トヨタ 3代目アルファード(30系)の9グレード間の違いを比較!おすすめはエグゼクティブグレード!?
更新日:2024.09.09
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トヨタ アルファードは2002年の登場以来ブランド力を高め続け、現在ではトヨタのトップグレードミニバンとして君臨しています。2015年にはトヨタ 3代目アルファード(AGH30W/AGH35W/GGH30W/GGH/35W型)へとフルモデルチェンジされ、より高級感を高め、乗用車としてはもちろん法人向けのクルマとしても人気を集めています。
なかでも最上級グレードの「Executive Lounge」は数々の豪華装備から憧れの的となっています。今回は、そんな3代目アルファードにどんなグレードがあるか紹介していきます。
なかでも最上級グレードの「Executive Lounge」は数々の豪華装備から憧れの的となっています。今回は、そんな3代目アルファードにどんなグレードがあるか紹介していきます。
- Chapter
- 3代目アルファードのグレード:X【価格:352万円~】
- 3代目アルファードのグレード:S【価格:386万4,000円~】
- 3代目アルファードのグレード:S"C パッケージ"【価格:466万4,000円~】
- 3代目アルファードのグレード:SC【価格:526万円~】
- 3代目アルファードのグレード:G【価格:453万9,000円~】
- 3代目アルファードのグレード:GF【価格:518万5,000円~】
- 3代目アルファードのグレード:Executive Lounge【価格:726万9,000円~】
- 3代目アルファードのグレード:Executive Lounge S【価格:742万1,000円~】
- 3代目アルファードのグレード:S"TYPE GOLD"【価格:424万円~】
3代目アルファードのグレード:X【価格:352万円~】
「X」は、トヨタ 3代目アルファードのなかでもっとも価格を低く抑えたエントリーグレードにあたるモデルです。
エンジンスペックは他のほとんどのグレードと同じ排気量2.5L 直列4気筒の2AR-FE型を搭載し、最高出力134kW(182PS)/6,000rpm、最大トルク235Nm(24kgm)/4,100rpmを発生。駆動方式は2WD(前輪駆動)と4WD(4輪駆動)が設定されています。
燃費は実際の走行状況に近いとされるWLTCモードで10.8km/Lで、近年人気を集めるコンパクトカーやハイブリッドカーに対して不利な数値となっていますが、アルファードの車重はグレードによって2tに達するものもあり、重量に対しては良好な性能と言えるでしょう。
エンジンスペックは他のほとんどのグレードと同じ排気量2.5L 直列4気筒の2AR-FE型を搭載し、最高出力134kW(182PS)/6,000rpm、最大トルク235Nm(24kgm)/4,100rpmを発生。駆動方式は2WD(前輪駆動)と4WD(4輪駆動)が設定されています。
燃費は実際の走行状況に近いとされるWLTCモードで10.8km/Lで、近年人気を集めるコンパクトカーやハイブリッドカーに対して不利な数値となっていますが、アルファードの車重はグレードによって2tに達するものもあり、重量に対しては良好な性能と言えるでしょう。
乗車人数は8人乗りで、フロントシート(前席)から2+2+3人乗りとなり、2列目シートにチップアップシートが採用されたことでフロントシートのヘッドレストを外すことで1列目シートから3列目シートまで広大なフルフラット空間をつくりだすことが可能となっています。
価格は2WDが352万円、4WDが377万4,000円で、価格差は25万4,000円となっています。
価格は2WDが352万円、4WDが377万4,000円で、価格差は25万4,000円となっています。
3代目アルファードのグレード:S【価格:386万4,000円~】
「S」は、エクステリア(外装)やインテリア(内装)を充実させた、トヨタ 3代目アルファードのスタンダードグレードとも言うべきモデルです。
エクステリアではフロントバンパーとリヤバンパーが専用形状へと変更され、下位グレードの「X」よりもシャープな印象へ変化しています。
さらに、「X」では16インチホイールだったのに対して「S」では17インチホイールへとサイズアップ。バンパーの形状と合わせ、大型ミニバンらしい迫力のある外観となっています。
エクステリアではフロントバンパーとリヤバンパーが専用形状へと変更され、下位グレードの「X」よりもシャープな印象へ変化しています。
さらに、「X」では16インチホイールだったのに対して「S」では17インチホイールへとサイズアップ。バンパーの形状と合わせ、大型ミニバンらしい迫力のある外観となっています。
乗車人数は8人乗りに加えて、新たに7人乗りを設定。
7人乗りモデルではフロントシートから2+2+3人乗りレイアウトとなり、2列目シートにはマニュアルオットマンや上下調整式ヘッドレスト、回転式アームレスト機能を備え、前後方向への超ロングスライドや横方向へのスライドも可能な「リラックスキャプテンシート」を採用しています。
