トヨタ 初代ピクシス メガの乗り心地はいかに？

トヨタ 初代ピクシス メガは1800mmを超える高身長。そのおかげで室内は軽自動車の中でトップクラスの広さです。室内高も1,455mmもあり、軽自動車なのに大人4人がゆったりと座ることができます。

アイポイントもミニバン並みの高さで1,387mmと抜群の見晴らしの良さを実現しました。視界が広くなるように設計することで、運転にもゆとりが生まれます。

クルマの背を高くしても、乗降フロア高や荷室フロア高は低く設計されているところがポイントで、乗り降りも荷物の積み下ろしも身体への負担が軽減できるように考慮されています。

トヨタ 初代ピクシス メガではエコアイドルを全車に搭載しています。エコアイドルとは、クルマが止まる少し前からエンジンを自動で止めることにより、より燃費を向上させるシステムのことです。

停車中は引き続きエンジンを停止した状態にします。アイドリングをストップさせることで、ガソリンの無駄な消費を極力抑えることが可能。アイドリングストップ中でもオーディオやカーナビの使用はできますし、エアコンは自動的に送風に切り替わります。

ブレーキペダルから足を離す、もしくはステアリングを切ると瞬時にエンジンが再始動されます。停止している状態からもスムーズな発進が実現されているため、街中での走行にストレスを感じることはありません。

メーターに搭載されているエコアシスト機能により、クルマの走行状態に応じてスピードメーターの中央部の色が変化します。通常時はブルーで、燃費の良い運転が続くとグリーンへと色が変わっていきます。クルマの走行状態が可視化されていることで、一目で確認することができるので非常に便利です。自然とエコな運転が可能になりました。

また、全高が高いと安定性が気になるところですが、初代ピクシス メガには「車両の低重心化」「空力ファンの採用」「足回りの剛性を高める」など様々な工夫がされています。外観のイメージよりも遥かに優れた操舵安定性が特徴です。

安全な運転ができてこそ、本当に快適な走行が実現します。トヨタ 初代ピクシス メガには様々な安全機能が搭載されています。

リアシート(後席)の天井にはリアアンダーミラーが設置されており、クルマのすぐ後ろが確認できます。バック駐車をするときも後方の障害物と車との距離を確認しやすいので、バック駐車が苦手な人も安心です。さらに最小回転半径が4.4mとかなりコンパクト。狭い駐車場や縦列駐車、車庫入れもスムーズに行えます。

運転席も運転する人にとって、最適なドライビングポジションがキープできるように設計されています。チルトステアリング機能でハンドルの角度が調整できるようになっており、シートも運転席シート上下アジャスターで高さを変更することができます。このような機能があると長時間運転をするときに大きな差が出てくることでしょう。

衝突警報機能や衝突回避支援ブレーキ機能でクルマだけでなく歩行者との衝突回避もサポート。走行中に前方の車両と歩行者を認識して、衝突の危険性をドライバーへ注意喚起してくれます。さらに危険性が高まった場合には緊急ブレーキで減速するので、クルマだけでなく歩行者の安全も守ってくれる機能といえるでしょう。

駐車場でペダルを踏み間違えたとき、急発進を自動で抑えてくれる誤発進抑制制御機能が搭載されています。約10m/h以下で障害物を認識後、踏み間違いを判定してエンジン出力を抑制してくれる機能です。ブザー音とメーター内表示でドライバーに注意喚起してくれます。

高速道路で起こりやすい、車線のはみ出し防止を防いでくれるのは車線逸脱警報機能です。約60km/h以上で走行中にステレオカメラが車線を検知している場合、道路上の車線から逸脱しそうになると、ドライバーへ警報し、逸脱回避操作を促します。

トヨタ 初代ピクシス メガは室内の広さや燃費の良さ、走行性の良さや安全機能の搭載など、たくさんの機能が充実しているので、快適なカーライフを支えてくれます。生活をさらに豊かにしてくれることでしょう。

※ 2020年12月現在