お値段、約3000万円?時速250キロ以上で繰り広げられる、ランボルギーニ・スーパートロフェオ・アジアを見た!

ランボルギーニ・スーパートロフェオ・アジア 栗原淳

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スーパーカーで有名なメーカーの一つ、イタリアのランボルギーニ社が販売している「ウラカン」。ノーマルで時速300km以上の軽く叩き出すパワーと安定したコーナリング、力強いデザインで日本含め世界中で高い人気を誇っています。そのウラカンをベースにランボルギーニ社のモータースポーツ活動を一手に担う部門「スクアドラ・コルセ(Squadra Corse)」が販売している「ウラカン・スーパートロフェオEVO」のワンメイクレースが今回紹介する「ランボルギーニ・スーパートロフェオ」です。北米・欧州そしてアジア(オセアニア)の3地域で開催され、プロからアマチュアレーサーが時速250km以上の激しいレースを繰り広げています。7月最初の土日、静岡県富士スピードウェイにて、普段はビックレースのサポートとして行われる様々なワンメイクレース等が集結して2日間に渡って行われる「ザ・ワンメイクレース祭り 2019 富士」の1レースとして「ランボルギーニ・スーパートロフェオ・アジア」シーズン第5戦、6戦が開催されました。

文/写真・栗原 淳
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「ウラカン・スーパートロフェオEVO」ってどんなレーシングカー
プロからサンデーレーサーまで一斉にレース!
ホスピタリティではグッズ販売やランチ提供と至り尽くせリ

「ウラカン・スーパートロフェオEVO」ってどんなレーシングカー


現在ランボルギーニで販売されている「ウラカン」をベースに、2014年から開催された「ランボルギーニ・ブランパン・スーパートロフェオ」向けに開発されたワンメイクレーシングカー「LP620-2 スーパートロフェオ」をより空力面を中心に改良を施したマシン。旧モデルオーナー向けにアップグレードキットも販売されています。ちなみに車両販売価格は約3200万円(市販モデルのウラカンEVOが3223万円から)。


搭載されているエンジンは、ウラカンに搭載されている5.2L V10エンジンをベースしたユニットで620馬力を発生します。市販モデルと大きく違うのは、駆動方式が4WDではなく後輪のみのMR(ミッドシップ)方式に変更されています(市販仕様でも2WDモデルが現在展開されてる)。

プロからサンデーレーサーまで一斉にレース!


「ランボルギーニ・スーパートロフェオ・アジア」には、ドライバーのランクによって4つのクラス分けがされています。上から「PRO」、「PRO-AM(プロ・アマチュア)」、「AM(アマチュア)」そして「LC(ランボルギーニ・カップ)」。決勝レースは周回数ではなく50分間のタイムレース。1台2名のドライバーが交代して競います。


ただしレース初心者・シニア向けのランボルギーニ・カップは1名での参加も可能で、その場合は一定時間のピットストップが義務付けられています。


耳をつんざく爆音は数多くあるワンメイクレースの中でもひときわ大きいです。ワンメイクレースと侮るなかれ、一度観戦したらやみつきになるかもしれません。

ホスピタリティではグッズ販売やランチ提供と至り尽くせリ


また、関係者パスで入場ができるホスピタリティエリアでは、このシリーズのオフィシャルグッズ、ランボルギーニオフィシャルグッズの販売や本場イタリアンのランチ、ランボルギーニのオーダーメイドサービス「アド・ペルソナム」の見本が展示されていました。

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