トヨタが3億円のクルマを販売!?ル・マンカーを彷彿とさせるGRスーパースポーツとは?

GRスーパースポーツ

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2018年1月に開催された東京オートサロンにて、トヨタがコンセプトモデル「GRスーパースポーツ」を発表し、市販化に向け着々と開発が進められています。

ベールに包まれてきたGRスーパースポーツですが、富士スピードウェイでの走行テストの目撃情報やトヨタの優良顧客への販売案内も始まっていることから、デビューが近づいているようです。

※ 2019年12月時点
Chapter
GRスーパースポーツとは?
WEC ハイパーカー規定とは?
GRスーパースポーツのスペック

GRスーパースポーツとは?

GRスーパースポーツとは、トヨタがル・マン24時間レースに参戦しているレーシングマシン「TS050 HYBRID」とほぼ同じパーツで構成され、公道を走れるレーシングマシンがコンセプトになっています。

フルカーボンのボディーにプッシュロッド式のサスペンション、V6ツインターボエンジンやトヨタハイブリッドシステム・レーシング(THS-R)を搭載し、事実上のロードゴーイングレーシングマシンとなっています。

また、トヨタは2020-2021年シーズンのWEC参戦を表明しており、現行の「TS050」をベースにしたモデルを制作しています。このシーズンより「LMP規定」から「ハイパーカー規定」へと変わり自由度の高い規定に変わるため、様々なハイパーカーの接戦が見られることに期待が持てます。

WEC ハイパーカー規定とは?

新規定の参戦車両は、市販されるロードカーをベースにしたレーシングカーと、ハイパーカースタイルで制作されたレーシングプロトタイプカーの2つが認められています。

市販されるロードカーとは、「ベースとなるモデルを2年以内に20台以上製造」の条件があるため「GRスーパースポーツ」も20台以上の販売は確定しているようです。

レギュレーションに関しては、最低重量が1,100㎏でハイブリッドとノンハイブリッドの両方が認められています。最高出力の上限は750馬力、ハイブリット車のモーター最高出力は最大270馬力、モーター駆動は前輪のみとなっています。

GRスーパースポーツのスペック

2022年度中のデビューが予想されている「GRスーパースポーツ」ですが、ほぼ確定とされているスペック情報は以下の通りです。

全長×全幅×全高
4,650×1,900×1,050mm

ホイールベース
1,740mm

パワーユニット
V型6気筒2.4Lツインターボエンジン+トヨタハイブリッドシステムレーシング(THS-R)

最高出力
735KW/1,000PS(エンジン+モーター)

排気量
2,400cc

ホイールサイズ
18×13J

タイヤサイズ
330/710R18
東京オートサロンでは3億円という破格の価格も話題になった「GRスーパースポーツ」。公道を走れるレーシングマシンというコンセプトは、クルマの走りを体感したいファンには、決して高くは感じないかもしれません。

発売予定は3年ほど先となっていますが、すでに初期ロットの割り当てが埋まっており、案内が届いた優良顧客の中から抽選により決められるようです。

販売価格は2億~3億円とも予想されていますが、それでも手に入れたい人が多く世界中からオーダーが入っているようです。

「走り」に特化したロマン溢れるGRスーパースポーツ、日本の道路でも見かけることができるでしょうか。日本のお金持ちに、期待です。
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