自動車ライトをめぐるメーカーの技術競争|レーザーライトやOELDとは?
更新日:2024.09.09
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ヘッドライト、テールランプなどライトに関する競争が盛り上がっています。
暗くなると自動でライトが点いたり、照射パターンが非常に多いヘッドライトなど、近年新しい技術が次々に登場しています。そして、2015年に開催されたCESで、BMWから最新のライト技術を結集させたモデルが発表されました。
暗くなると自動でライトが点いたり、照射パターンが非常に多いヘッドライトなど、近年新しい技術が次々に登場しています。そして、2015年に開催されたCESで、BMWから最新のライト技術を結集させたモデルが発表されました。
BMW M4に最新のレーザーライト技術を搭載
2015年1月に開催されたCES(コンシューマー・エレクトロニクス・ショー)でBMWから「M4 アイコニックライト・コンセプト」が出展されました。
特徴はヘッドライトにレーザーライトを、テールランプにOLED(有機発光ダイオード)を採用していることの2つです。
ヘッドライトに採用されたレーザーライトは最大600m先まで照射することができ、ハイビーム状態でも対向車のドライバーの目を眩ませないとのこと。
特徴はヘッドライトにレーザーライトを、テールランプにOLED(有機発光ダイオード)を採用していることの2つです。
ヘッドライトに採用されたレーザーライトは最大600m先まで照射することができ、ハイビーム状態でも対向車のドライバーの目を眩ませないとのこと。
自動車のライトは、LEDからOLEDの時代へ
リアランプに搭載されたOLEDの特徴は、厚さわずか1,4mmの薄さです。
この薄さによって様々なデザインが可能となります。
また、今までは寿命や発光効率が問題となっていたOLEDですが、技術が発展したことで、これらの問題が解消されました。残る課題はコストですが、LEDに比べて眩しくなく、これまでのライトとは異なる鮮やかな輝き方をするということで、導入に向けて研究や開発が進んでいます。
この薄さによって様々なデザインが可能となります。
また、今までは寿命や発光効率が問題となっていたOLEDですが、技術が発展したことで、これらの問題が解消されました。残る課題はコストですが、LEDに比べて眩しくなく、これまでのライトとは異なる鮮やかな輝き方をするということで、導入に向けて研究や開発が進んでいます。
ライトで火花を散らすBMWとアウディ
ライトと言えば、2014年にアウディがレーザーライトを搭載した自動車「R8 LMX」を世界に先駆けて発売しました。
この記事で紹介したM4にはレーザーヘッドライトが搭載されていますが、元々「BMW i8」がレーザーライトを搭載して販売されると言われていました。アウディとBMW、どちらが世界初のレーザーライト搭載車を発売するのかが話題になりましたが、最終的に勝ったのはアウディでした。ライトに関してはBMWもアウディも非常に力を注いでいて今後もこういった技術競争が勃発すると思われます。
この記事で紹介したM4にはレーザーヘッドライトが搭載されていますが、元々「BMW i8」がレーザーライトを搭載して販売されると言われていました。アウディとBMW、どちらが世界初のレーザーライト搭載車を発売するのかが話題になりましたが、最終的に勝ったのはアウディでした。ライトに関してはBMWもアウディも非常に力を注いでいて今後もこういった技術競争が勃発すると思われます。
もし暗闇を走って入れば、マツダの美しい赤「ソウルレッド・プレミアム・メタリック」もレクサスブランドを象徴するスピンドルグリルも周りからは見えません。
となると、ヘッドライトは安全面だけでなくデザイン上も重要なポイントですね。
BMWとアウディに限らず、これからのライト競争からは目が離せません!
となると、ヘッドライトは安全面だけでなくデザイン上も重要なポイントですね。
BMWとアウディに限らず、これからのライト競争からは目が離せません!