レクサスISの中古価格・新型情報|ビッグマイナーチェンジでどう変わったのか?

レクサス IS

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スタイリッシュなプレミアムスポーツセダンとして人気のレクサスIS。現行モデルのデビューは2013年。年次改良や、グレード追加等は行ってきましたが、そろそろマイナーチェンジが噂される時期となってきたようです。
Chapter
レクサスIS
マイナーチェンジでレクサスISはどう進化したのか!?
レクサスISのエクステリア・内装
時代の趨勢…安全性能の向上は欠かせない
動力性能・燃費性能の向上にも期待
レクサスISのグレード比較
レクサスISの中古価格

レクサスIS

「レクサスIS」はかつて日本でも人気を誇ったスポーツセダン「アルテッツァ」をベースに持つモデルであり、フロントエンジン・リア駆動のいわゆるFRスポーツセダン、と位置づけられるモデルです。

現行モデルのレクサスISもこのセオリーはしっかり守っており、FR駆動、またレクサス初のFR駆動 2.0Lターボエンジンもラインナップに加えており、走る楽しさをもたらしているモデルといえます。

また厳しくなっている環境性能に関しても、トヨタのお家芸ともいえるハイブリッドモデルを投入する事で、良好な燃費を発揮しているモデル。2.5Lエンジン+モーター仕様のIS300hの燃費は23.2km/L(JC08モード)という極めて優秀なものであり、またAWD仕様もラインナップされている事から、多くの方々に訴求しているモデルでもあります。

マイナーチェンジでレクサスISはどう進化したのか!?

比較的新しいモデルといえるレクサスISですが、デビューから3年経過する2016年10月にマイナーチェンジが実施されました。年次改良や、2015年にIS200tの追加などを行ってきているものの、まだ大幅なマイナーチェンジを行っていませんでした。

まずマイナーチェンジであげられるのがエクステリアの変更。レクサスの象徴であるグリル、「スピンドルグリル」をより大型のインパクトあるデザインに刷新する可能性が高いとされています。ちょうど2015年にマイナーチェンジを施した「レクサスGS」のように、よりスポーティーかつ、力強いイメージを持たせるグリルとなりました。

またレクサスGS等に標準装備とされている「LEDヘッドランプ」に刷新。加えて、ライト廻りのデザインもよりスタイリッシュになり、かなりフロントマスクの印象が変化したのではないでしょうか。

レクサスISのエクステリア・内装

エクステリア

レクサスISのボディラインをみると「彫刻のような」という形容に相応しい造形がなされています。またエクステリアを語る上で、カラーリングの「艶」も重要なポイント。幾重にも塗装を塗り重ね生み出す艶感。水をかけながら下地塗装を磨き上げる「水研磨」も匠の手作業によって行われており、目に見えない凹凸をも細やかに平滑にし、艶を極限まで高めています。

こうした細やかなこだわりこそ、日本的でもあり、匠の精神を感じさせるところ。

また、小さなすり傷を自己修復する「セルフリストアリングコート」を全カラーに採用しており、新車時の光沢とカラーを長期にわたり保持する先進技術も奢られているのも大きな魅力でしょう。

内装

薄く水平軸の通ったインストルメントパネルが特徴的なインテリア。モダンなデザインであるだけでなく、視界も広く確保するデザインとしています。

随所に削り出しの高輝度シルバーパーツや、ドアトリムやコンソールに柔らかな触感のパッドといった素材を配し、コントラストが効かせた個性的なインテリアデザインに仕上がっているレクサスIS。

エクステリア・内装ともに「所有したい」、と思わせる個性を持ってる一台といえます。

時代の趨勢…安全性能の向上は欠かせない

プリクラッシュセーフティシステムをはじめ、現行のレクサスISにも安全装備はしっかり装備されています。

しかしトヨタの開発した安全装備はさらに進んでいるものがあり、既存のミリ波レーダーだけでなく、カメラを組み合わせた衝突回避支援「TOYOTA SAFETY SENSE」で培った機能を搭載。

プレミアムスポーツセダンだからこそ、運動性能同様に安全性能の向上も同時に図りました。

動力性能・燃費性能の向上にも期待

これまでもレクサスの車種は、モデルチェンジ・マイナーチェンジを経る度に「動力性能」と「燃費性能」を向上させてきました。当然、レクサスISのマイナーチェンジを行うのではれば、このあたり向上させるのは間違いないでしょう。

