欠点もあるが、魅力いっぱい。買ってよかった中古ロータス エリーゼの初期モデル

革新的なロータス車だったエリーゼ

ロータス エリーゼ(フェイズⅠ)R-Freaks

※写真はすべてロータス エリーゼ 111S

現在、50代以上の方であれば、70年代のスーパーカーブームはよく覚えていらっしゃると思います。そして、そのスーパーカーブームを牽引したのが、少年ジャンプに掲載された「サーキットの狼」でした。いま読むと少々荒唐無稽な部分もありますが、主人公がロータス ヨーロッパでライバル車を破っていく様は、当時の少年たちを熱狂させました。

その影響もあって、我々世代の車好きには、”ロータス”は特別。ロータス=スーパーカーだったのです。大人になって「ヨーロッパが、そんな速い車じゃない」ことがわかっても、やはり蓮の葉をかたどったオニギリマークは永遠の憧れでした。

とはいえ、社会人になって、車が買える身分になっても、ロータスは高嶺の花。旧車のヨーロッパはメインテナンスなどの維持費を考えると贅沢品だし、ボンドカーとしても活躍したエスプリなど、買えるわけもありません。ですが、1999年に革新的なモデルが登場したのです。

ロータス伝統の「E」から始まる名のニューモデルは、エリーゼ。当初は“エリーザ”だったようですが、イギリスぽくないということで、エリーゼになったんだとか。このモデルの特徴は、スタンダードという廉価グレードが約500万円ほどで買えるということでした。

それでいて、見た目も造りもレーシー。シャシーはアルミ製で、それを航空機用の接着剤を使って組み立てており、なんと70kgを切るシャシー重量を実現。FRP製のボディ、1.8ℓ直4エンジン、その他のパーツを併せても、車重は675kg(カタログ値)という軽さだったのです。

もちろんミッドシップエンジン・リアドライブ。当時はトヨタのMR2が絶版になったばかりだったので、スポーツカーファンは、大いに盛り上がったものでした。

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