ミニバン史上もっとも乗り心地が良い車!? ステップワゴン モデューロXに試乗してみた

家族や友達と快適に移動したい、そんな貴方におすすめの1台が12月20日に販売開始された。ホンダのミニバン、ステップワゴン モデューロXのマイナーチェンジモデルだ。ハイブリッド車も追加され、より魅力を増したこのモデルを今回紹介しよう。

文/写真・栗原祥光

Chapter
ホンダアクセスがステップワゴンをチューニング!より上質で楽しいクルマへ
マイナーチェンジしたステップワゴン モデューロXはどんな車に?
試乗して感じる、しっかりした剛性感
ミニバン史上もっとも乗り心地いい車!?
純正カーナビにも注目!

ホンダアクセスがステップワゴンをチューニング!より上質で楽しいクルマへ

STEP WGN ModuloX(栗原祥光撮影)

街ではヴォクシーやノア、エスクァイアの3姉妹車や日産セレナ、ホンダのステップワゴンといったミニバンの姿を多く目にする。2L、全高1,800mmでありながら、車幅は5ナンバーサイズというミニバンは、メーカーにとって人気の商品だ。購入するのは主にファミリー層。家族でおでかけするには、このような広く大きな実用性のあるクルマがピッタリだ。

しかし主に運転するパパからすると、この手のクルマはちょっと物足りない。特に昔はスポーツカーを乗っていたけれど、家族が出来てミニバンにしなくてはならなくったというような人にとっては、もっと運転が楽しいクルマだったら……という願いが出るだろう。

そこでカーマットやエアロパーツといったホンダの純正カー用品を手がけるホンダアクセスが、ステップワゴンをチューニング。より上質で楽しいクルマへと仕上げた。

ステップワゴンは1996年に誕生。低床レイアウト、戦略的な価格が受けミニバン市場に一大ムーブメントを巻き起こした。その後フルモデルチェンジを重ね2015年に5代目をリリース。

2017年9月に5代目のマイナーチェンジ。安全運転支援システム「Honda SENSING」の機能をさらに充実させたほか、一部モデルに2モーターハイブリッドシステム「SPORT HYBRID(スポーツ ハイブリッド) i-MMD」搭載仕様を設定。燃費とパワーの両立を図った。

マイナーチェンジしたステップワゴン モデューロXはどんな車に?

STEP WGN ModuloX(栗原祥光撮影)

今回、ホンダアクセスが開発した専用のカスタマイズパーツは、主にエアロと足回り、そして内装だ。フロントバンパーは最近のホンダ車らしいデザインで、LEDフォグライトを搭載。さらにシャーシ下面へ流す空気の整流効果のためか、ボルテックスジェネレーターのようなフィンがバンパー下に3個所取り付けられている。

リアに目を向けると大型ウイングの形状が既発売のステップワゴンとは異なる専用品。また下側にはディフューザーのような黒い部品が取り付けられており、いずれも高速走行時におけるダウンフォースに効果を発揮すると思われる。

外観では、細かいところになるが、左側の後端が標準仕様が黒であるのに対し、モデューロXはボディカラーとしている。

STEP WGN ModuloX(栗原祥光撮影)

サスペンションも「モデューロX」用のカスタマイズ品を搭載。しかも今回登場するガソリン車(3,510,000円)、ハイブリッド車(3,996,000円)それぞれ専用品で、ガソリン仕様車は15mmローダウンしているとのことだ。

その他、ホイールも専用品。こちらもガソリン車が17インチ、ハイブリッド車は16インチとサイズが異なる。

STEP WGN ModuloX(栗原祥光撮影)

内装も大幅にグレードアップ。専用のブラックコンビシートをはじめ、ハンドルやセレクトレバー、そして分かりづらいが、ドアの内張りも異なるとのこと。また内装の一部にピアノブラックの加飾が施され、高級感が上がっている。

試乗して感じる、しっかりした剛性感

STEP WGN ModuloX(栗原祥光撮影)

担当者によると「モデューロXは高速走行で違いが出てきますよ」とのこと。しかし今回は担当者の声を無視して、あえて街乗りを中心に試乗することにした。自信のある部分を良くなったと書くのは嫌だ。

まず乗り始めて車体感覚がつかみやすさに驚いた。普段とても小さな2シーターのスポーツカーを運転する筆者にとって、全高1,800mmを超える背の高さ、3列シートという車両は巨大で、毎回苦労する。

しかし、ステップワゴン モデューロXはなぜかボディサイズが他社ミニバンに比べてつかみやすいのだ。フロントの視界の広さも特筆すべきもので、左側面などの死角はとても少ない。さらに各種運転支援技術がドライバーをしっかりサポート。その動作もとてもわかりやすい。

さらに驚くのは、とてもしっかりした剛性を感じること。剛体という言葉がピッタリで、しっかり感が他社ミニバンに比べてはるかに高いように思える。しかし、これらはホンダ側の仕事で、ホンダアクセスの手が入った部分ではない。

ホンダアクセスの手が入っているのはサスペンション。すなわち「乗り心地」であり「ハンドリング」に関わるところだ。この部分についてリポートしよう。

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