トヨタ 初代ピクシスジョイに欠点(デメリット)はあるのか!?(LA250A/LA260A型)
更新日:2024.09.09
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トヨタ 初代ピクシスジョイ(LA250A/LA260A型)は、ダイハツ 初代キャストのOEM車です。おしゃれなエクステリア(外装)デザインと、使い勝手のいいインテリア(内装)デザインで幅広い世代から人気を集めています。
もともと2016年にトヨタの軽自動車「ピクシスシリーズ」の第5弾として登場し、キャストと同様のグレードを展開。「ピクシスジョイF」、「ピクシスジョイC」、「ピクシスジョイS」の3タイプをラインナップしていましたが、2020年3月以降はキャストのグレード縮小に伴ってピクシスも「ピクシスジョイF」の1タイプのみとなってしまいました。
そんなピクシスジョイですが、現在は全グレードに先進安全装備「SAⅢ」を搭載するなど安全性を向上させています。果たして欠点はあるのでしょうか?
※ 2020年12月現在
もともと2016年にトヨタの軽自動車「ピクシスシリーズ」の第5弾として登場し、キャストと同様のグレードを展開。「ピクシスジョイF」、「ピクシスジョイC」、「ピクシスジョイS」の3タイプをラインナップしていましたが、2020年3月以降はキャストのグレード縮小に伴ってピクシスも「ピクシスジョイF」の1タイプのみとなってしまいました。
そんなピクシスジョイですが、現在は全グレードに先進安全装備「SAⅢ」を搭載するなど安全性を向上させています。果たして欠点はあるのでしょうか?
※ 2020年12月現在
トヨタ 初代ピクシスジョイは小回りが利かない?
トヨタ 初代ピクシスジョイはコンパクトなボディが魅力の一つですが、最小回転半径は4.7mあります。最小回転半径とはハンドルを全開に切った状態で、一番外側のタイヤが描く円の半径を示したものですが、この半径が軽自動車としてはやや大きいのです。
例えば、ピクシスジョイと同じ最小回転半径4.7mのクルマは、ホンダ フィット、マツダ デミオ、日産 ノートなどのコンパクトカーが名を連ねています。
しかし、ピクシスジョイと同じ軽自動車では、スズキ ワゴンRやダイハツ タントが4.4m、ホンダ N-BOXは4.5mと、ピクシスジョイより前項の高いトールワゴンタイプにもかかわらず小回りが利く結果となっています。
最小回転半径が小さければ、片側1車線道路でのUターンや狭い住宅街での取り回しに優れるとされていますが、ピクシスジョイでは他の軽自動車に比べて「思っていたよりも回れない」という感覚をもって運転する必要があると言えるでしょう。
例えば、ピクシスジョイと同じ最小回転半径4.7mのクルマは、ホンダ フィット、マツダ デミオ、日産 ノートなどのコンパクトカーが名を連ねています。
しかし、ピクシスジョイと同じ軽自動車では、スズキ ワゴンRやダイハツ タントが4.4m、ホンダ N-BOXは4.5mと、ピクシスジョイより前項の高いトールワゴンタイプにもかかわらず小回りが利く結果となっています。
最小回転半径が小さければ、片側1車線道路でのUターンや狭い住宅街での取り回しに優れるとされていますが、ピクシスジョイでは他の軽自動車に比べて「思っていたよりも回れない」という感覚をもって運転する必要があると言えるでしょう。
トヨタ 初代ピクシスジョイはライバル車種に燃費性能で劣る?
