いつも手の中に愛車を digimo-デジタルプラモデル

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携帯電話にスマートフォン(以下スマホ)が占めるシェアは年々増えている。高精細の画面や撮影機能、GPS機能など、ハンディ・パソコンといえるほどの高性能を誇っている。またスマホは「アプリ」を追加して機能強化ができる。パソコンにソフトをインストールするのと同じなのだが、アプリの中にはエンターテインメント性の高いものも多い。せっかくスマホを持っているなら、色々と試してみるのも面白い。

text:横田和彦 [aheadアーカイブス vol.126 2013年4月号]
Chapter
いつも手の中に愛車を digimo-デジタルプラモデル
メイン画面
ガレージ
ストア
シェアスポット

いつも手の中に愛車を digimo-デジタルプラモデル

その中からクルマ好きがハマリそうなアプリをひとつ紹介しよう。「digimo(デジモ)」は、好みのクルマを3DCGモデルとして入手し、スマホ内にコレクションすることができる無料アプリだ。ただ単にクルマを集めるだけではない。スマホならではの機能で遊べるアプリなのだ。

その機能とは“クルマをいじれる”ということ。もちろん画面内での話なのだが、仮想ガレージにあるクルマを指でグルグルと動かすだけじゃなく、コンビニなど特定の場所(デジモスポット)で手に入れられるポイントでパーツを購入しカスタマイズすることもできる。

一番の特徴は、メイン画面で愛車とコミュニケーションをとる(タップしたりフリックしたりする)とクルマが車体を震わせてリアクションすること。まるで生きているかのような動きが愛らしい。とはいえ、それらの機能のために極端なデフォルメをしないのがデジモのこだわり。車体デザインはメーカーが監修し正確に仕上げられていてリアルそのもの。

クルマ好きも納得できるだろう。動くのはサスペンションやタイヤといった実車でも可動する部分。ややオーバーには動くけれど、アニメキャラのようにボディが不自然に歪むことはない。コミュニケーションを繰り返すとクルマが成長するというのもオモシロイ。

リアクションの種類が増えたり、今後は一定のレベルを超えないと装着できないパーツなども現れるとか。そう聞くとちょっとした時間があれば触れたくなってしまう。まるでミニカーコレクションをスマホ内に入れて持ち歩いているような気分になる。

また近くにいるユーザーを探し、お互いの愛車やコレクションを見せ合ったり、スペシャルスポットに行くと限定アイテムが手に入るなど、通信端末ならではの機能が満載なのもデジモの特徴。

この気負わない手軽さは現代版スーパーカー消しゴムといったところだろうか。今後、車種のラインアップや機能もどんどん増えていくという。一度お試しあれ。

メイン画面

ここで愛車とコミュニケーション。タップやフリックに反応しクルマがリアクションする。コミュニケーションするたびにLOVEが溜まり、一定量でレベルがあがる。

ガレージ

ガレージではではクルマを組み立てたりカスタマイズができる。また自由に回したり拡大し、さまざまな角度から車両を見たり、実車の情報を見ることもできる。

ストア

オリジナルの車体、カスタムパーツなどを購入できる。購入するために必要なデジモポイントは、ログイン時やパーキングに立ち寄ることで入手できる。

シェアスポット

自分が使わないカスタムパーツと他のユーザーが持っていたパーツの物々交換が可能となるスポット。抽選なので、何が出るかわからないという楽しみもある。

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text:横田和彦/Kazuhiko Yokota
1968年生まれ。16歳で原付免許を取得。その後中型、限定解除へと進み50ccからリッターオーバーまで数多くのバイクやサイドカーを乗り継ぐ。現在はさまざまな2輪媒体で執筆するフリーライターとして活動中。大のスポーツライディング好きで、KTM390CUPなどの草レース参戦も楽しんでいる。

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