藤原文太の愛車「スバル インプレッサ(GC8)」を徹底解説

インプレッサ

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WRC(世界ラリー選手権)でも活躍し、国内外のレースで勝ち続けたインプレッサ。その高い性能は国際的な評価を浴び、ライバルのランエボと競い合う姿がよく見られました。

既に20年以上の歴史を持つクルマですが、今回はその中でも、根強い人気を誇るインプレッサSTi型式「GC8」についてご紹介します。
Chapter
世界を制覇した車、スバル「インプレッサGC8」
ライバル ランサーとの競り合いで鍛え上げられた”技術力”
崩れたトンネルの中を生き残る1?桁違いの「ボディー剛性」

世界を制覇した車、スバル「インプレッサGC8」

水の中へ飛び込んだり、空を飛んだり…。街乗りにダートもお任せあれのクルマ、スバル「インプレッサSTi」型式「GC8」!

レース用は微調整したり、事故の対策として補強・改造がある程度は行われているものの、こんなスゴイ車が店頭で市販されているというから驚きです。その人気は絶大なもので、当時はGC8のブルーにイエローのラリー仕様ペイントを真似てカスタムしていた人が沢山いました。

ライバル ランサーとの競り合いで鍛え上げられた”技術力”

WRCにおいてライバル車であった三菱「ランサー」とは激しい戦いを繰り広げ、幾度もモデルチェンジを繰り返しました。

後期型では基本的に最高出力280ps、最大トルク353N・m、水平対向4気筒DOHC16バルブICターボエンジンを搭載しており、総排気量は1994cc。様々な当時の最新技術も備えたハイテクカー。これが市販されていたというのがまたスゴイ所です。

技術だけでなく走り心地も優れており、インプレッサにおいては”ロードゴーイング”と呼ばれるほど。ドライバーの手足のように操作でき、ワインディングでも自然に気持ちよく走れる「ナチュラルな操作感」も卓逸していました。

崩れたトンネルの中を生き残る1?桁違いの「ボディー剛性」

インプレッサと言えば、「ボディー剛性」の優秀さが一部の間で知られています。

2012年12月、かつて9人もの死者を出した中央自動車道・笹子トンネルの天井崩落事故。偶然その場に居合わせたNHK記者が事故の瞬間に乗っていた車のアクセルを思いっきり踏み込み、損傷は受けたものの奇跡的に脱出したそう。そして、その時乗っていた車が、なんとスバル「インプレッサGC8 WRX STi」。ボディの剛性と加速性能の秀逸さに驚きが隠せません。

ちなみに・・・
修復されたインプレッサはシェイクダウンも行われ、今では元気に山路を走るほどになりました!オーナーとも再会を果たし、いまは中津スバルで保管されているそうです。
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