バイクで巡る世界遺産スポット ベスト5
更新日:2025.09.30
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バイクで世界遺産を巡る旅は、自由度と冒険心にあふれています。風を感じながら名所を訪ねる体験は、車や公共交通では味わえない格別なものです。
この記事では 「市販されているオートバイで巡る世界遺産スポットベスト5」 をご紹介します。
この記事では 「市販されているオートバイで巡る世界遺産スポットベスト5」 をご紹介します。
- Chapter
- 市販バイクで行ける世界遺産ツーリングスポットBEST5
- 富士山|絶景スカイラインが楽しめる世界遺産ツーリング
- 白川郷|合掌造り×紅葉ワインディングを堪能
- 日光の社寺|いろは坂と東照宮を巡る歴史ロマン旅
- 知床半島|知床峠を走り抜ける大自然ロード
- グランドキャニオン|ルート66で目指す世界最大級の絶景
- 世界遺産巡りに最適な市販オートバイ5選
- 1. ホンダ ゴールドウイング Tour DCT|超快適ラグジュアリーツアラー
- 2. BMW R 1300 GS|オンもオフも走破する最新の冒険王
- 3. カワサキ Ninja 1000SX|快適性とスポーツ性を両立したツアラー
- 4. スズキ Vストローム650XT|コスパ最強ミドルアドベンチャー
- 5. ホンダ レブル1100T DCT|DCTで楽々クルーズ
- 主要ツアラーモデル5台を徹底比較
- 世界遺産をバイクで巡る5つのメリット
- 世界遺産ツーリング前に押さえたい注意点
- 世界遺産ツーリング必携装備チェックリスト
- 世界遺産を効率良く回るおすすめルート3選
- まとめ|世界遺産ツーリングで一生モノの思い出を
市販バイクで行ける世界遺産ツーリングスポットBEST5
富士山|絶景スカイラインが楽しめる世界遺産ツーリング
言わずと知れた日本の象徴「富士山」は、2013年に世界文化遺産に登録されました。バイクなら富士山スカイラインや富士スバルラインを使って5合目まで登ることが可能です。
富士山スカイラインの登山区間終点は標高2,380mに達し、日本でバイクが到達できる舗装路の最高地点とも言われます。夏の登山シーズン(7月〜9月中旬)はマイカー規制、冬季(11月〜翌4月)は閉鎖となるため事前確認が必要です。
富士山スカイラインの登山区間終点は標高2,380mに達し、日本でバイクが到達できる舗装路の最高地点とも言われます。夏の登山シーズン(7月〜9月中旬)はマイカー規制、冬季(11月〜翌4月)は閉鎖となるため事前確認が必要です。
白川郷|合掌造り×紅葉ワインディングを堪能
合掌造りの民家群で知られる岐阜県の白川郷は、1995年に世界文化遺産に登録されました。バイクで訪れるなら、高原道路やワインディングが続く国道156号(飛騨合掌ライン)が爽快です。
特に秋の紅葉シーズンのルートは格別で、紅葉に彩られた山々と合掌造り集落のコントラストは圧巻でしょう。
特に秋の紅葉シーズンのルートは格別で、紅葉に彩られた山々と合掌造り集落のコントラストは圧巻でしょう。
日光の社寺|いろは坂と東照宮を巡る歴史ロマン旅
徳川家康を祀る日光東照宮をはじめとする「日光の社寺」は、1999年に世界文化遺産に登録されました。
特に有名なのが「いろは坂」で、48ものカーブを持つ一方通行の登坂路はライダーに人気のワインディングです。途中にある明智平展望台では、中禅寺湖や華厳滝を一望できる絶景が待っています。
特に有名なのが「いろは坂」で、48ものカーブを持つ一方通行の登坂路はライダーに人気のワインディングです。途中にある明智平展望台では、中禅寺湖や華厳滝を一望できる絶景が待っています。
知床半島|知床峠を走り抜ける大自然ロード
北海道東部にある知床半島は、2005年に世界自然遺産に登録された大自然の宝庫です。半島を横断する知床横断道路(国道334号)は、冒険ムード満点のルート。
最高地点の知床峠(標高738m)からは、天候が良ければ雄大な羅臼岳や遠くの国後島まで望めます。11月初旬〜4月下旬は雪のため全線通行止めになります。
