ヘッドランプが8個!? そんなにたくさん付けて公道を走っていいの?

ラリーの補助灯の名称は装着位置で変わる

無題

ラリーは、そのほとんどが一般公道を閉鎖して行われる競技で、ときには夜間ステージが設けられます。その夜間ステージで、十分な前方視界を確保するために、競技車両には補助灯が装備されます。

以前は、ステーを利用して1灯ごとに装着されていましたが、最近は樹脂で成型されたランプポッドと呼ばれる箱を用意し、そこにいくつものランプを装着するやり方が主流です。

このカバー一体型補助灯をボンネット上に装着するとランプポッド、バンパー上ならコーナーポッド、バンパーポッドと呼びます。


ランプポッド装着車は車検に通るの?

ランプポッドは、自動車を公道で使うための保安基準に適合していないため、競技専用パーツになります。では、道路運送車両法では補助灯の保安基準をどのように規定しているのでしょうか。

道路運送車両法の保安基準第33条のなかに、自動車の前部霧灯(フォグランプ、補助灯)について記載があります。ランプポッドを装備した場合、問題になりそうなのは以下の項目です。

●前部霧灯は同時に3個以上点灯しないよう取り付けられていること。
●地上0.25m以上0.8m以下の高さに設置し、すれ違い用前照灯(ロービーム)より高い位置に設置しないこと

つまり、補助灯そのものは何個装着しても良いようですが、同時点灯は2個まで。3つ以上点灯すると、車検には通りません。また、ランプポッドはボンネット上に設置することから、すれ違い用前照灯(ヘッドライト)より高い位置になってしまい、こちらも保安基準を満たすことができません。

しかし、憧れのラリーカーと同型車種にお乗りなら、愛車にもランプポッドを装着し、公道を走ってみたいですよね。その方法はあるのでしょうか?

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