ベンツ ゲレンデに似ている車3選
更新日:2024.09.09
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外観の重厚感と内装の高級感から富裕層に絶大な人気を得ている高級オフローダーメルセデス・ベンツ Gクラス。発売から40年経過した現在も基本的なデザインは変わらず無骨さを保ち続けています。「オフローダーはこうであるべきだ」と言わんばかりの雰囲気も感じられます。他メーカーからは、Gクラスのコンセプトに少なからず影響を受けたクルマがいくつか登場しています。
文・栗原淳
文・栗原淳
ゲレンデに似ている車:スズキ ジムニー
昨年フルモデルチェンジをしたばかりのコンパクト・オフローダーであるスズキ ジムニー。フルモデルチェンジしたエクステリアは、まさに「小さなGクラス」です。
2019年1月に行われたカスタムカーショー「東京オートサロン」では、Gクラススタイルなボディキットを装着したジムニーが出展されていたことは記憶に新しいですね。もちろん、見た目だけではなく高い走破性も兼ね備えている1台です。
2019年1月に行われたカスタムカーショー「東京オートサロン」では、Gクラススタイルなボディキットを装着したジムニーが出展されていたことは記憶に新しいですね。もちろん、見た目だけではなく高い走破性も兼ね備えている1台です。
ゲレンデに似ている車:ジープ ラングラー
Gクラスと同じく軍用車をベースに誕生したアメリカのクロスカントリー車です。
オリジナルの軍用車は1940年にアメリカ陸軍の要請によって開発されました。戦後は、ウイリス社が民間向けに「CJシリーズ」を生産、その後様々な買収・傘下入りを経て1987年にクライスラー社のラインナップとしてジープ ラングラーの歴史がスタートしました。現在は「フィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)」の一部門・ブランドとなっています。
現在新車販売されているジープ ラングラーは2018年にフルモデルチェンジを果たした4代目「JL」というモデルになります。Gクラスと比較して500万円台で購入できるので中間層やファミリー層に支持されています。また近年のクルマを取り巻く環境事情に対応するためハイブリッドモデルの開発が進められています。
オリジナルの軍用車は1940年にアメリカ陸軍の要請によって開発されました。戦後は、ウイリス社が民間向けに「CJシリーズ」を生産、その後様々な買収・傘下入りを経て1987年にクライスラー社のラインナップとしてジープ ラングラーの歴史がスタートしました。現在は「フィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)」の一部門・ブランドとなっています。
現在新車販売されているジープ ラングラーは2018年にフルモデルチェンジを果たした4代目「JL」というモデルになります。Gクラスと比較して500万円台で購入できるので中間層やファミリー層に支持されています。また近年のクルマを取り巻く環境事情に対応するためハイブリッドモデルの開発が進められています。
ゲレンデに似ている車:ランドローバー ディフェンダー
イギリス・ランドローバー社が製造していたオフローダーです。
ランドローバーの前身であるローバー・モーター社が1948年に発売した「ランドローバー・シリーズ」が始まりで「ランドローバー・シリーズⅢ」のマイナーチェンジで初代ディフェンダー(当時はディフェンダーという名称ではなく「90」「110」というホイールベースをインチ表記した数字で呼ばれていた)が登場します。
ショートホイールベースの「ディフェンダー 90」はGクラスに負けず劣らずの無骨さがよく似ています。インテリアやメカニズムは、非舗装路・悪路を走行することを第一に考えている作りになっているのでGクラスと比較するとプレミアム感というのはありません。
頑なにコンセプトを守り続ける姿勢は素晴らしいものです。故にディフェンダーの購入する人はファッショナブルに乗るのではなく、ガンガン悪路や山岳路を走る本気の冒険好きが多いです。
2016年に最新の衝突安全基準や排ガス規制に対応することが困難という理由で生産終了しました。その裏では、新型ディフェンダーの開発は水面下で進んでおり、2018年末にプロトタイプの写真を公開。2019〜20年に発表予定となっています。
ランドローバーの前身であるローバー・モーター社が1948年に発売した「ランドローバー・シリーズ」が始まりで「ランドローバー・シリーズⅢ」のマイナーチェンジで初代ディフェンダー(当時はディフェンダーという名称ではなく「90」「110」というホイールベースをインチ表記した数字で呼ばれていた)が登場します。
ショートホイールベースの「ディフェンダー 90」はGクラスに負けず劣らずの無骨さがよく似ています。インテリアやメカニズムは、非舗装路・悪路を走行することを第一に考えている作りになっているのでGクラスと比較するとプレミアム感というのはありません。
頑なにコンセプトを守り続ける姿勢は素晴らしいものです。故にディフェンダーの購入する人はファッショナブルに乗るのではなく、ガンガン悪路や山岳路を走る本気の冒険好きが多いです。
2016年に最新の衝突安全基準や排ガス規制に対応することが困難という理由で生産終了しました。その裏では、新型ディフェンダーの開発は水面下で進んでおり、2018年末にプロトタイプの写真を公開。2019〜20年に発表予定となっています。
栗原 淳|くりはら じゅん
大学在学中に自動車ライターデビュー。ライター開始当時からモータースポーツのレポート、レーシングゲームやミニカーといった趣味性が強い情報を中心に執筆。最近では「グランツーリスモ」をはじめとしたeSports関係の記事をメインに執筆する傍らで自身もeSports大会に出場したり、イベント企画なども行っている。クルマ以外にもPC・スマホといったガジェット系の記事も手掛けることもある。愛車は初代スバル・インプレッサ WRX TypeR STiバージョン5。