いずれにせよ、すべての面で高性能を誇るレクサスISにさらに磨きをかけるマイナーチェンジ、よりクルマとしての魅力が高まったことはまず間違いありませんね。

またそうなると、中古市場にも現行モデルの流通が増えるといえますので、価格を抑えて中古車を狙う、という方にとっても選択肢が広がる結果になるでしょう。

レクサスISのグレード比較

現行のレクサスISには大分類で4つのグレードがあります。

「IS○○」という数字が主に排気量を示し(ハイブリッドは2.5Lですが、モーターも組み合わされ実質3L級という意味でIS300hとなっています)、この数字は価格とも連動し、「レクサス内のヒエラルキー」を構築しているといえましょう。

特別仕様車として全グレードに配されているのが「F SPORT」、「version L」です。文字通り、F SPORTは走行性能をより強化する装備、Version Lは快適性を充実させる仕様、といえるでしょう。

いずれのグレードも、全車種でおおよそ50万円~60万円前後のプラス価格となっており、IS200t~IS350と比較しても大きな価格変動はありません。つまり、排気量による価格差はあれど、標準装備と追加装備はさほど変わらない…という事を意味しています。

どのグレードを購入しても、オーナーは高い満足を得られるのがレクサスIS。それ以上の付加価値を求める方に対して、「F SPORT」「version L」が用意されていると言えるでしょう。

IS350

◼︎価格
IS350:6,207,000円
IS350 "version L":6,303,000円
IS350 "F SPORT":5,599,000円

◼︎走行スペック
排気量:3.456L
エンジン:V型6気筒DOHCエンジン
最高出力:234kW(318PS)/6,400rpm
最大トルク:380Nm(38.7kgm)/4,800rpm

ISの最上級グレード。軽やかな加速レスポンスで、高回転域からのさらに力強い加速も愉しめるV6 3.5リットルエンジンを搭載しています。大排気量ならではの力強いトルクを幅広い領域で生み出す、余裕の走りを堪能できるグレードです。

IS300h

◼︎価格
IS300h:5,680,000〜6,385,000円
IS300h "version L":5,788,000〜6,192,000円
IS300h "F SPORT":5,150,000〜5,554,000円

◼︎走行スペック
排気量:2.5L
エンジン:直列4気筒DOHCエンジン
最高出力:131kW(178PS)/6,000rpm
最大トルク:221Nm(22.5kgm)/4,200〜4800rpm

トヨタ自慢のハイブリッドモデル。全域で豊かなトルクを引き出すとともに、低燃費とパワーを高次元で両立。圧倒的な静粛性とトルクをもった走りはハイブリッドの最大のメリット。燃費は23.2km/Lと極めて優秀なもの。

IS200t

◼︎価格
IS200t:4,700,000
IS200t "version L":5,308,000
IS200t "F SPORT":5,204,000

◼︎走行スペック
排気量:2.5LL
エンジン:直列4気筒DOHCインタークーラー付ターボ
最高出力:180kW(245ps)/5800rpm
最大トルク:350Nm(35.7kgm)/1650-4400rpm

NA3.0Lエンジンに匹敵するパワーと、すぐれた環境性能を高い次元で両立する8AR-FTS型2.0リットル直噴ターボエンジンを搭載。ツインスクロールターボチャージャーと吸排気のバルブ開閉タイミングを最適に制御するDual VVT-iWを組み合わせ、最適な燃焼効率を実現する先進技術D-4STを採用。

1,650rpm.から4,400rpm.の幅広い回転域で350Nmの最大トルクを発生するところがポイント。またアイドリングストップ機能も搭載しており、燃費もハイブリッドに次ぐ数値を発揮している、まさに新世代のターボエンジンといえます。

レクサスISの中古価格

中古車市場では、現行モデルの流通量が少ない現行レクサスIS。

しかし、前モデルまで視野にいれるのであれば、選択肢もグッと増えてきますし、100万円台のクルマも見つかるため、お買い得プライスのISにも巡り合えるでしょう。ただし、2005年~のモデルであるため、古いものになると既に10年が経過しているモデルでもあり、経年劣化、また走行距離もおのずの増えている個体が多くなります。

どのようなメンテナンスを行ってきたかで、大きく状態が変わってくるとも言えるため、やはりそうした個体情報をしっかり把握できるものを購入するのは鉄則です。これは後の「思わぬ出費」を防ぐコツでもあるといえましょう。

高級車であるレクサスISの中古車を探す際は、やはり信頼のおけるショップで行うのがベストですね。

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