Golfは国産と何が違うのか?比較、インテリア、エクステリア、パッケージ

速度無制限の国でGolfは作られる

VW ゴルフ

もちろん、Golfもその例に漏れません。速度が上がるほど路面からの入力は大きくなるため、サスペンションは必然的に張りのあるセッティングになりますし、サスペンションの性能を引き出すには、その大前提として十分なボディ&シャシーの強さ(剛性)が必要になります。

はじめてドイツ車に乗った方は、国産車に比べて硬めの乗り心地にびっくりされることもよくあります。国産ハッチバック車に比べてGolfが大きく異なるのはまさにその部分、クルマの基本骨格であるボディ&シャシーの設計なのです。それが、走り始めた瞬間にわかるクルマ全体のカッチリ感であり、ひとつの骨格の強さを剛体として伝えてくるような塊感といったらいいでしょうか。

走りと居住性をバランスさせたクルマ造り

また、Golfは1974年に登場した初代から、一貫して駆動方式にFFを採用してきました。操舵と駆動を前輪に集約し、エンジンも横置き搭載することでパワートレインのスペースを最小化。つまり、同じ全長で比べた場合、居住空間をより大きく取ることができるのがFF最大のメリットと言えます。1980年代に入ってから本格的なFF化が進んできた国産車に対して、車全体の運動性能と居住性能のバランスをどのように作り上げるか?といったパッケージングの面で、Golfには一日の長があることにも納得です。

世界で愛される質とデザインを極める

Golf TSI Highline

さらに、内外装は奇をてらうことなく、極めて嫌みのない機能美にあふれた工業デザインにまとめあげられているのもGolfの特長といえるでしょう。より多くのユーザーに受け入れられる普遍的なデザインを採用するのと同時に、質感の高さにもこだわりが見て取れます。たとえば、ボタンひとつとっても、その触感やチリの合わせ方に唸る方もいらっしゃるようです。その理由は、Golfが世界で圧倒的に支持されることを目的とした戦略モデルであるがゆえ、入念に開発されたことの証でもあります。

最高の総合性能を有するモデル、Golf

走り、質感、実用性と三拍子揃ったGolf。総合的な性能で国産ハッチバック車が大きく水を開けられているのは認めざるを得ない事実です。

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