スズキ スペーシアの欠点(デメリット)は?

スペーシア

※この記事には広告が含まれます

スズキのスペーシアは、軽自動車の中でもハイトワゴンとして高い人気を獲得しています。軽自動車でありながら、圧迫感のない広々とした室内空間と高い積載能力などがスペーシアの魅力です。しかし、当然メリットもあれば、デメリットもあります。今回はスズキ スペーシアの欠点を、分かりやすく解説していきます。

文・PBKK
Chapter
ボディデザインの個性が薄い
インテリアが安っぽい印象
速度を出すと走行がふらつく恐れがある
荷物を最大限積むには座席を倒す必要がある

ボディデザインの個性が薄い

スペーシアの欠点として、まずはボディデザインの個性の薄さが挙げられます。スペーシアのボディデザインは、スーツケースをイメージされた丸四角に近い穏やかなデザインが特徴で、ファミリーをはじめとする幅広い世代に親しまれるようになっています。

しかし一方で、特別華やかな装飾も施されておらず、無難な印象にまとまっているという声もあります。「スタイリッシュで存在感のあるクルマを持ちたい」などのニーズがある方にとっては、物足りなさを感じてしまうかもしれません。

ただしスペーシアの派生モデルの、スペーシアカスタムやスペーシアギアは、スペーシアとは異なるスマートな雰囲気になっており、個性もある程度出ています。スペーシアのボディデザインに物足りなさを感じる方は、他の派生モデルがおすすめです。

インテリアが安っぽい印象

スペーシアのインテリアは、初代に比べ、スタイリッシュでシンプル且つ統一感のあるカラーリングに生まれ変わっています。しかし軽自動車特有の安っぽさが気になるという声もあるようです。

100万円台から購入できる手頃さが魅力の一つとなっていますが、その分コストを削減しているせいか内装はプラスチックの質感が目立ちます。初代から2代目にグレードアップするにあたり、インパネの野暮ったさがなくなるなどの進化はしていますが、それでも全体的に見てみると安っぽさは残ります。

スペーシアの馴染みのある飽きの来ないインテリアデザインは多くの満足評価を得ていますが、もう少し個性のあるデザインや高級感ある質感を求めるなど、クルマを選ぶ上でインテリアを重視する方は、室内をしっかりと確認してから購入するのが良いでしょう。

速度を出すと走行がふらつく恐れがある

スペーシアは、ハイトワゴン系の軽自動車なので車体が高い分、高さの低い他の自動車と比べてふらつきが生じる場合があります。ボディーも軽めなので、高速道路でスピードを出す場合などは注意して運転する必要があります。

初代スペーシアは車体が低く設定されていましたが、それが仇になり販売実績が振るいませんでした。そこで2代目は競合車と同じく高めの設定にしましたが、その分スピードを出したときの走行安定性が少々落ちました。

ハイトワゴンを選ぶ際はどのモデルもふらつく可能性があるので、ふらつきが余りにも心配な場合はハイトワゴン系を選ぶのは難しいでしょう。

荷物を最大限積むには座席を倒す必要がある

広々とした室内空間と大量の荷物を積み込める収納力は、スペーシアの魅力の一つです。ただし荷物を最大限積むためには、座席を倒す必要があります。座席を倒さない場合、スペースが確保できないので積載量は大きく落ちてしまいます。

ただし座席は、ワンタッチで簡単に畳めたり、軽々とスライドできるようになっているので、不便は少ないです。様々な状況に対応するシートアレンジを、自分好みに活用していきましょう。
スペーシアは、全体的に見るとコストパフォーマンスのよいハイトワゴンです。ただし、インテリアのプラスチックな質感が目立つ、速度を出すと走行がふらつく可能性があるなどの欠点もあるので、メリットとデメリットを比較しながら購入を検討しましょう。
【お得情報あり】CarMe & CARPRIMEのLINEに登録する

商品詳細