7月が最も多い落雷事故!雷が鳴ったら車に避難すれば大丈夫!それって本当?
更新日:2024.09.09
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雷が鳴ったら、車内に避難すれば安全!と、昔から言われており、多くの方も一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか?でも実際には、どうなんでしょう?本当なら、どんな理由で車は雷から私たちを守ってくれるのでしょうか?
油断すると危険!雷の恐ろしさとは
夏になると増える雷は、とても危険な気象現象です。人に直撃すると、亡くなるか重傷を負います。屋外で開催されるスポーツイベントなどでは、雷の発生によってイベントを中断することもしばしば。雷雲が完全に立ち去るまで、再開を見合わせる措置が取られることが多いようです。
ちなみに、日本では年間20名前後が落雷事故によって亡くなっていますが、死亡率がもっとも高い月は7月、次いで6月、8月と7割以上が夏に発生しています。
ちなみに、日本では年間20名前後が落雷事故によって亡くなっていますが、死亡率がもっとも高い月は7月、次いで6月、8月と7割以上が夏に発生しています。
身を守るためとはいえ、やってはいけないこと
落雷事故のほとんどは、屋外で発生しています。特に危険なのは、雨宿りができる大きな木の下です。
雷は、平野部でも海面でも落ちますが、高いものがあると、そちらから地面に落ちることが多くなります。雨宿りをしている大きな木に雷が落ちれば、木の幹や枝から雷の高電流が人へ飛び移る恐れがあるのです。
高い木からは離れて、建物の中など安全な場所に避難することが重要です。
雷は、平野部でも海面でも落ちますが、高いものがあると、そちらから地面に落ちることが多くなります。雨宿りをしている大きな木に雷が落ちれば、木の幹や枝から雷の高電流が人へ飛び移る恐れがあるのです。
高い木からは離れて、建物の中など安全な場所に避難することが重要です。
車の中は安全なの?
「雷が落ちても車の中なら安全」とはよく言われますが、これは本当です。車に限らず、電車や飛行機など金属の箱で覆われている乗り物は安全と言ってよいでしょう。
乗り物は、設計をする段階で雷対策が施されています。電気は一定の法則で流れる方向が決まっており、車や飛行機などの金属でできた箱(ボディ)に電気を流すと、金属を伝って地面に落ちます。
このような原理で車内にいる乗員は、車に雷が直撃したとしても安全なのです。
サンルーフがある車の場合は、窓の部分から電気が入る危険性もあると言われていますが、現実には雷が発生するときにはたいてい雨が降っており、ガラスに付いた水が鉄と同じように電気を通しやすくするため、サンルーフや窓を開けたり、ガラスに近づいたりしなければ乗員に影響を与える危険は低いとされています。
乗り物は、設計をする段階で雷対策が施されています。電気は一定の法則で流れる方向が決まっており、車や飛行機などの金属でできた箱(ボディ)に電気を流すと、金属を伝って地面に落ちます。
このような原理で車内にいる乗員は、車に雷が直撃したとしても安全なのです。
サンルーフがある車の場合は、窓の部分から電気が入る危険性もあると言われていますが、現実には雷が発生するときにはたいてい雨が降っており、ガラスに付いた水が鉄と同じように電気を通しやすくするため、サンルーフや窓を開けたり、ガラスに近づいたりしなければ乗員に影響を与える危険は低いとされています。
車へのダメージは?
乗員は安全として、車そのものに対するダメージは生じるのでしょうか?じつは落雷しても車の電子機器には、ほぼ影響がありません。しかし、ごくまれに落雷によってボディがキズつくことがあるようです。
また雷の電気がタイヤを通って地面に抜けていく際、タイヤが雷の通電による熱でバーストすることもあるそうです。
また雷の電気がタイヤを通って地面に抜けていく際、タイヤが雷の通電による熱でバーストすることもあるそうです。
オープンカーは要注意
車に乗っていれば、雷の被害はほぼ受けません。ただし屋根が金属ではなく、ビニールや幌でトップを覆っているオープンカーでは、車に落ちた雷が乗員に飛び移ることがあるので注意しましょう。
これからの季節、アウトドアなどで遠雷が聞こえたら、なるべく早めに車に乗り込んだほうが安全ですよ!
これからの季節、アウトドアなどで遠雷が聞こえたら、なるべく早めに車に乗り込んだほうが安全ですよ!