【プロ解説】マツダ CX-30のグレードによる違いを徹底解説!!

2019年9月より予約が始まったマツダCX-30。その少し前に登場したマツダ3のSUV版でもあり、マツダ3に続く新世代商品の第2弾となります。ここでは、そのグレード編成を解説します。

文・鈴木 ケンイチ

Chapter
3つのエンジンと4つのグレードの組み合わせ
従来のガソリン・エンジンを搭載する「20S」
燃費性能とトルクに優れたディーゼル・エンジンの「XD」
革新の新型エンジンを搭載する「X」
スカイアクティブXの実力とは?マツダCX-30の真の性能を動画でお届け!

3つのエンジンと4つのグレードの組み合わせ

CX-30のグレード編成は、3つのエンジン・バリエーションと4種の装備違いの掛け合わせとなります。エンジンは、従来からあるスカイアクティブG 2.0エンジンを搭載する「20S」、ディーゼルのスカイアクティブD 1.8を搭載する「XD」、そして最新のスカイアクティブ Xを搭載する「X」の3つ。

装備は、「PROACTIVE」「PROACTIVE Touring Selection」、そして最上級の「L Package」というもの。「20S」だけ、3つの装備違いにプラスして、素のグレードがあるため、4グレード編成となります。

従来のガソリン・エンジンを搭載する「20S」

2リッターのガソリン・エンジンであるスカイアクティブ G 2.0を搭載する「20S」。エンジンは最高出力115kW(56馬力)/6000rpmで、最大トルクは199Nm/4000rpm。WLTCモードの燃費性能は最高で16.2㎞/Lとなります。

装備違いによるグレードは、素の「20S」「20S PROACTIVE」「20S PROACTIVE Touring Selection」、「20S L Package」の4モデル。

素の「20S」は、シグネチャーLEDランプ、デイタイム・ランニングライトやフロントグリルのグロスブラックエクステリア、パワーリフトゲートがないなど、最も質素な内容となります。

「20S PROACTIVE」は、素のグレードに対して、グネチャーLEDランプ、デイタイム・ランニングライトやフロントグリルのグロスブラックエクステリア、パワーリフトゲートといった装備を追加したもの。

「20S PROACTIVE Touring Selection」は、さらにクルージング&トラフィック・サポート機能、スーパーUVカットガラス、シートヒーター付きパワーシートなどの装備が追加されています。

最上級の「20S L Package」は、内装色がリッチブラウンでシートはパーフォレーションレザーとなり、プラチナサテンの加飾が追加されるなど、上質さが磨かれたものとなります。先進運転支援システムは一部を除き、ほとんどの機能が全車標準装備となっています。

燃費性能とトルクに優れたディーゼル・エンジンの「XD」

1.8リッターのディーゼル・エンジンであるスカイアクティブD 1.8を搭載する「XD」。エンジンは最高出力85kW(116馬力)/4000rpmで、最大トルクは270Nm/1600~2600rpm。WLTCモードの燃費性能は最高で19.2㎞/lとなります。

装備違いによるグレードは、「XD PROACTIVE」「XD PROACTIVE Touring Selection」、「XD L Package」の3つ。「XD PROACTIVE」に対して、「XD PROACTIVE Touring Selection」は、クルージング&トラフィック・サポート機能、スーパーUVカットガラス、シートヒーター付きパワーシートなどの装備を追加。

「XD L Package」は内装色がリッチブラウンになっており、シートはパーフォレーションレザー、プラチナサテンの加飾が追加されます。先進運転支援システムは一部を除き、ほとんどの機能が全車標準装備となっています。

 

駆動システムは、全グレードでFFと4WDを選択可能。ただし、トランスミッションは6速ATのみとなります。

革新の新型エンジンを搭載する「X」

新開発されたスカイアクティブ-Xを搭載するのが「X」グレードです。エンジンは最高出力132kW(180馬力)/6000rpmで、最大トルクは224Nm/3000rpm。WLTCモードの燃費性能は最高で17.0㎞/lとなります。

装備違いによるグレードは、「X PROACTIVE」「X PROACTIVE Touring Selection」、「X L Package」の3モデル。各グレードの差は、「20S」「XD」と同様の内容で、「X PROACTIVE」に対して、「X PROACTIVE Touring Selection」は、クルージング&トラフィック・サポート機能、スーパーUVカットガラス、シートヒーター付きパワーシートなどの装備を追加。

「X L Package」は内装色がリッチブラウンになっており、シートはパーフォレーションレザー、プラチナサテンの加飾が追加されます。先進運転支援システムは一部を除き、ほとんどの機能が全車標準装備となっています。

なお、すべてのグレードでFFと4WD、6速MTと6速ATを選ぶことができます。

CX-30のグレードは、3種類のエンジンと装備の組み合わせとなります。しかし、その装備の違いは、意外と小さなもの。先進運転支援システムは、そのほとんどが全車に標準装備となっています。大きな違いは、シートなどインテリアの雰囲気の部分となります。

スカイアクティブXの実力とは?マツダCX-30の真の性能を動画でお届け!

鈴木 ケンイチ

モータージャーナリスト。新車紹介から人物取材、メカニカルなレポートまで幅広く対応。最近は新技術や環境関係に注目。年間3~4回の海外モーターショー取材を実施。レース経験あり。毎月1回のSA/PAの食べ歩き取材を10年ほど継続中。日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 自動車技術会会員 環境社会検定試験(ECO検定)

鈴木 ケンイチ