最高地点の知床峠(標高738m)からは、天候が良ければ雄大な羅臼岳や遠くの国後島まで望めます。11月初旬〜4月下旬は雪のため全線通行止めになります。
グランドキャニオン|ルート66で目指す世界最大級の絶景
海外で挑戦したい方には、アメリカ合衆国のグランドキャニオンをおすすめします。1979年に世界遺産に登録された大峡谷の景観はまさに圧倒的で、多くのライダーの憧れとなっています。
バイクで訪れる場合、ルート66の一部を走りながら向かうコースが人気です。公園内のサウスリム(南壁)周辺にはビューポイントが点在し、バイクでもアクセス可能です。標高が2,000mを超える高地ですが、夏の日中は日差しが非常に強く、気温も30℃を超えることが多いため、熱中症や脱水症状に十分な注意が必要です。
ただし、朝晩は大きく冷え込むため防寒着も用意しましょう。
バイクで訪れる場合、ルート66の一部を走りながら向かうコースが人気です。公園内のサウスリム(南壁)周辺にはビューポイントが点在し、バイクでもアクセス可能です。標高が2,000mを超える高地ですが、夏の日中は日差しが非常に強く、気温も30℃を超えることが多いため、熱中症や脱水症状に十分な注意が必要です。
ただし、朝晩は大きく冷え込むため防寒着も用意しましょう。
世界遺産巡りに最適な市販オートバイ5選
続いて、長距離ツーリングや世界遺産巡りに適した市販オートバイ5台を選びました。それぞれ快適性・走行性能・積載性に優れ、旅のお供に頼れるモデルばかりです。特徴とおすすめポイントを解説します。
1. ホンダ ゴールドウイング Tour DCT|超快適ラグジュアリーツアラー
長距離ツアラーの王様とも言えるゴールドウイングは、1800cc水平対向6気筒エンジンを搭載したホンダのフラッグシップです。
ライダーと同乗者が極上の快適さを味わえる装備が満載で、電子制御サスペンションやエアバッグまで備える唯一無二の存在です。大型フェアリングによる防風性能は抜群で、燃費はWMTCモード値で20.0km/Lと、大排気量ながら良好です。純正の大型トランクで積載性もトップクラス。
価格は新車で約346万円からと高価ですが、“走る高級リビング”と称される快適性は他の追随を許しません。
ライダーと同乗者が極上の快適さを味わえる装備が満載で、電子制御サスペンションやエアバッグまで備える唯一無二の存在です。大型フェアリングによる防風性能は抜群で、燃費はWMTCモード値で20.0km/Lと、大排気量ながら良好です。純正の大型トランクで積載性もトップクラス。
価格は新車で約346万円からと高価ですが、“走る高級リビング”と称される快適性は他の追随を許しません。
2. BMW R 1300 GS|オンもオフも走破する最新の冒険王
世界中のツアラーに愛されるGSシリーズの最新世代がR 1300 GSです。
2023年に旧型のR1250GSからフルモデルチェンジし、1300ccに拡大された新型水平対向2気筒エンジンはさらにパワフルになりました。車体も大幅に軽量化され、電動スクリーンや最新の電子制御サスペンションを搭載するなど、あらゆる面で進化を遂げています。大容量タンクを備え、長大な航続距離を誇ります。
新車価格は約286万円からと高価ですが、“どこへでも行ける”という究極の冒険性能は価格以上の価値があります。
2023年に旧型のR1250GSからフルモデルチェンジし、1300ccに拡大された新型水平対向2気筒エンジンはさらにパワフルになりました。車体も大幅に軽量化され、電動スクリーンや最新の電子制御サスペンションを搭載するなど、あらゆる面で進化を遂げています。大容量タンクを備え、長大な航続距離を誇ります。
新車価格は約286万円からと高価ですが、“どこへでも行ける”という究極の冒険性能は価格以上の価値があります。
3. カワサキ Ninja 1000SX|快適性とスポーツ性を両立したツアラー
スポーツツアラーのカテゴリーで絶大な人気を誇るのがNinja 1000SXです。
