ポルシェ 911 6代目997型と7代目991型の違いとは?

6代目997型との違い~エクステリア

■6代目911
Porsche 911 carrera (997型)|ポルシェ911 カレラ (997型)
ボディサイズ→全長4,435×全幅1,810×全高1,310mm・ホイールベース2,350mm

■7代目911
Porsche 911 carrera(991型)|ポルシェ 911 カレラ(991型)
ボディサイズ→全長4500×全幅1,810×全高1,305・ホイールベース2,450mm

6代目と7代目のボディサイズの違いは、特にホイールベースが顕著です。7代目のほうが100mm長くなっていますが全長は65mm長く、全高は5mm低くなっています。デザインの全体的なイメージはほとんど変わっていませんが、7代目は車幅が広く、車高が低く、平べったい印象です。

実はこれにはまだ理由があります。フロントのトレッド幅がカレラSで52mm、カレラで46mmほど幅が広くなっており、加えてヘッドライトの左右感覚もかなり広げられているためで、カタログ上の全幅の数値は7代目も変わっていませんが、より平べったくて低いという印象になっているようです。

後ろ姿にも違いあり

前から見ると、平べったく低く見える7代目ですが、後ろ姿もかなり変更が加えられています。リアコンビネーションランプの位置が高くなっており、ランプ周りの切れ込みが長く、デザインも鋭くエッジのきいた未来感あるスタイルに変わっています。全体的にボディラインのメリハリができてグラマラスなシルエットになったともいえます。
とはいえ、デザインの細かな変更はあるものの、ポルシェを知る人なら誰が見てもひとめで911だと識別でいる50年以上変わらない911らしいデザイン、これこそがポルシェのデザインフィロソフィですね

ボディは大幅軽量化に成功

ポルシェ911 カレラリアビュー室内

■6代目(997型)
車輛重量1,460(1,490)kg

■7代目(991型)
車輛重量1,395(1,415)kg ※カッコ内はPDK(7段AT)

6代目と7代目を比べてみると、7代目が65kg~75kgと成人男性1名分くらいの体重に匹敵するほど軽くなっています。7代目ではエンジンフードやフェンダー回りおよびドアなどボディやエンジンの多くに軽量金属を採用。全体の44%がアルミ化されてボディの軽量化に成功しています。

エンジンの違いはある?

911カレラエンジン

■6代目997型
3613cc水平対向6気筒DOHC
最高出力345ps(254kw)/6500rpm 
最大トルク39.8kg・m(390N・m)/4400rpm
 
■7代目991型前期モデル
3436cc 水平対向6気筒DOHC
最高出力350ps(257kw)/7400rpm
最大トルク39.8kg・m(390N・m)/5600rpm

■7代目991型後期モデル
2981cc 水平対向6気筒DOHC ツインターボ
最高出力370ps(272kw)/6500rpm
最大トルク45.9kg・m(450N・m)/5000rpm

6代目997型から比べるとこのように変化しています。現行モデルの991型も2015年秋のマイナーチェンジでエンジンを一新。3.4L→3Lに排気量は小さくなりましたが、911カレラシリーズ初のツインターボ装着によって最高出力は20PSアップしています。

このほかの違いは?

ポルシェ 911カレラメーター回り

○タイヤサイズ
997型     前235/40ZR18 後265/40ZR18
991型前期   前235/40ZR19 後285/35ZR19                  
991型後期   前235/40ZR19 後295/35ZR19
 
タイヤサイズは18インチから19インチへ。991型の前後期でもリアタイヤのサイズが拡大されています。

○マニュアルトランスミッション
マニュアル車は6段MT から世界初の7段MTに改良されました

○アイドリングストップ
991型では初の「オートスタート/ストップ機能」ことアイドリングストップ機能が採用されて、燃費向上にも貢献しています。PDK車はNEDCモード燃費で従来モデルより約2km/L向上し、8.2L/100km(=12.2km/リットル)を達成しています。

 常に進化を続けながらもRRという駆動方式や911の乗り味、イメージを大きく変えることなく、多くのファンに愛され続けるポルシェ911なのですね。

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