ポルシェ 911の中古価格|6代目911と7代目911の違いとは

7代目911とは

いまでこそ、SUV(カイエン)や4ドアサルーン(パナメーラ)などの派生的な車種も多くラインナップするポルシェですが、ポルシェの代表車種と言えば、やはり「911」を思い浮かべる人が多いでしょう。911は1964年にポルシェ356の後継車種として誕生しました。

356は1948年、第二次世界大戦終了後から開発がすすめられており、高次元の走行性能と高性能なエンジンを搭載しながらも実用性も十分に持ち合わせた小型スポーツカーとして人気を博しました。そのコンセプトは911シリーズにも引き継がれています。初代モデルのデビューから50年をこえて、現行モデルの911シリーズは2011年に発表された「991型」と呼ばれるタイプになります。

そして、7代目911(991型)は、2012年8月、4WDモデルとなるカレラ4、及びカレラ4Sが日本での受注を開始しました。最も大きな改良はボディの素材にアルミをはじめとした軽量金属の大量採用です。6代目となる997型と比較して60kgもの軽量化を実現しつつ、剛性を高めたボディになっています。

また、2015年秋のマイナーチェンジでは、新開発のツインターボエンジンが搭載されました。

50年以上に及ぶ長い歴史を持つポルシェ911。モデルチェンジを重ねながらもスポーツカーとしての基本コンセプトは変わらないその頑固なまでの姿勢には憧れを通り越して尊敬に値します。

そんなポルシェ 911について詳しく見ていきましょう。

6代目911(997型)と7代目911(991型)のエクステリア

6代目911(997型)

ポルシェ 911

ポルシェ911 カレラ (997型)
ボディサイズ:全長4,435×全幅1,810×全高1,310mm・ホイールベース2,350mm

7代目911(991型)

ポルシェ 911

ポルシェ 911カレラ(991型)
ボディサイズ:全長4500×全幅1,810×全高1,305・ホイールベース2,450mm

6代目と7代目のボディサイズの違いは、特にホイールベースが顕著です。7代目のほうが100mm長くなっていますが全長は65mm長く、全高は5mm低くなっています。デザインの全体的なイメージはほとんど変わっていませんが、7代目は車幅が広く、車高が低く、平べったい印象です。

実はこれにはまだ理由があります。フロントのトレッド幅がカレラSで52mm、カレラで46mmほど幅が広くなっており、加えてヘッドライトの左右感覚もかなり広げられているためで、カタログ上の全幅の数値は7代目も変わっていませんが、より平べったくて低くなっている」という印象になっているようです。

後ろ姿にも違いあり

ポルシェ 911
ポルシェ 911

上の画像が6代目911、下の画像が7代目911となります。

前から見ると、平べったく低く見える7代目ですが、後ろ姿もかなり変更が加えられています。

リアコンビネーションランプの位置が高くなっており、テールランプ周りの切れ込みが長く、デザインも鋭くエッジのきいた未来感あるスタイルに変わっています。全体的にボディラインのメリハリができてグラマラスなシルエットになったともいえます。

とはいえ、デザインの細かな変更はあるものの、ポルシェを知る人なら誰が見ても一目で911だと識別可能な50年以上変わらない911らしいデザイン、これこそがポルシェのデザインフィロソフィですね。

7代目911では、ボディの大幅軽量化に成功

■6代目911(997型)
車両重量1,460(1,490)kg

■7代目911(991型)
車両重量1,395(1,415)kg ※カッコ内はPDK(7段AT)


6代目911・7代目911を比べてみると、7代目が65kg-75kgと成人男性1名分くらいの体重に匹敵するほど軽くなっています。7代目911ではエンジンフードやフェンダー回り、及びドアなどボディやエンジンの多くに軽量金属を採用。

なんと全体の44%がアルミが使用されており、ボディの軽量化に成功しました。

エンジンの違い

911カレラエンジン

6代目911

3613cc 水平対向6気筒DOHC
最高出力:345ps(254kw)/6500rpm 
最大トルク:39.8kg・m(390N・m)/4400rpm

7代目911前期モデル

3436cc 水平対向6気筒DOHC
最高出力:350ps(257kw)/7400rpm
最大トルク:39.8kg・m(390N・m)/5600rpm

7代目911後期モデル

2981cc 水平対向6気筒DOHC ツインターボ
最高出力:370ps(272kw)/6500rpm
最大トルク:45.9kg・m(450N・m)/5000rpm

6代目911から比べるとこのように変化しています。現行モデルの911も2015年秋のマイナーチェンジでエンジンを一新。3.4L→3Lに排気量は小さくなりましたが、911カレラシリーズ初のツインターボ装着によって最高出力は20PSアップしています。

このほかの違いは?

ポルシェ 911カレラメーター回り

タイヤサイズ

997型:
前235/40ZR18、後265/40ZR18

991型前期:
前235/40ZR19、後285/35ZR19
             
991型後期:
前235/40ZR19、後295/35ZR19
 
タイヤサイズは18インチから19インチへ。991型の前後期でもリアタイヤのサイズが拡大されています。

マニュアルトランスミッション

マニュアル車は6段MT から世界初の7段MTに改良されました

アイドリングストップ

991型では初の「オートスタート/ストップ機能」ことアイドリングストップ機能が採用されて、燃費向上にも貢献しています。PDK車はNEDCモード燃費で従来モデルより約2km/L向上し、8.2L/100km(=12.2km/リットル)を達成しています。

 常に進化を続けながらもRRという駆動方式や911の乗り味、イメージを大きく変えることなく、多くのファンに愛され続けるポルシェ911なのですね。

991型では初の「オートスタート/ストップ機能」ことアイドリングストップ機能が採用されて、燃費向上にも貢献しています。PDK車はNEDCモード燃費で従来モデルより約2km/L向上し、8.2L/100km(=12.2km/リットル)を達成しています。

 常に進化を続けながらもRRという駆動方式や911の乗り味、イメージを大きく変えることなく、多くのファンに愛され続けるポルシェ911なのですね。

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