1代限りで販売終了したトヨタの名車5選
更新日:2020.01.09

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せっかくこの世に生を享けたのに、1代限りで消えてしまった車があります。コンセプトは良かったものの、環境にマッチできなかったり、価格が高すぎたり…。今回はそんな1代でモデルライフを終えてしまったトヨタ車を5種紹介します。
小さな高級車「プログレ」
1998年に発売になった「プログレ」は、ミディアムサイズの高級セダンとして開発されたクルマです。
バブル景気に乗ってドイツ車に流れてしまった顧客を呼び戻そうと規格されたクルマで、5ナンバーサイズのボディに搭載されたエンジンは、バランスが良く振動の少ない直列6気筒をあえて選択。排気量は、2.5Lまたは3.0L。メルセデス・ベンツ C280やBMW 325iなどが、ライバルでした。
チーフエンジニアは、センチュリーのチーフエンジニアを務めた野口満之氏。目立ちすぎない品のあるエクステリアに、室内は、本革シートや本木目パネルなど、上級セダンと同様の上質な空間を演出。優れた走行性能に硬い静粛性を兼ね備えていたものの、2代目が登場することなくその歴史を終えています。
(写真はキャンパス新松戸本店より提供)
バブル景気に乗ってドイツ車に流れてしまった顧客を呼び戻そうと規格されたクルマで、5ナンバーサイズのボディに搭載されたエンジンは、バランスが良く振動の少ない直列6気筒をあえて選択。排気量は、2.5Lまたは3.0L。メルセデス・ベンツ C280やBMW 325iなどが、ライバルでした。
チーフエンジニアは、センチュリーのチーフエンジニアを務めた野口満之氏。目立ちすぎない品のあるエクステリアに、室内は、本革シートや本木目パネルなど、上級セダンと同様の上質な空間を演出。優れた走行性能に硬い静粛性を兼ね備えていたものの、2代目が登場することなくその歴史を終えています。
(写真はキャンパス新松戸本店より提供)
時代が早すぎたプレミアムコンパクト「ブレイド」
プレミアムコンパクトハッチバックとして2006年に売り出されたコンパクトカーが「ブレイド」です。
リアサスペンションをダブルウィッシュボーンとし、インテリアにも上質な素材を採用。高級感のあるハッチバックとして市場に投入されました。
デビュー直後は、直列4気筒の2.4Lエンジンのみのラインナップでしたが、翌年にはV6 3.5 Lを追加。注目度は高かったものの、販売には苦戦し、1代限りで販売終了。プレミアムコンパクトの路線は、レクサス CTが引き継がれることになりました。
リアサスペンションをダブルウィッシュボーンとし、インテリアにも上質な素材を採用。高級感のあるハッチバックとして市場に投入されました。
デビュー直後は、直列4気筒の2.4Lエンジンのみのラインナップでしたが、翌年にはV6 3.5 Lを追加。注目度は高かったものの、販売には苦戦し、1代限りで販売終了。プレミアムコンパクトの路線は、レクサス CTが引き継がれることになりました。
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