メルセデス・ベンツ 初代GLCの乗り心地はいかに？

サスペンションは、クルマの車体とタイヤを繋いでいるため、乗り心地に最も影響を与える重要な部品となっています。

メルセデスベンツ 初代GLCには、高い快適性と安心感に満ちた思いのままのハンドリングを実現するAGILITY CONTROLサスペンションと極上の心地よさが堪能できるAIR BODY CONTROLサスペンションを採用しています。

AGILITY CONTROLサスペンションとAIR BODY CONTROLサスペンションはグレードによって、標準装備かオプション設定になるのかが異なります。

「GLC 220 d 4MATIC」には、AGILITY CONTROLサスペンションを標準装備しています。

AGILITY CONTROLサスペンションには、路面をしっかり捉え、ボディーの揺れを効果的に吸収するダンパーを採用しています。これにより、ガタガタ道などの様々な道で絶大な安定性と俊敏なハンドリング、高度な快適性を実現しています。

「GLC 300 4MATIC」と「GLC 350e 4MATIC」には、AIR BODY CONTROLサスペンションを標準装備しています。AIR BODY CONTROLサスペンションは、「GLC 220 d 4MATIC」にもオプションで設定することができます。

AIR BODY CONTROLサスペンションは、エアスプリングと電子制御ダンパーを採用することで、高級感のある極上の乗り心地を実現しています。また、スポーティなモードを選択すれば、スポーツカーのように俊敏なドライブも楽しむことができます。

さらに、車高を最大15mm上げることができる機能を搭載しているため、大きな段差を乗り越える際には大活躍するでしょう。

メルセデスベンツ 初代GLCには、アクティブエマージェンシーストップアシストやドライブアウェイアシスト、リアクロストラフィックアラートなどの安全装備が搭載されています。

アクティブエマージェンシーストップアシストは、もしもの場合にクルマを安全に停止させる機能になります。一定時間以上両手がハンドルから離れているのをクルマのシステムが感知すると、警告音を鳴らし、またドライバーが反応しない場合は、緩やかに減速して完全に停止させます。

万が一のことを考えると、とても安心できる安全システムとなっています。

ドライブアウェイアシストは、急発進を抑制する機能になっています。車両前方もしくは後方約1m以内に障害物が検知された場合に、その方向に進むギアを選択してアクセルを踏んでも時速2km/h以上の速度が出せず、警告音によって誤発進の可能性があることを知らせてくれます。

このような機能は、高齢者の方によくあるアクセルとブレーキの踏み間違えの際にも、速度が出ないため、ぶつかる危険性がなく、事故を未然に防いでくれるでしょう。

リヤクロストラフィックアラートは、駐車スペースから出るときの危険回避をサポートする機能となっています。駐車スペースからバックで出るときに後方を横切るクルマなどを検知すると、ディスプレイに表示と音で警告をしてくれ、必要であれば、自動ブレーキが作動して事故を回避できるシステムです。

ただし、作動速度範囲が約0~10km/hとなっているので、安全装備が付いているからといって速度を出してしまうと、システムが作動しないので注意しておく必要があります。

この他にも、明るく広範囲な視界を効率的に実現するマルチビームLEDヘッドライトや、不注意等による車線逸脱を防止するアクティブレーンキーピングアシストなども装備されています。

これらの安全装備により、快適な運転をすることができます。

メルセデスベンツ 初代GLCには次世代の知性を兼ね備えたシステムの採用により、洗練された快適空間を実現しています。

このような快適空間を実現している一つのシステムが、MBUX(メルセデスベンツ ユーザーエクスペリエンス)です。MBUXはドライバーの声を認識して、様々なことを行ってくれる優れた音声認識システムになります。

例えば、「温度を下げて」や「カフェに行きたい」と自分の言葉で話しかけると、エアコンの温度設定やナビの目的地設定が簡単にできます。

また、前席左右に加え後席でも温度と風量が調節できるクライメートコントロールを採用し、自分に合った快適な運転環境を作ることができます。初代GLCのインテリアは、カラーリングの上質な素材と共に洗練された高級感を乗る人すべてに届けます。

メルセデスベンツ 初代GLCは、サスペンションや安全機能に加え、洗練された室内空間により、驚くほど極上な乗り心地を実現しています。

※ 2021年3月現在