軽自動車のメリットはおもに価格と維持費の低さとされていますが、近年では燃費性能も無視することのできない要素となっています。実際にピクシスジョイと同じ軽乗用車であるスズキ ワゴンRやスズキ ハスラーではマイルドハイブリッドを搭載し、従来車種から燃費性能をアップさせています。
一方で、トヨタ 初代ピクシスジョイにはハイブリッドラインナップは無く、さらには他車種と比較した場合でもやや燃費に劣る欠点があります。
ピクシスジョイにはエンジンにターボチャージャーを装着したハイパワーモデルと非装着の通常モデル、さらに駆動方式で2WD(前輪駆動)と4WD(4輪駆動)の2種類がラインナップされていますが、燃費は実際の走行状況に近いとされるWLTCモードで18.5〜21km/Lとなっています。
しかし、同じ2WDと4WDを持つスズキ ワゴンRでは23〜24.8km/L、マイルドハイブリッドモデルでは24.2〜25.2km/Lを達成。ピクシスジョイと同様にターボ装着モデルと非装着モデルが設定されたホンダ 新型N-ONEでも21.6〜23km/Lという数値を達成しています。
もちろん実際の燃費は、信号待ちや渋滞、市街地やバイパスなど、運転状況や運転環境によって変動します。しかし、他の軽乗用車がマイルドハイブリッドなどの有無に関わらずWLTCモードで20km/Lを超える数値を達成している状況を考慮すると、残念ながらピクシスジョイは燃費性能に劣っていると考えられるかもしれません。
一方で、トヨタ 初代ピクシスジョイにはハイブリッドラインナップは無く、さらには他車種と比較した場合でもやや燃費に劣る欠点があります。
ピクシスジョイにはエンジンにターボチャージャーを装着したハイパワーモデルと非装着の通常モデル、さらに駆動方式で2WD(前輪駆動)と4WD(4輪駆動)の2種類がラインナップされていますが、燃費は実際の走行状況に近いとされるWLTCモードで18.5〜21km/Lとなっています。
しかし、同じ2WDと4WDを持つスズキ ワゴンRでは23〜24.8km/L、マイルドハイブリッドモデルでは24.2〜25.2km/Lを達成。ピクシスジョイと同様にターボ装着モデルと非装着モデルが設定されたホンダ 新型N-ONEでも21.6〜23km/Lという数値を達成しています。
もちろん実際の燃費は、信号待ちや渋滞、市街地やバイパスなど、運転状況や運転環境によって変動します。しかし、他の軽乗用車がマイルドハイブリッドなどの有無に関わらずWLTCモードで20km/Lを超える数値を達成している状況を考慮すると、残念ながらピクシスジョイは燃費性能に劣っていると考えられるかもしれません。
トヨタ 初代ピクシスジョイは、軽乗用車全体で見ても突出した魅力に欠ける?
軽自動車のボディーサイズをめいいっぱい使ったトールワゴンタイプに対して、「狭すぎず大きすぎない」ワゴンタイプの軽自動車は近年人気を集めています。
ホンダからは2020年11月19日に新型N-ONEが発売され、その他にもダイハツ ムーヴやスズキ ワゴンRといったロングセラー車種として定着し、そこから派生したクロスオーバータイプのダイハツ キャストアクティバやスズキ ハスラーも幅広い世代から支持を集めています。
ピクシスジョイもこうした軽ワゴンタイプに類するクルマで、兄弟車であるダイハツ キャストは軽ワゴンの使い勝手の良さとレトロでおしゃれなデザイン面、そして販売を終了したダイハツの人気車種ダイハツ ミラジーノをリスペクトして作りこまれたとされるデザインは、女性ユーザーからも一定の支持を得ました。
しかし、トヨタの軽自動車「ピクシスシリーズ」がユーザーに浸透しきっていないことや、兄弟車のダイハツキャストに比べて知名度が低いとされることなどから軽乗用車全体では知名度や魅力に欠けると考えられています。
また、前述のとおり小回りの面や燃費性能、車内空間の広さなど、装備・性能面でも他車種から頭一つ出る要素に欠け、性能面において他車種と一線を画すような要素に乏しい点が、ピクシスジョイの欠点と言えるのではないでしょうか。
ホンダからは2020年11月19日に新型N-ONEが発売され、その他にもダイハツ ムーヴやスズキ ワゴンRといったロングセラー車種として定着し、そこから派生したクロスオーバータイプのダイハツ キャストアクティバやスズキ ハスラーも幅広い世代から支持を集めています。
ピクシスジョイもこうした軽ワゴンタイプに類するクルマで、兄弟車であるダイハツ キャストは軽ワゴンの使い勝手の良さとレトロでおしゃれなデザイン面、そして販売を終了したダイハツの人気車種ダイハツ ミラジーノをリスペクトして作りこまれたとされるデザインは、女性ユーザーからも一定の支持を得ました。
しかし、トヨタの軽自動車「ピクシスシリーズ」がユーザーに浸透しきっていないことや、兄弟車のダイハツキャストに比べて知名度が低いとされることなどから軽乗用車全体では知名度や魅力に欠けると考えられています。
また、前述のとおり小回りの面や燃費性能、車内空間の広さなど、装備・性能面でも他車種から頭一つ出る要素に欠け、性能面において他車種と一線を画すような要素に乏しい点が、ピクシスジョイの欠点と言えるのではないでしょうか。
トヨタ 初代ピクシス ジョイはレトロで親しみやすいデザインと可愛らしい小柄なボディで人気を集めていますが、ライバル車と比べてみるといくつか欠点があるのがわかりました。
しかし、おしゃれな見た目と室内空間が実現されている他、先進安全装備「SAⅢ」を搭載しており安全面でも文句はないので、日常使いとして十分活躍してくれるでしょう。
※ 2020年12月現在
しかし、おしゃれな見た目と室内空間が実現されている他、先進安全装備「SAⅢ」を搭載しており安全面でも文句はないので、日常使いとして十分活躍してくれるでしょう。
※ 2020年12月現在