エキゾチックカーとはいったい…?エキゾチックカーの魅力に迫る!

アヘッド ランボルギーニ・ミウラ

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「エキゾチック」とは、”異国の情緒”や”異国風”といった意味です。エキゾチックカーを日本語に訳すと、さしずめ”異国情緒溢れる車”となるのでしょうか?そもそもエキゾチックカーとは、どんなクルマで、どんな魅力があるのでしょうか。
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エキゾチックカー=スーパーカー?
エキゾチックカーの魅力とは?

エキゾチックカー=スーパーカー?

エキゾチックカーと聞いて、あなたはどんなクルマを頭に思い浮かべますか? ”エキゾチック”という言葉には、なんとなく中東の香りが漂いますが、中東には自動車メーカーは存在しません。

では、どんなクルマがエキゾチックカーと呼ばれるのかといえば、1970年代ごろのランボルギーニや、デ・トマソ、ロータス(エスプリ)、アストンマーティン(ラゴンダ)など、当時、前衛的なデザインをまとったクルマのことでした。それが発展して、現代ではスーパーカーの別称となっています。

一般大衆が乗るクルマではなく、1台何千万円、何億円とするようなスーパーカー。街で見かけたら思わず見惚れてしまうようなモデルも、ある種エキゾチックカーと考えて良いでしょう。

それらは現代社会の常識や、大量生産のクルマに求められているものなど関係ありません。低燃費、エコ、経済性…そんなことは考えないのが、エキゾチックカーです。

エキゾチックカーの魅力とは?

いったいエキゾチックカーの魅力とはなんなのでしょうか?それはおそらく、その”現実離れ”した性質にあるのでしょう。

たとえば、ガルウィング式のドア。一般大衆車ではまずありえない(トヨタ  セラやAZ-1は例外として)スタイルは、生産コストの問題もあれば、実用性いった点でも現実的ではありません。それでもガルウイング式を好むのは、そもそも便利という価値観ではなく、単純に格好良いからなのです。

車体にも同様のことが言えます。走行性を考え、低車高なのはもちろんですが、運転席に座ると分かるのですが、アイポイントが低く、とにかく運転しづらい。さらにルーフが低いので、閉所恐怖症ぎみの人は長時間のドライブに耐えられないかもしれません。しかし、そういった理由で敬遠するようでは、エキゾチックカーのオーナーにはなれません。
燃費も同様です。たとえばブガッティ ヴェイロンの燃費は、最高速度時は0.8km/Lと言われています。経済性を求める現代のオーナーにとっては、論外の数字ですが、エキゾチックカーオーナーからすれば、クルマに燃費を求めるほうが論外なのです。

実用性は皆無ですが、だからこそロマンがあるのも事実。その「実用性などどうでも良くなる格好良さ」こそ魅力なのでしょう。現実問題、日本の道路ではそのポテンシャルを発揮する場所などがありませんが、だからこそ憧れる部分もあるのではないでしょうか?

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