車中泊は「布団」と「寝袋」を比較するとどっちがおすすめ?
更新日:2024.09.09
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近年ではシートを倒して広々とスペースを取ることができる車が増えており、アウトドアで車中泊する方が増えています。車中泊の準備をするときに悩むのが、「寝具は布団がよいか、それとも寝袋がよいか」という点です。今回は車中泊初心者向けに、布団と寝袋どちらが車中泊におすすめなのかご紹介していきます。
文・PBKK
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寝心地重視などの面では布団に軍配が上がりそうだが
布団は日本伝統の寝具で、何と言っても毎日布団で寝ている方にとっては慣れているというのは非常に大きな利点です。車中泊でも布団を敷いて寝られれば、寝袋のように使い慣れていない寝具で寝るよりもスムーズに快眠できそうです。しかし、車中泊の環境は自宅とは違います。
まず布団は何と言ってもかさばります。かさばるというのはアウトドアでは大きなデメリットで、車の収納スペースを取られてしまい他の物を持って行きにくくなります。また基本的に重量もあるので、取り回しもしにくいです。また問題になるのが冬です。
春や夏、秋ならばあまり気にしなくてよいのですが、冬は外気が一気に冷えます。そして車内もエンジンを切ると外気の影響をもろに受けるので、一気に寒くなります。しかも毛布では隙間ができるため、たとえ耐寒性が高くても車中泊では役に立たない可能性があります。
総合的に考えると、住居で寝るのを前提にした布団は車中泊には適した設計ではありません。
まず布団は何と言ってもかさばります。かさばるというのはアウトドアでは大きなデメリットで、車の収納スペースを取られてしまい他の物を持って行きにくくなります。また基本的に重量もあるので、取り回しもしにくいです。また問題になるのが冬です。
春や夏、秋ならばあまり気にしなくてよいのですが、冬は外気が一気に冷えます。そして車内もエンジンを切ると外気の影響をもろに受けるので、一気に寒くなります。しかも毛布では隙間ができるため、たとえ耐寒性が高くても車中泊では役に立たない可能性があります。
総合的に考えると、住居で寝るのを前提にした布団は車中泊には適した設計ではありません。
取り回しなどの面から考えるとやはり寝袋の方がおすすめ
車中泊を本格的に考えるのならば、やはりアウトドア用の寝具である寝袋の方がおすすめです。布団より身動きは取りにくいですが密着性は高めで、確実に体を温められるのがメリットです。
また取り回しの面から考えると、アウトドア用に設計してあり、畳んで収納スペースを確保できる寝袋の方が、圧倒的に布団より上です。防災の面からも、寝袋を持っておくと万が一のとき車中泊をしなければいけないとき役立ちます。
寝袋には、マミー型と封筒型の2種類があります。基本的にマミー型は密着性がとても高く、耐寒性により優れた構造になっています。かなりの極寒地に行く場合などは、マミー型が役立ちます。ただし値段は高めになります。
対して封筒型は密着性が少し低い分、布団に近い構造になっており、アウトドア初心者でも寝やすくなっています。そして値段はマミー型より安めです。その代わり耐寒性はマミー型より低くなっているので、冬など寒い時期によくアウトドアしたり、極寒地に行く場合はマミー型、それ以外の場合は封筒型がおすすめです。
また取り回しの面から考えると、アウトドア用に設計してあり、畳んで収納スペースを確保できる寝袋の方が、圧倒的に布団より上です。防災の面からも、寝袋を持っておくと万が一のとき車中泊をしなければいけないとき役立ちます。
寝袋には、マミー型と封筒型の2種類があります。基本的にマミー型は密着性がとても高く、耐寒性により優れた構造になっています。かなりの極寒地に行く場合などは、マミー型が役立ちます。ただし値段は高めになります。
対して封筒型は密着性が少し低い分、布団に近い構造になっており、アウトドア初心者でも寝やすくなっています。そして値段はマミー型より安めです。その代わり耐寒性はマミー型より低くなっているので、冬など寒い時期によくアウトドアしたり、極寒地に行く場合はマミー型、それ以外の場合は封筒型がおすすめです。
車中泊で寝袋を使う場合は、前準備も重要です。シートの上にそのまま寝袋を置いて寝るとごつごつして寝にくい場合もあるため、マットなどを置いて寝やすい環境を作りましょう。