これにより、2列目シートが左右独立したスペシャルシートとなったほか、1列目シートから3列目シートまでのウォークスルーが可能となりました。
価格は8人乗りのほうがリーズナブルで、8人乗りの2WDが386万4,000円、4WDが411万9,000円。
7人乗りの2WDは390万8,000円、4WDが416万3,000円で、8人乗りと7人乗りの価格差はそれぞれ4万4,000円となっています。
7人乗りモデルではフロントシートから2+2+3人乗りレイアウトとなり、2列目シートにはマニュアルオットマンや上下調整式ヘッドレスト、回転式アームレスト機能を備え、前後方向への超ロングスライドや横方向へのスライドも可能な「リラックスキャプテンシート」を採用しています。
これにより、2列目シートが左右独立したスペシャルシートとなったほか、1列目シートから3列目シートまでのウォークスルーが可能となりました。
価格は8人乗りのほうがリーズナブルで、8人乗りの2WDが386万4,000円、4WDが411万9,000円。
7人乗りの2WDは390万8,000円、4WDが416万3,000円で、8人乗りと7人乗りの価格差はそれぞれ4万4,000円となっています。
3代目アルファードのグレード:S"C パッケージ"【価格:466万4,000円~】
「S"C パッケージ"」は、「S」をベースにより質感を高めたグレードです。
乗車人数を7人乗りのみとしたことで、2列目シートが豪華となり、下位グレードではマニュアル式から電動式の「エグゼクティブパワーシート」に。
電動式となったことでパワーオットマンやパワーリクライニングなどの機能が追加され、ヘッドレストは上下調節式から角度調節も可能となった大型のものへ変更、さらに回転式アームレストは固定式の大型アームレストへ変更されるなど2列目の快適性が大きく向上しています。
乗車人数を7人乗りのみとしたことで、2列目シートが豪華となり、下位グレードではマニュアル式から電動式の「エグゼクティブパワーシート」に。
電動式となったことでパワーオットマンやパワーリクライニングなどの機能が追加され、ヘッドレストは上下調節式から角度調節も可能となった大型のものへ変更、さらに回転式アームレストは固定式の大型アームレストへ変更されるなど2列目の快適性が大きく向上しています。
もちろん2列目以外にも変更点はあり、インテリアではセンターコンソールボックスが、ひじ掛けとしても機能する大型のハイグレードコンソールボックスにアップグレードされているほか、ステアリングにはヒーター機能も奢られています。
エクステリアではヘッドランプが2眼から3眼LEDヘッドランプとなりデザイン性と夜間視認性を向上。アルミホイールもデザイン性に優れた切削光輝とブラック塗装が施された18インチアルミホイールとなっています。
価格は2WDが466万4,000円、4WDが491万8,000円で、「S」との価格差は2WDが75万6,000円、4WDが75万5,000円となっています。
エクステリアではヘッドランプが2眼から3眼LEDヘッドランプとなりデザイン性と夜間視認性を向上。アルミホイールもデザイン性に優れた切削光輝とブラック塗装が施された18インチアルミホイールとなっています。
価格は2WDが466万4,000円、4WDが491万8,000円で、「S」との価格差は2WDが75万6,000円、4WDが75万5,000円となっています。
3代目アルファードのグレード:SC【価格:526万円~】
「SC」は、下位グレードよりも動力性能を高めたモデルです。
エンジンが排気量3.5L V型6気筒の2GR-FKS型となり最高出力221kW(301PS)/6,600rpm、最大トルク361Nm(36.8kgm)/4,600~4,700rpmまで向上。それにあわせてフロントブレーキも強化され、下位グレードでは16インチサイズのディスクブレーキが17インチに拡大され、エンジンパワーに合わせたチューニングが施されています。
インテリアやエクステリアは下位グレードを踏襲し、乗車人数も7人乗りとなっているため、「S"C パッケージ"」の高性能版という位置づけの仕上がりとなっています。
価格は2WDが526万円、4WDが545万7,000円で、「S"C パッケージ"」との価格差は2WDが59万6,000円、4WDが53万9,000円となっています。
エンジンが排気量3.5L V型6気筒の2GR-FKS型となり最高出力221kW(301PS)/6,600rpm、最大トルク361Nm(36.8kgm)/4,600~4,700rpmまで向上。それにあわせてフロントブレーキも強化され、下位グレードでは16インチサイズのディスクブレーキが17インチに拡大され、エンジンパワーに合わせたチューニングが施されています。
インテリアやエクステリアは下位グレードを踏襲し、乗車人数も7人乗りとなっているため、「S"C パッケージ"」の高性能版という位置づけの仕上がりとなっています。
価格は2WDが526万円、4WDが545万7,000円で、「S"C パッケージ"」との価格差は2WDが59万6,000円、4WDが53万9,000円となっています。
