トヨタ 初代ピクシス バンの後部座席の使い勝手はいかに

今回は、トヨタ 初代ピクシス バンのリアシート(後席)の使い勝手を紹介します。

初代ピクシス バンはダイハツからOEM供給されている軽規格のセミキャブオーバーバンで、ボディタイプ特有の広い車内空間が大きな特徴のひとつです。

ここではリアシートに焦点を絞り、その広さやアレンジなど、様々な観点からチェックしてみましょう。

Chapter
トヨタ 初代ピクシス バンってどんな車?
トヨタ 初代ピクシス バンのリアシートはどのくらい広いの?
トヨタ 初代ピクシス バンのリアシートにはどんなタイプがあるの?
トヨタ 初代ピクシス バンのリアシートをアレンジしてより便利に!

トヨタ 初代ピクシス バンってどんな車?

トヨタ 初代ピクシス バンはダイハツ ハイゼット カーゴのOEM車で、トヨタのバッジをつけている点以外はハイゼット カーゴとほぼ同じです。貨物車のため4ナンバー登録のモデルになります。

ただしハイゼット カーゴの場合は、乗用車バージョンとしてアトレーワゴンが販売されているのに対し、初代ピクシス バンには乗用車版が存在しません。

しかしセミキャブオーバー型のボディという特徴から、車内空間は一般的な軽自動車よりも圧倒的に広いです。そのため上級グレードを選べば、乗用車と変わらない快適性を味わうことができます。

ピクシス バンのグレードは、上から順に「クルーズターボSAⅢ」「クルーズSAⅢ」「デラックスSAⅢ」「スペシャルSAⅢ」の4つがあり、一部グレードを除いFR(後輪駆動)と4WD(4輪駆動)が用意されています。

それぞれのグレードにより装備されるものが異なりますが、リアシートについてはグレードごとの主な用途を想定して、その形状が違っています。

トヨタ 初代ピクシス バンのリアシートはどのくらい広いの?

トヨタ 初代ピクシス バンのリアシートは、貨物車登録の4ナンバーながら広い車内空間を特徴とします。

4ナンバーの貨物車は、乗員用のリアスペースよりラゲッジスペースの方が広いことが条件になりますが、セミキャブオーバータイプの初代ピクシス バンの場合、室内長が長いため、十分なラゲッジスペースを確保した上でもリアシート部分を広くできるという特徴があります。

「クルーズターボSAⅢ」及び「クルーズⅢ」では、リアシートを倒した状態のラゲッジスペース長は1,755mm、「デラックスSAⅢ」及び「スペシャルSAⅢ」の場合ラゲッジスペース長は1,860mmです。

一方リアシートを立てた状態でも、「クルーズターボSAⅢ」「クルーズSAⅢ」でラゲッジスペース長860mm「デラックスSAⅢ」「スペシャルSAⅢ」でラゲッジスペース長955mmあります。そのためリアシート部分は、それぞれ895mm・905mmという十分な長さがあります。

特に「クルーズターボSAⅢ」と「クルーズSAⅢ」の場合、シート自体のつくりも廉価グレードとは異なり乗用ユースが意識されているため、長距離のドライブでも後席に乗車する人は快適に過ごすことができます。

トヨタ 初代ピクシス バンのリアシートにはどんなタイプがあるの?

トヨタ 初代ピクシス バンのリアシートは、ベンチシートと乗用タイプという2つのシートタイプがあり、グレードによって採用されているシートの種類が異なります。

「デラックスSAⅢ」及び「スペシャルSAⅢ」のリアシートには、一体型のベンチシートが採用されています。これは乗員のためというよりラゲッジスペースとして使うことが想定されており、シートバックは薄くヘッドレストもありません。

これらのグレードでは、通常リアシートは倒して、ラゲッジスペースを目一杯使うという前提のもと割り切ったつくりになっています。

一方、「クルーズSAⅢ」と「クルーズターボSAⅢ」は乗用タイプのリアシートとなっており、シートクッションの厚みがベンチシートよりも格段に厚く、ヘッドレストもついています。

また4ナンバーながら、ラゲッジスペースを除いた後席スペースも広々としています。メーカーオプションのビジネスパックを選ぶことで、一体型のベンチシートへの変更も可能です。

トヨタ 初代ピクシス バンのリアシートをアレンジしてより便利に!

トヨタ 初代ピクシス バンは、リアシートを立てた状態でも十分な広さを確保していますが、シートバックを倒すことでラゲッジスペースをより広くすることができます。

「クルーズターボSAⅢ」や「クルーズSAⅢ」に標準装備される乗用タイプでは、シートバックは分割で倒せます。そのため3人乗車でラゲッジスペースを拡大することも可能で、乗車人数に応じた使い方ができます。

一方「デラックスSAⅢ」や「スペシャルSAⅢ」に装備されるベンチシートには一括可倒式が採用されており、乗員用というよりはラゲッジスペースとしての使い勝手を追求したものになっています。

そのためこれらのグレードは、基本的にリアシートを倒した状態で荷物を積み、緊急時にのみリアシートを起こして4人乗車をするという使い方を想定していると考えられます。

トヨタ 初代ピクシス バンはキャブオーバータイプの軽バンとして、他の軽自動車よりも広いリアスペースを誇ります。しかし4ナンバー登録の貨物車として、どちらかというとラゲッジスペースとしての使い勝手が重視されているというのが特徴です。

ただし上級グレードは乗用に耐えうるリアシートのつくりとなっており、乗用車的に長距離のドライブを快適に楽しむこともできます。初代ピクシス バンの購入を検討する際は、グレードによるリアシートの違いを理解した上で、自分の用途にあったものを選ぶことでより満足度が高まるでしょう。

※ 2020年11月現在

PBKK

東京都港区北青山に本社を置く自動車業界を専門としたクリエイティブエージェンシー。複数の自動車メディアへのコンテンツ配信をおこなうほか、
自動車メーカーなどへ向けた動画コンテンツ制作、ウェブサイト制作、デジタルマーケティング支援などを一貫して行う。

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