軽自動車と普通車の年間維持費ってどれぐらい違うの?

取得税、重量税、自動車税など…税金について

購入時にかかる『取得税と重量税』

ダイハツ タント 2016

軽自動車の相場はおおよそ150万円前後、人気車種ともなれば、中古でも価格はあまり落ちません。一方、軽自動車と変わらないサイズの普通車、いわゆるコンパクトカーの新車価格は150〜200万円ほど。中古になるとそれよりも安く手に入れることができます。

となると、どちらを買えば良いのか迷ってしまいますね。しかし、維持費を計算すると軽自動車有利なことがわかってきます。

たとえば、購入時にかかる税金に取得税と重量税があります。こちらは軽自動車と普通車でどれくらい差があるのでしょうか?

まず重量税ですが、軽自動車が7,500円。普通車は1.5t以下で22,500円になります。

取得税は、軽自動車が2%、普通車が3%が基本です。ただし、エコカーには減税と中古特例があり、車種によって異なります。また、中古車の場合は残価率を使うため、計算が少しややこしいので今回は割愛させていただきますが、基本は前述した軽自動車が2%、普通車が3%です。

年に一度の支払いだけど気になる!『自動車税』

ダイハツ コペン 2014

軽自動車と普通車の維持費の比較で、もっとも気になる部分と言えば自動車税の違いではないでしょうか?

軽自動車の自動車税は、一律10,800円。普通車は排気量によって変わりますが、もっとも安い(排気量1.0L以下)場合で29,500円。コンパクトカーで主流の排気量1.0〜1.5Lの場合で34,500円。1.5〜2.0Lの場合で39,500円。2.0L以上になると、4万円を超えてしまいます。

年に1度の支払いですが、排気量以上に差があることがわかります。

しかも憧れのスポーツカーなどは、排気量3.0L以上のモデルがざら、それに加えて燃費を意識しているわけでもないので、スポーツカーに乗っているだけで「あの人はお金持ちなんだろうな」と思ってしまいますよね。

税金より差が出る!? 燃費について

年間の走行距離によっては、税金よりも大きな差になるのが燃費です。

普通車でもハイブリッドや1.5L以下で燃費を意識したモデルであれば、実燃費も20km/L以上と軽自動車にも迫る燃費を叩き出してくれます。

「軽自動車=燃費が良い」というイメージがありますが、じつはこれは最近の話で、ひと昔前の軽自動車であれば10km/Lに満たないモデルも珍しくはありませんでした。

これは、エンジンが非力なためドライバーが多くアクセルを踏んでしまうことが要因。そのため、カタログ燃費と実燃費が大きく乖離していたのです。

しかし、現在は燃費性能が取得税にも関係するため、軽自動車やコンパクトカーは低燃費を目指して設計されています。

任意保険の違いは?

ホンダ フィット 2017

ほんの一例ですが、ある保険会社で見積もりをとったところ、軽自動車であるN-ONEの年間保険料は38,980円、普通車のフィットで43,110円でした。月換算で見ればあまり大きな差はありませんが、事故率の高いスポーツカーなどは保険料も高くなりがちです。

任意保険は、条件と車種によって金額が大きく異なるので、保険会社の比較サイトなどで見積もりを出してみることをおすすめします。
※保険料は、6等級、対人対物無制限、年齢補償26歳以上、車両保険なし。

結局、年間維持費はどれくらい違う?

ホンダ S660 α

普通車は、さまざまなモデルがあるため比較が難しいのですが、1.5L以下の普通車の維持費と軽自動車の維持費を比べてみましょう。

  自動車税 燃料代 任意保険 合計
軽自動車 10,800円 32,500円 38,980円 82,280円
普通車(1.0L以下) 34,500円 36,111円 43,110円 113,721円
※軽自動車の燃費は20km/L、普通車の燃費は18km/L。レギュラーガソリン価格は130円/L、年間走行距離5,000kmで計算しています。


ざっとした計算でも軽自動車と普通車では、年間3万円ほどの違いがあることがわかりました。またこれ以外に購入時に課税される取得税も軽自動車が有利です。普通車の場合、排気量が2.0L、3.0Lと大きくなっていけば、維持費もそれに比例するように高額になります。

さらに、普通車はエンジン排気量が大きい分、エンジンオイル容量が多くなり、その交換にかかる費用や、タイヤの値段も異なるなど、より長い期間で見ると、さらに維持費が高くなります。

軽自動車と普通車、維持費でみれば、圧倒的に軽自動車のほうに分があるといえますね。

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