1043cc直列4気筒エンジンは滑らかで力強く、スポーティな走りを楽しめる一方、アップライトな乗車姿勢や優れた防風性能、クルーズコントロールなど、長距離ツーリングを快適にする装備も充実しています。純正のパニアケース(別売)を装着すれば積載性も十分確保できます。
新車価格は約160万円からと、リッタークラスのツアラーとしては非常に高いコストパフォーマンスを誇ります。信頼性の高い国産モデルで、走りも快適性も妥協したくないライダーに最適です。
1043cc直列4気筒エンジンは滑らかで力強く、スポーティな走りを楽しめる一方、アップライトな乗車姿勢や優れた防風性能、クルーズコントロールなど、長距離ツーリングを快適にする装備も充実しています。純正のパニアケース(別売)を装着すれば積載性も十分確保できます。
新車価格は約160万円からと、リッタークラスのツアラーとしては非常に高いコストパフォーマンスを誇ります。信頼性の高い国産モデルで、走りも快適性も妥協したくないライダーに最適です。
4. スズキ Vストローム650XT|コスパ最強ミドルアドベンチャー
初めてのロングツーリングや、中型クラスで気軽に旅を楽しみたい方にはスズキのVストローム650XTがおすすめです。
645ccのV型2気筒エンジンは低中速トルクが厚く、あらゆる道でストレスない走りを実現します。車重は軽めで取り回ししやすく、長時間乗っても疲れにくい設計です。燃費性能も優秀でWMTCモード値は24.2km/Lと経済的。
価格も新車で約108万円からと、大型バイクとしては非常に手頃です。XTモデルはスポークホイールを装備し、多少のダート走行にも対応します。
645ccのV型2気筒エンジンは低中速トルクが厚く、あらゆる道でストレスない走りを実現します。車重は軽めで取り回ししやすく、長時間乗っても疲れにくい設計です。燃費性能も優秀でWMTCモード値は24.2km/Lと経済的。
価格も新車で約108万円からと、大型バイクとしては非常に手頃です。XTモデルはスポークホイールを装備し、多少のダート走行にも対応します。
5. ホンダ レブル1100T DCT|DCTで楽々クルーズ
クルーザースタイルでのんびり景色を楽しみたい方には、ホンダ レブル1100のツアーモデルがおすすめです。
1082cc直列2気筒エンジンは鼓動感あふれるトルクが魅力。Honda独自のDCT(デュアルクラッチトランスミッション)搭載モデルなら、クラッチ操作不要でオートマ感覚の走行が可能です。ツアー仕様の「T」では大型カウルとサドルバッグを標準装備し、防風性・積載性が向上しています。
新車価格はDCT版で約145万円と装備を考えれば手頃です。
1082cc直列2気筒エンジンは鼓動感あふれるトルクが魅力。Honda独自のDCT(デュアルクラッチトランスミッション)搭載モデルなら、クラッチ操作不要でオートマ感覚の走行が可能です。ツアー仕様の「T」では大型カウルとサドルバッグを標準装備し、防風性・積載性が向上しています。
新車価格はDCT版で約145万円と装備を考えれば手頃です。
主要ツアラーモデル5台を徹底比較
| モデル名 | 新車価格(円)目安 | 実用燃費 (km/L)※ | 快適性(防風・乗車姿勢) | 積載性 |
|---|---|---|---|---|
| ホンダ ゴールドウイング Tour DCT | 約3,465,000~ | ~18 (WMTC 20.0) | ★★★★★ 長距離でも疲労少 |
★★★★★ パニア&トップ標準 |
| BMW R 1300 GS | 約2,868,000~ | ~19 (WMTC 21.2) | ★★★★★ 最新電子制御と安定性 |
★★★★★ 大容量タンク+ケース |
| カワサキ Ninja 1000SX | 約1,595,000~ | ~16 (WMTC 17.5) | ★★★★☆ 防風◎・スポーティ |
★★★★☆ パニア追加可 |
| スズキ Vストローム650XT | 約1,078,000~ | ~25 (WMTC 24.2) | ★★★☆☆ 姿勢楽・軽快 |
★★★★☆ トップケース追加可 |