3代目アルファードのグレード:G【価格:453万9,000円~】
「G」は、トヨタ 3代目アルファードの上級グレードにあたるモデルです。
「S」や「S"C パッケージ"」などのSシリーズが迫力のあるエクステリアデザインとなっていたのに対して、「G」ではもっとも価格を抑えた「X」同様の落ち着いた形状のフロントマスクを採用し、高級ミニバンでありつつ必要以上の主張をしない大人びた雰囲気が魅力的です。
一方でインテリアの装備は充実し、2列目シートにはリラックスキャプテンシートを採用。大型ハイグレードコンソールボックスを備えています。また、アルミホイールはやや小径の17インチとされていますが、タイヤの厚みが増したことで乗り心地を向上させていることが伺えます。
価格は2WDが453万9,000円、4WDが479万3,000円で、「S」の7人乗りモデルに比べて2WDが63万1,000円、4WDが63万円高くなっています。
「S」や「S"C パッケージ"」などのSシリーズが迫力のあるエクステリアデザインとなっていたのに対して、「G」ではもっとも価格を抑えた「X」同様の落ち着いた形状のフロントマスクを採用し、高級ミニバンでありつつ必要以上の主張をしない大人びた雰囲気が魅力的です。
一方でインテリアの装備は充実し、2列目シートにはリラックスキャプテンシートを採用。大型ハイグレードコンソールボックスを備えています。また、アルミホイールはやや小径の17インチとされていますが、タイヤの厚みが増したことで乗り心地を向上させていることが伺えます。
価格は2WDが453万9,000円、4WDが479万3,000円で、「S」の7人乗りモデルに比べて2WDが63万1,000円、4WDが63万円高くなっています。
3代目アルファードのグレード:GF【価格:518万5,000円~】
「GF」は、「G」の動力性能を高めたグレードです。
エンジンは高出力な2GR-FKS型となり、それに合わせてフロントディスクブレーキも16インチから17インチへとサイズアップ。インテリアも2列目シートが7人乗り専用のエグゼクティブパワーシートとなっているほか、ステアリングにはヒーター機能を装備。シート表皮は「G」同様に高級な合成皮革を採用しています。
価格は2WDが518万5,000円、4WDが538万3,000円となり、「G」との価格差は2WDが64万6,000円、4WDが59万円アップとなっています。
エンジンは高出力な2GR-FKS型となり、それに合わせてフロントディスクブレーキも16インチから17インチへとサイズアップ。インテリアも2列目シートが7人乗り専用のエグゼクティブパワーシートとなっているほか、ステアリングにはヒーター機能を装備。シート表皮は「G」同様に高級な合成皮革を採用しています。
価格は2WDが518万5,000円、4WDが538万3,000円となり、「G」との価格差は2WDが64万6,000円、4WDが59万円アップとなっています。
3代目アルファードのグレード:Executive Lounge【価格:726万9,000円~】
「Executive Lounge」は、高級ミニバンとなったトヨタ 3代目アルファードの代表とも言える上級グレードで、価格は下位グレードよりも200万円以上もアップしています。
大きく異なる点はインテリアで、「エグゼクティブラウンジ」の名の通り2列目シートはおもてなしを体現した装備が満載されています。
乗車人数を7人乗りとすることで、左右独立した2列目シートとなり、そこには伸縮機能付きパワーオットマンや、座った人を包み込むようなカップホルダー付きの大型アームレストに、背もたれなどの蒸れを防止するベンチレーション機能の付いた快適温熱シート、携帯・スマホホルダー、さらにはビジネスパーソンに欠かせないファイルフォルダーなどの機能が集約された「エグゼクティブラウンジシート」が奢られています。
リヤシートには調光可能なLED読書灯も用意され、抜かりはありません。
大きく異なる点はインテリアで、「エグゼクティブラウンジ」の名の通り2列目シートはおもてなしを体現した装備が満載されています。
乗車人数を7人乗りとすることで、左右独立した2列目シートとなり、そこには伸縮機能付きパワーオットマンや、座った人を包み込むようなカップホルダー付きの大型アームレストに、背もたれなどの蒸れを防止するベンチレーション機能の付いた快適温熱シート、携帯・スマホホルダー、さらにはビジネスパーソンに欠かせないファイルフォルダーなどの機能が集約された「エグゼクティブラウンジシート」が奢られています。
リヤシートには調光可能なLED読書灯も用意され、抜かりはありません。
また、シート素材にはより高級で肌触りの良いプレミアムナッパ本革が使われ、室内の高級感が高められています。
エンジンはGシリーズと同様の2GR-FKS型を搭載し、動力性能にも抜かりはなく、まさにエグゼクティブのための動くラウンジと言えるでしょう。
価格は3代目アルファードのなかでもトップクラスに高価となり、2WDが726万9,000円、4WDも746万6,000円と、「GF」に対して2WDで208万4,000円、4WDで208万3,000円も高くなっています。
