出すのは辞めさせたほうが賢明でしょう。
クルマを運転する際は、視界を遮ったりハンドルやその他の機器の操作をしにくくなるようなものを乗車させたり、クルマに積載してはいけないとハッキリ明記されているのです。
また、視界を遮るだけでなく運転中の基本操作を邪魔する可能性が大いにあり、何らかの措置が取られていなけば急ブレーキや急カーブに差し掛かった際、ペットが車外に放り出されるようなことも考えられます。
そのままペットが車道に落下し、後続車に轢かれて命を落としてしまう可能性もあるほか、その後続車が事故を起こしてしまえば、全責任はペットをクルマに乗せたドライバーが背負うことになります。
そのような事故を引き起こさないためにも、ペットが窓から顔を出すのは辞めさせたほうが賢明でしょう。
犬が車の窓から顔を出して実際に逮捕まで至ったケースも!?
実際に逮捕まではされないだろう…と思っている方も多いかもしれませんが、全国的に見ると実際に逮捕された案件もあります。
2020年の5月2日、愛犬のスコティッシュテリアを膝に乗せたまま札幌市内を走行していた男性が、道路交通法違反の疑いで現行犯逮捕されたケースもあるのです。
このケースではペットを膝に乗せて走行していたという理由で逮捕に至っていますが、ペットが窓から顔を出している状態も、膝の上に乗っている状態も変わりません。
前述した道路交通法の第55条に加え、70条にも抵触する恐れがあります。
2020年の5月2日、愛犬のスコティッシュテリアを膝に乗せたまま札幌市内を走行していた男性が、道路交通法違反の疑いで現行犯逮捕されたケースもあるのです。
このケースではペットを膝に乗せて走行していたという理由で逮捕に至っていますが、ペットが窓から顔を出している状態も、膝の上に乗っている状態も変わりません。
前述した道路交通法の第55条に加え、70条にも抵触する恐れがあります。
ペットが窓から顔を出していた時の罰則をチェック!
ペットが窓から顔を出していたり膝の上に乗せて運転している状態、つまり道路交通法違反の状態には、もちろん罰則規定も存在しています。
運転しているのが普通車の場合は6,000円の反則金、中型車や大型車を運転している場合は7,000円の罰則金が運転者に対して課せられることになるうえ、違反点数も1点が加算されます。
また、これはペットだけに限定されるものではないことに注意しなければなりません。
最近はめっきり目にする機会が少なくなりましたが、運転席/助手席側ウインドウへのカーテンの取付やブラインド、その他車内からの視界を妨げる可能性があるものは全てが取り締まりの対象となる可能性があるのです。
運転しているのが普通車の場合は6,000円の反則金、中型車や大型車を運転している場合は7,000円の罰則金が運転者に対して課せられることになるうえ、違反点数も1点が加算されます。
また、これはペットだけに限定されるものではないことに注意しなければなりません。
最近はめっきり目にする機会が少なくなりましたが、運転席/助手席側ウインドウへのカーテンの取付やブラインド、その他車内からの視界を妨げる可能性があるものは全てが取り締まりの対象となる可能性があるのです。
ペットをクルマに乗せる時の対策をチェック!
とはいえ、病院に連れていく場合や、ドライブ・旅行の際など、ペットをどうしてもクルマに乗せなければならない時もあるでしょう。
人間用のシートベルトはペットに対しては全く効果はないため、ペット用のドライブアクセサリーを活用するのがおすすめです。中でも、ホンダが純正アクセサリーとして展開している「Honda Dog」シリーズは、ホンダがペットと飼い主のために本気で考えた便利なアイテムが多数揃っています。
ドライバー側からもペット側からもお互いの様子が確認でき、飛び出し防止のためのリードフックが2箇所ついた「ペットシートプラスわん」。
ISOFIXチャイルドシートの取り付け部に対応した「ペット車外飛び出し防止リード」や、大きなカゴのような形状をしている「ペットシートサークル」など、さまざまなアクセサリーを展開しており、愛犬家ならチェックしておいて損はないでしょう。
また、ボルボもペット用のオプションを用意しています。頑丈なスチール製の「ドッグゲート」というラゲッジ用の安全装備に加え、ハーネスやドッグベッド、飛び出し防止のスチールガードネットといったアイテムまで揃っており、こちらもチェックしてみると良いかもしれません。
ペットをクルマに乗せたいのなら、何らかの対策を講じるのが飼い主としての責任なのです。
人間用のシートベルトはペットに対しては全く効果はないため、ペット用のドライブアクセサリーを活用するのがおすすめです。中でも、ホンダが純正アクセサリーとして展開している「Honda Dog」シリーズは、ホンダがペットと飼い主のために本気で考えた便利なアイテムが多数揃っています。
ドライバー側からもペット側からもお互いの様子が確認でき、飛び出し防止のためのリードフックが2箇所ついた「ペットシートプラスわん」。
ISOFIXチャイルドシートの取り付け部に対応した「ペット車外飛び出し防止リード」や、大きなカゴのような形状をしている「ペットシートサークル」など、さまざまなアクセサリーを展開しており、愛犬家ならチェックしておいて損はないでしょう。
また、ボルボもペット用のオプションを用意しています。頑丈なスチール製の「ドッグゲート」というラゲッジ用の安全装備に加え、ハーネスやドッグベッド、飛び出し防止のスチールガードネットといったアイテムまで揃っており、こちらもチェックしてみると良いかもしれません。
ペットをクルマに乗せたいのなら、何らかの対策を講じるのが飼い主としての責任なのです。
ペットが窓から顔をのぞかせていたり、膝に乗せたまま運転するのは飼い主にとってもペットにとっても危険なことであり、道路交通法に違反する行為にあたることがわかりました。
クルマにペットを乗せる場合は、きっちりと対策をして出かけるようにしましょう。
※2021年6月現在
クルマにペットを乗せる場合は、きっちりと対策をして出かけるようにしましょう。
※2021年6月現在