| ホンダ レブル1100T DCT | 約1,452,000~ | ~20 (WMTC 19.7) | ★★★★☆ 足つき◎・楽姿勢 |
★★★★☆ サイドバッグ標準 |
各モデルとも特徴が異なります。
例えば、究極の快適性を求めるならゴールドウイング、高速+オフロード両方の冒険性能ならR 1300 GS、スポーティさも欲しいならNinja 1000SX、経済性重視ならVストローム650、ゆったりクルーズ志向ならレブル1100というように、自身の優先順位に合わせて選ぶとよいでしょう。
世界遺産をバイクで巡る5つのメリット
- 自由度の高さ:好きな時に好きな場所へ
- 移動そのものがアトラクション
- 五感で味わう大自然
- 駐車のしやすさと機動力
- ライダー同士の一体感
世界遺産ツーリング前に押さえたい注意点
- 車両メンテナンス:出発前チェック
長距離ツーリング前はバイクの点検整備を入念に行いましょう。特にタイヤの空気圧・摩耗、オイル量、ブレーキや灯火類、チェーン張りなどのチェックは必須です。 - 天候・気温対策:防寒&雨具
山岳エリアや高地にある世界遺産は天気が変わりやすく、平地との気温差も大きいです。雨具は必携ですし、防寒着や暑さ対策のウェアも用意しましょう。 - 道路規制・通行情報の事前確認
世界遺産周辺の道路は季節や時間帯で規制がある場合があります。富士山のマイカー規制や冬季閉鎖など、事前に公式情報を調べましょう。 - 混雑回避とツーリングマナー
世界遺産は観光客で賑わうため、連休などは渋滞を覚悟しましょう。早朝出発や平日訪問を計画すると混雑を避けられます。また観光地ではエンジン音や駐車マナーにも配慮が必要です。 - 安全運転とこまめな休憩
長距離走行では適度な休憩と水分補給を心がけ、疲れを溜めないようにします。景色に見とれてわき見運転にならないよう注意し、安全な場所に停車してから写真を撮りましょう。
世界遺産ツーリング必携装備チェックリスト
- ライディングギア:安全装備
ヘルメット(フルフェイス推奨)、プロテクター付きジャケット・パンツ、グローブ、ブーツ。季節に応じたウェアやレインウェアも必ず持参します。 - 書類&支払い手段
運転免許証、車検証・自賠責証(必ず原本を携帯)、任意保険証券、ロードサービス会員証(JAFなど)。ETCカードや十分な現金・クレジットカードも携行しましょう。 - マップ&ナビゲーション
スマートフォンのナビアプリや紙の地図。スマホ用防水ホルダーやモバイルバッテリーも用意し、充電ケーブルも忘れずに。 - 工具&メンテナンス用品
車載工具一式、予備の電球やヒューズ、チェーンルブ。パンク修理キットもあると安心です。 - 衛生・安全キット
常備薬や簡易救急セット。日焼け止め、虫よけなども役立ちます。 - 積載アイテム
荷物固定用のネットやストラップを用意。防水のインナーバッグに衣類や電子機器を入れておくと突然の雨でも安心です。 - あると便利な+αアイテム
水筒や行動食(チョコやナッツバーなど)。タオルやウェットティッシュ。季節に応じたグッズ。
世界遺産を効率良く回るおすすめルート3選
- 関東・中部 世界遺産周遊ルート|3泊4日モデル
首都圏を起点に日光・富士山・白川郷という3つの世界遺産を巡るルート。途中の温泉地で疲れを癒すプランがおすすめです。 - 北海道・知床満喫ルート|4〜5日モデル
フェリーで北海道入りし、最北の宗谷岬を経由して世界遺産・知床半島を目指すルート。道東の雄大な自然をたっぷり味わえます。 - アメリカ・グランドキャニオン周遊ルート|6日以上モデル
ラスベガスを拠点にレンタルバイクでグランドキャニオンやモニュメントバレーなど、アメリカ西部の絶景を巡るルート。
まとめ|世界遺産ツーリングで一生モノの思い出を
バイクで巡る世界遺産の旅は、行き先の感動と道中の楽しさがセットになった贅沢な体験です。自分に合った相棒(バイク)を選び、十分な準備と安全対策をして臨めば、きっと忘れられない旅になるでしょう。
この記事を参考に、計画から楽しんで、安全で素晴らしい旅を!
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