暖房をつけた冬の車内は砂漠状態!! 車内の乾燥対策
更新日:2024.09.09
※この記事には広告が含まれます
冬は、空気が乾燥する季節。そんな季節にクルマの暖房をつけると、車内の空気はさらに乾燥。そのため、冬のドライバーのお肌は、カサカサに乾いています。とはいえ、気温が下がると、ついクルマの暖房をガンガンに効かせてしまうもの。そんな季節の乾燥対策を紹介しましょう。
文・CarMe編集部
文・CarMe編集部
暖房で、室内は砂漠状態に!?
寒い季節、暖房をガンガンに効かせてクルマを運転している人は、少なくありません。クルマに乗り込めば寒さをしのげるわけですから、つい頼ってしまうのも理解できます。
しかし、自宅の部屋でエアコンの暖房を使っていると空気が乾燥するのと同様に、クルマで暖房を使えば、車内の空気が乾燥します。
快適に過ごせる湿度は50%前後と言われていますが、暖房によって車内の湿度はなんと30%以下になることもあるそうです。砂漠の平均湿度20〜25%とさほど変わらないほど、室内はカラカラに乾いた状態になっているのです。
しかし、自宅の部屋でエアコンの暖房を使っていると空気が乾燥するのと同様に、クルマで暖房を使えば、車内の空気が乾燥します。
快適に過ごせる湿度は50%前後と言われていますが、暖房によって車内の湿度はなんと30%以下になることもあるそうです。砂漠の平均湿度20〜25%とさほど変わらないほど、室内はカラカラに乾いた状態になっているのです。
乾燥した車内、なぜいけないか
空気が乾燥する=湿度が低くなるとどうなるか、というのは皆さんおおよそ見当がつくと思います。非常に喉が渇き、不快感を感じますよね。
また、肌の角質層の水分が真っ先に失われていきますので、外部刺激への抵抗力が弱くなり、炎症やひび割れ、かさつきなどの症状が出てきます。また美しい髪には適度の水分が必要。乾燥した車内に長時間いると、髪もパサつき状態も悪くなってしまいます。
男性はもちろん、ことさら女性にとって注意が必要なのが冬場の乾燥した車内なのです。
また、肌の角質層の水分が真っ先に失われていきますので、外部刺激への抵抗力が弱くなり、炎症やひび割れ、かさつきなどの症状が出てきます。また美しい髪には適度の水分が必要。乾燥した車内に長時間いると、髪もパサつき状態も悪くなってしまいます。
男性はもちろん、ことさら女性にとって注意が必要なのが冬場の乾燥した車内なのです。
おすすめの車内乾燥対策
前述のように、車内の乾燥はなんとか避けたいもの。その対策を2つ紹介しましょう。
濡れタオルを置く
アナログかつ古典的な手法ですが、濡れタオルをダッシュボードに置くことで、乾燥を抑えることができます。
ただし、気温によっては凍ってしまう可能性もありますし、そもそも毎回タオルを水で濡らさなければならない、というのは煩雑ですよね。
また、置く場所によってはフロントガラスが曇りやすくなるというデメリットも知っておきましょう。
ただし、気温によっては凍ってしまう可能性もありますし、そもそも毎回タオルを水で濡らさなければならない、というのは煩雑ですよね。
また、置く場所によってはフロントガラスが曇りやすくなるというデメリットも知っておきましょう。
車用加湿器を使う
現実的なのがこの方法でしょう。シガーソケットやUSB電源で運用できるものも多く、コンパクトなものがたくさん販売されています。
クルマ用でなくても、ペットボトルの口に差し込む加湿器など、ドリンクホルダーに置いて使える製品なら、置き場所に困ることもなさそうです。
クルマ用でなくても、ペットボトルの口に差し込む加湿器など、ドリンクホルダーに置いて使える製品なら、置き場所に困ることもなさそうです。
加湿器を使用する際の注意点
加湿器には大きく分けて、水を加熱する「スチーム式」と水を吸う素材を使い気化させる「気化式」、そして超音波で水分を飛散させる「超音波式」の3種類があります。
なかでも少ない電力で稼働できるのが超音波式加湿器で、クルマ用として販売されている多くがこのタイプです。
しかし超音波式と気化式は、スチーム式と違い、水を加熱しないので、長期間機器に水を入れっぱなしにするような環境では、雑菌が繁殖するリスクが大きくなります。
そのため、クルマを降りたら一緒におろし、次に使うときは水を入れ替えて使う必要があります。
また、加湿器全般に言えることは、湿度を上げる必要がない場面で加湿を行うと、ガラスの曇りやカビの原因にもなりかねないということ。上手に温度・湿度管理をおこなって、快適なカーライフを楽しみましょう。
なかでも少ない電力で稼働できるのが超音波式加湿器で、クルマ用として販売されている多くがこのタイプです。
しかし超音波式と気化式は、スチーム式と違い、水を加熱しないので、長期間機器に水を入れっぱなしにするような環境では、雑菌が繁殖するリスクが大きくなります。
そのため、クルマを降りたら一緒におろし、次に使うときは水を入れ替えて使う必要があります。
また、加湿器全般に言えることは、湿度を上げる必要がない場面で加湿を行うと、ガラスの曇りやカビの原因にもなりかねないということ。上手に温度・湿度管理をおこなって、快適なカーライフを楽しみましょう。