エンジンはGシリーズと同様の2GR-FKS型を搭載し、動力性能にも抜かりはなく、まさにエグゼクティブのための動くラウンジと言えるでしょう。
価格は3代目アルファードのなかでもトップクラスに高価となり、2WDが726万9,000円、4WDも746万6,000円と、「GF」に対して2WDで208万4,000円、4WDで208万3,000円も高くなっています。
3代目アルファードのグレード:Executive Lounge S【価格:742万1,000円~】
トヨタ 3代目アルファードの最上級グレードにあたるモデルが「Executive Lounge S」です。
エンジンスペックや快適装備など、ほとんどの部分が「Executive Lounge」と共通となっていますが、エクステリアではフロントマスクやボディーのサイド、リヤバンパーに専用エアロパーツを装着し、「Executive Lounge」よりも迫力のある外観となっています。
3代目アルファードの頂点となるグレードであるため価格は全グレード中最高額となり、2WDが742万1,000円、4WDが761万9,000円に達し、「Executive Lounge」との価格差は2WDが15万2,000円、4WDが15万3,000円。
最廉価グレードの「X」と比べると、2WDは309万1,000円、4WDは384万5,000円と、何と「X」1台分以上の価格差があります。
エンジンスペックや快適装備など、ほとんどの部分が「Executive Lounge」と共通となっていますが、エクステリアではフロントマスクやボディーのサイド、リヤバンパーに専用エアロパーツを装着し、「Executive Lounge」よりも迫力のある外観となっています。
3代目アルファードの頂点となるグレードであるため価格は全グレード中最高額となり、2WDが742万1,000円、4WDが761万9,000円に達し、「Executive Lounge」との価格差は2WDが15万2,000円、4WDが15万3,000円。
最廉価グレードの「X」と比べると、2WDは309万1,000円、4WDは384万5,000円と、何と「X」1台分以上の価格差があります。
3代目アルファードのグレード:S"TYPE GOLD"【価格:424万円~】
トヨタ 3代目アルファードの特別仕様車としてラインナップされているグレードが「S"TYPE GOLD"」です。
スタンダードグレードの「S」をベースとしつつ、エクステリアではフロントグリルやボンネットフードモール、フロントバンパーモールなどにスモークメッキが施され、「S」よりもシックで上質なエクステリアを演出。さらに、フロントグリルには「GOLDEN EYES」を象徴するゴールドの専用エンブレムが奢られています。
スタンダードグレードの「S」をベースとしつつ、エクステリアではフロントグリルやボンネットフードモール、フロントバンパーモールなどにスモークメッキが施され、「S」よりもシックで上質なエクステリアを演出。さらに、フロントグリルには「GOLDEN EYES」を象徴するゴールドの専用エンブレムが奢られています。
ヘッドランプはデザイン性と夜間視認性に優れた3眼LEDタイプを採用。アルミホイールは光輝度塗装が施された18インチの大径アルミホイールとなっています。
「S」をベースとしているため乗車人数は7人乗りに。一方でインテリアではシートなどにウルトラスエードと合成皮革を組み合わせた専用素材を採用。ステアリングやコンソールボックスもメタルウッド加飾され、特別仕様車にふさわしい高級感を演出しています。
価格は2WDが424万円、4WDが449万5,000円となり、「S」の7人乗りと比べて2WDと4WDそれぞれ33万2,000円アップとなっています。
「S」をベースとしているため乗車人数は7人乗りに。一方でインテリアではシートなどにウルトラスエードと合成皮革を組み合わせた専用素材を採用。ステアリングやコンソールボックスもメタルウッド加飾され、特別仕様車にふさわしい高級感を演出しています。
価格は2WDが424万円、4WDが449万5,000円となり、「S」の7人乗りと比べて2WDと4WDそれぞれ33万2,000円アップとなっています。
3代目アルファードは、最廉価グレードと最上級グレードでアルファード1台分の価格差が生じるほど装備に違いがあるクルマとなっています。なかでも「Executive Lounge」シリーズは快適性を極限まで高め、走るラウンジと呼ぶにふさわしい仕上がりとなっています。
トップグレードの「Executive Lounge」と「Executive Lounge S」の差はエクステリアの違いのみであり、おいそれと購入できる価格ではありませんが、「Executive Lounge S」であれば、最上級の満足感を得られるかもしれません。
※ 2020年10月現在
トップグレードの「Executive Lounge」と「Executive Lounge S」の差はエクステリアの違いのみであり、おいそれと購入できる価格ではありませんが、「Executive Lounge S」であれば、最上級の満足感を得られるかもしれません。
※ 2020年10月現在