自動車のアフターパーツを盛り上げる雑誌広告に大変革?業界がざわつくホイール広告とは?

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※この記事には広告が含まれます

カスタム・チューニングカーの世界では欠かせないアフターパーツと言えば、派手、洗練、いかつい、スタイリッシュなど、普通の車にはない世界観をイメージできないでしょうか?
例えば、東京オートサロンを代表するカーショーなどのイベントでは、ゴクリと唾を飲むような豪華絢爛な雰囲気を醸し出しています。
また、カーショーだけでなく、そのイメージ作りに一役買っているのが、雑誌広告です。
本稿では、クルマの華やかな世界観を作る雑誌広告にフォーカスしたちょっと珍しいl企画をお送りします。
Chapter
今までの雑誌広告
ティザー広告とは??
WORKの漢気 アフターパーツ業界初のティザー広告
真面目にふざける?企画の背景とは??

今までの雑誌広告

今までの自動車アフターホイールの広告と言えば。上の画像のような雰囲気ではないでしょうか?
自動車好きの方であれば馴染みもあるかと思います。
雑誌の編集ページと遜色ないハイクオリティな画像を、ガッツリ見開き2ページで魅せる大胆な手法は、十分に見応えがありますよね。
誌面を形成するにあたり、編集ページに並び大事な役割を担っています。
また、同じメーカーでも媒体ごとにアイテムやデザインの雰囲気も変わるところも面白いですよね。

例えば、四駆・オフロード系の雑誌には
高級車・VIPカー系には
それぞれに異なる世界観を演出していて、商業目的とわかっていても、私たち消費者を楽しませてくれます。
広告と言うと兎角嫌われやすいのですが、自動車、とりわけアフターパーツに関して言うと例外かもしれませんね。

ティザー広告とは??

ところでみなさんは「ティザー広告」と言うものをご存知でしょうか?
百聞は一見に如かずなので、こちらをご覧ください。
発売前の商品などに注目を集める広告手法で、焦らすと言う意味で「ティザー広告」と呼ばれています。
男性諸氏であれば、「モロ見せ」よりも「チラ見せ」に萌えるもの。期待値を高めることができそうですよね?

ただ、この広告手法ですが、注目度を集める代償として、断片的にしか情報を届かせることができません。
当然、製品を売りたいメーカーとしては、この後も継続的な広告活動を続けなくてはならいので、大きな「予算」が必要なってくるわけです。
なので、自動車メーカーなど世界的な巨大企業が採用する広告手法であり、
たとえ自動車のアフターパーツメーカーが世界的な知名度があっても、やはりニッチな産業故に、ここまでの大胆な広告手法とは縁遠いのが正直なところでした。

WORKの漢気 アフターパーツ業界初のティザー広告

しかし、その不可能の可能にしたメーカーがあります。
日本を代表するホイールメーカーのWORKです。
2017年11月-12月にかけて、WORKはこの広告デザインを打って出たのです。
今までのホイールメーカーの雑誌広告では考えられない内容で業界内ではすぐに話題になりました。
さらに大胆なのが、自動車関連雑誌に無差別的な出稿を実行したのです。
本来、雑誌のカラーやテーマに合わせた製品をチョイスして出稿することが通常です。
しかし、WORKはその常識すら覆します。

VIPスタイル(VIPカー系)
ワゴニスト(ミニバンカスタム)
スタイルワゴン(ミニバンカスタム)
af imp(欧州車カスタム)
eS4(欧州車カスタム)
Stanceマガジン(スタンス系)
USDM RULEZ(USDMカスタム)
Kスタイル(軽カスタム)
OPTION(国産スポーツ系)
Let's GO 4WD(四駆オフロード系)

トータル10誌、車両もジャンルも様々です。まさに前代未聞の広告企画となりました。

真面目にふざける?企画の背景とは??

大胆不敵な企画を実施したWORKの広報担当者にお話を伺いました。

ーーー今回の企画の発端は?

WORK「まず、業界内でやっていない事を実施したかった。そして人気ブランドの新規アイテム発売の予兆を促す為に勝負しました。今回発表するのはシュヴァートと言うホイールの新モデルになります。シュヴァートとは剣の名前のことなので、剣と盾がうっすら描かれているのです」


ーーーこの広告デザイン上に記載されている「シュヴァート制作委員会」とは?

WORK「このシュヴァート新モデルに携わった全てのメンバーの名前です。デザイナー、設計、広告デザイン、ロゴデザイン、製造関連者など多岐に渡ります。今回の広告デザインでは遊び心を持って真面目にふざけています。私自身が大の映画ファンで、映画のエンドロールによく出てくる◯◯制作委員会という表現を引用しました。全体を通じてもいろんな映画の影響を踏襲していて、グラフィックだけでなく動画も同じ世界観で制作しました」


ホイールメーカーの広報とは思えぬ斬新な切り口をお話しいただきました。
ちなみに、まだホイール全体のイメージもなかなか掴めないにも関わらず、販売店やユーザーからの問い合わせも多数受けているそうです。
シュヴァート新モデルは1月12日金曜から開催される東京オートサロンでの発表とのこと。
今から全貌公開が楽しみですね。


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