金属チェーンと非金属チェーン、それぞれのメリット・デメリットとは?

タイヤチェーン

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国土交通省は、大雪によってチェーンの装着が義務付けられる全国13区間の道路を公表しました。チェーン規制は、大雪特別警報や大雪に関する緊急発表が出された場合にのみ実施されるもので、平時は冬タイヤで走行可能です。さて、そのタイヤチェーンですが、金属製と非金属製がありますが、それぞれどんな特徴があるのでしょうか?

文・CarMe編集部
Chapter
チェーンの種類
金属チェーンのメリット・デメリット
非金属チェーンのメリット・デメリット
JASAAが認める非金属チェーン

チェーンの種類

今回のチェーン規制は、大雪特別警報や大雪に関する緊急発表を出した場合にのみ実施されるものです。実施される箇所は、これまでに大規模な立ち往生などが発生した全国の13区間(国道6区間、高速道路7区間)で、従来なら通行止めになる状況でもタイヤチェーンを装着している車両のみ通行が可能になります。

しかし、いつ発表されるとも知れない特別警報ですから、仕事やレジャーで当該区間を走行する予定のドライバーは、チェーンの備えが必要になります。

そんなタイヤチェーンには、くさりなどの金属素材と、ゴムや樹脂、あるいは布製などの素材を使った非金属素材が販売されています。

金属素材は、はしご状や亀甲状にくさりをつなぎ、走行すると独特の金属音がするのが特長。非金属は、重量が軽く取り付けも簡単なので、最近ではこちらのタイプに注目が集まっています。

金属チェーンのメリット・デメリット

金属チェーンのメリットは、なんといっても値段が安いこと。年に数度あるかないかの積雪のために、わざわざ高価なものを用意したくないという方にとって、手ごろな価格の金属チェーンは人気です。深雪での高いグリップ性能が期待できるのも、金属チェーンのメリットです。

ただし、雪の雪の溶けた路面ではアスファルトと金属チェーンが摩擦を起こしやすく、熱によって切れてしまうという事例も報告されています。

また、金属のため、使用後に乾燥させたり掃除せずに保管しておくと、サビが発生するという金属特有の問題もあります。ジャッキアップなど装着時の煩雑さが目立つものが多く、初心者が正しく装着するためには時間と手間がかかるといったデメリットもあります。

非金属チェーンのメリット・デメリット

非金属タイプのチェーンは、クルマを前後に動かすだけで装着できるジャッキアップ不要のタイプや装着性を高めるためにチェーンが分割しているタイプなど、タイヤへの取り付けが簡単なことが特徴のひとつです。

走行時の騒音や振動も少なく、普段と変わらない感覚で運転が可能。また未使用時にはコンパクトに収納できるのも非金属チェーンのメリットです。その一方で、金属製よりも経年劣化しやすいといわれます。

この非金属チェーンの新しいカタチとして注目されているのが、合成繊維を使った布製のチェーンです。これはタイヤを丸ごとすっぽり覆うもので、凍結路でのグリップ性能も高く、未使用時には折り畳んで収納することができます。

JASAAが認める非金属チェーン

非金属チェーンには、JASAA(一般財団法人日本自動車安全用品協会)認定という製品があります。

これは、優れた自動車交通安全用品の基準の作成や認定試験などを実施しているJASSAが、独自に審査を行い優れた製品のみに与えられるもの。長距離走行やチェーンの使用頻度が高いドライバーが非金属チェーンを選ぶ際の参考にすると良いでしょう。

万がいちに備えて、クルマに常備しておきたいタイヤチェーン。比較的安価で気軽に購入できる金属チェーンか、それとも場所をとらずに着脱も簡単な非金属チェーンにするかは、予算と使用頻度を考えて購入すると良いでしょう。

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