レンタカーにもチャイルドシート

アヘッド チャイルドシート

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JAFの「チャイルドシート使用状況全国調査」によると、チャイルドシート使用率は2009年から徐々に上がり、2013年は60.2%になった。これは単に罰則によるものだけでなく、"子どもの安全確保のためには必要だ"という認識が、若いパパママ世代に浸透してきたからだろう。

text:緒方昌子 photo:Kota Sugawara  [aheadアーカイブス vol.128 2013年7月号]
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レンタカーにもチャイルドシート

レンタカーにもチャイルドシート

小さな子どもがいる場合、クルマでの移動はとても便利。とくにバカンスで人気の高い北海道や沖縄、それにハワイなどは、空港からクルマが利用できないと厳しい。そこで気になるのは、レンタカーを借りる場合のチャイルドシート事情。慣れない旅先でのクルマ移動だからこそ、子どもの安全には気を遣いたい。

チャイルドシートの使用義務が法制化されたのは、2011年4月1日のこと。自家用車と同じく、レンタカーの場合も使用義務違反に対し、運転免許取り消しや免許停止処分などの基準となる点数が1点付加される。

レンタカー大手各社では、北海道や沖縄などで6歳以下の子どもをレンタカーに同乗させる場合、予約の際に、オプションとしてチャイルドシートの利用を促している。ホームページには、ベビー/チャイルド/ジュニアシートそれぞれの目安となる年齢・体重・身長を記載。

ニッポンレンタカーでは、「チャイルドシート装着可能座席目安表」も紹介しているので、クルマのクラス選びや装着位置の参考にしてみるのもいいだろう。またレンタカー会社のなかには、(財)日本交通安全教育普及協会が主体で行うチャイルドシート指導員養成研修会に積極的に参加し、的確なアドバイスを行なっているところも多い。
では、海外の人気スポット、ハワイではどうだろう。ハワイでは州法により8歳以下の子どもが同乗する場合、使用が義務付けられている。レンタカーでも違反者には100〜500ドルの罰金、および4時間の交通安全クラスの出席義務が課せられる。

そこでハーツレンタカーでは、予約時に年齢・身長・体重別にインファント(乳児用)/チャイルド(幼児用)/ブースターシート(小児用)を案内、追加選択できるシステムをとっている。

また、国内外のレンタカー会社のほとんどが、貸し出し時に6歳以下(ハワイでは8歳以下)の子どもを連れていて、チャイルドシートの予約及び用意がない場合、貸し出しを断ることがあると明記。世界のレンタカー業界も、親と共に子どもの安全に向き合っているといえそうだ。
予約の際は、チャイルドシートも忘れずに!

●トヨタレンタカー http://rent.toyota.co.jp
ラク楽eメンバーになると、レンタカー代が最大30%引になるなど割引特典有り。チャイルドシート使用料は、予約時オプションで3日間まで¥525、それ以降は3日ごとに¥525。

●日産レンタカー https://nissan-rentacar.com
ボーナスクラブ会員になると、基本料10%オフ+ポイント10%還元。会員は、¥525/日のチャイルドシート使用料が無料になる。

●オリックスレンタカー http://car.orix.co.jp
レンタカー・プライムメンバーズクラブに入会すると、利用金額に応じたポイントで、割引率がアップ。ゴールド、プラチナメンバーになると、チャイルドシート使用料が無料になる。

●ハーツレンタカー www.hertz.com
ハワイでのチャイルドシート利用代金($11.99/日)の半額キャンペーンを開催。2013年12月31日レンタル分まで。
また、「初心者でも安心!海外ドライブパーフェクトガイド」は大変、参考になる。info.hertz-car.co.jp

●ニッポンレンタカー www.nipponrentacar.co.jp
ニッポンレンタカー・ハワイでは、ベビーシートまたはチャイルドシート1台が無料。さらに追加ドライバー、ワイキキ営業所〜ホノルル空港間の乗り捨て無料、返却時の満タン返却不要などの特典付き。

*上記は一例です。各社プランは異なるため、お出掛け前によく調べた上でご利用下さい。

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