北米トヨタのセコイアの維持費や燃費は?ランクルとの違いは?
更新日:2024.09.09
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北米で販売されているトヨタ セコイア(Sequoia)は、ランドクルーザー200(以下 ランクル200)以上の巨体を誇るフルサイズSUVです。ライバルは、シボレー サーバーバンやフォード エクスペディションといったモデルで、オンロード走行が得意なクロスオーバーSUVとなっています。そんなトヨタ セコイアとはどのようなクルマなのでしょうか?
トヨタのセコイアってどんな車?
セコイア(Sequoia)は、北米トヨタが製造、販売する北米市場専用のフルサイズSUVです。初代モデルは2000年に、2代目モデルは2008年に発売され、2017年10月現在、2代目モデルが販売されています。
ベースは、同じく北米トヨタが製造するタンドラで、現行モデルのボディサイズはランクル100/200を超える全長5,210mm×全幅2,029mm×全高1,956mm。シボレー タホよりも大きく、フォード エクスペディションにも迫る巨大さです。
セコイアのデザインアイコンは、巨大なグリルです。初代、2代目の両モデルに採用されており、大型高級SUVらしい押し出し感を演出しています。
北米専用車ですが、日本での購入希望者が多いようで逆輸入を行っている業者も存在します。
ベースは、同じく北米トヨタが製造するタンドラで、現行モデルのボディサイズはランクル100/200を超える全長5,210mm×全幅2,029mm×全高1,956mm。シボレー タホよりも大きく、フォード エクスペディションにも迫る巨大さです。
セコイアのデザインアイコンは、巨大なグリルです。初代、2代目の両モデルに採用されており、大型高級SUVらしい押し出し感を演出しています。
北米専用車ですが、日本での購入希望者が多いようで逆輸入を行っている業者も存在します。
セコイア 初代モデルについて
北米トヨタのフルサイズSUV、セコイアの初代モデルは、2000年に登場しました。
ピックアップトラックであるタンドラをベースに、クロスオーバーSUVに仕立て直したもので、日常の性能を優先してリアにはマルチリンクサスペンションとディスクブレーキ採用されています。
デビュー当時、セコイアが搭載していたエンジンは、4.7LのV8 DOHCの2UZ-FEで、最高出力235ps、最大トルク43.0kgmを発揮。グレードは、SR5とLimitedの2つで、いずれも後輪駆動の2WDと4WDがありました。
2005年のマイナーチェンジでは、外観の一部変更のほか、2UZ-FEがVVT-i化されて、最高出力が282psへと向上します。
しかし、大型SUV用としては低回転トルクが不足するピーキーな性格だったことから、後に実用性を増す方向でリセッティングが行われ、最高出力も273psにダウンしました。
アメリカのインディアナ工場で生産される北米専用車(アメリカ、カナダ)に思われますが、一時期日本でもトヨタ向けの特殊架装を手がけていたセントラル自動車(現在のトヨタ自動車東日本)が輸入販売していたことがあり、準正規逆輸入車と言えるでしょう。
ピックアップトラックであるタンドラをベースに、クロスオーバーSUVに仕立て直したもので、日常の性能を優先してリアにはマルチリンクサスペンションとディスクブレーキ採用されています。
デビュー当時、セコイアが搭載していたエンジンは、4.7LのV8 DOHCの2UZ-FEで、最高出力235ps、最大トルク43.0kgmを発揮。グレードは、SR5とLimitedの2つで、いずれも後輪駆動の2WDと4WDがありました。
2005年のマイナーチェンジでは、外観の一部変更のほか、2UZ-FEがVVT-i化されて、最高出力が282psへと向上します。
しかし、大型SUV用としては低回転トルクが不足するピーキーな性格だったことから、後に実用性を増す方向でリセッティングが行われ、最高出力も273psにダウンしました。
アメリカのインディアナ工場で生産される北米専用車(アメリカ、カナダ)に思われますが、一時期日本でもトヨタ向けの特殊架装を手がけていたセントラル自動車(現在のトヨタ自動車東日本)が輸入販売していたことがあり、準正規逆輸入車と言えるでしょう。
セコイア 2代⽬モデルについて
2007年にモデルチェンジを受けた2代目は、4.7L V8DOHCの2UZ-FEエンジンに加えて、よりパワフルなエンジンがラインナップされることになりました。
それが最高出力386psを発揮する5.7L V8の3UR-FEで、レクサスIS Fなどが搭載する2UR-GSEと同系統のエンジンです。
実用トルクを高めるため高回転域を抑えてデチューンせざるをえなかった2UZ-FEと違って3UR-FEは十分にパワフルで、初代よりさらに大きく、分厚くたくましくなったボディを軽々と走らせるこができました。
2010年には、4.7Lの2UZ-FEが新型の4.6L(1UR-FE)に更新され、わずかに排気量を落としたものの、最高出力は318psへとパワーアップ。
力強い走りと迫力のボディの2代目セコイアは、現在でも北米で販売されているほか、日本にも初代同様に逆輸入されており、意外と目にする機会が多いアメリカントヨタの1台です。
それが最高出力386psを発揮する5.7L V8の3UR-FEで、レクサスIS Fなどが搭載する2UR-GSEと同系統のエンジンです。
実用トルクを高めるため高回転域を抑えてデチューンせざるをえなかった2UZ-FEと違って3UR-FEは十分にパワフルで、初代よりさらに大きく、分厚くたくましくなったボディを軽々と走らせるこができました。
2010年には、4.7Lの2UZ-FEが新型の4.6L(1UR-FE)に更新され、わずかに排気量を落としたものの、最高出力は318psへとパワーアップ。
力強い走りと迫力のボディの2代目セコイアは、現在でも北米で販売されているほか、日本にも初代同様に逆輸入されており、意外と目にする機会が多いアメリカントヨタの1台です。
セコイアの燃費や維持費は?
もし、現行型セコイアを逆輸入して購入するとしたら、維持費は年間いくらかかるでしょう?
現行型セコイアに搭載されているエンジンは、5.7LのV型8気筒E85 Flex Fuel対応エンジンです。日本ではレギュラーガソリンで問題なく走行できます。
カタログ燃費は、市街地走行が13MPG(およそ5.5km/L)、高速走行で17MPG(およそ7.2km/L)、市街地・高速走行を含めた複合走行で15MPG(およそ6.3km/L)です。ハイブリッドカーが大人気の日本では、考えられない数値です。もちろんエコカー減税対象車ではありません。
もし年間1万kmを複合走行するのなら、必要なガソリンは1,587Lです。レギュラーガソリンをおよそ125円/Lとすれば、ガソリン代だけで198,375円の燃料費になります。
3ナンバー登録の場合、毎年支払う自動車税は88,000円。車検時に支払う自動車重量税は、車両重量が5,730~6,000lb(およそ2,600~2,720kg)ですので、新車登録から13年経過までは49,200円です。
ざっと見積もっただけで毎年の維持費は約29万円、車検の年は約34万円。さらに自賠責保険料が車検ごとに28,780円(25カ月分)必要となります。
現行型セコイアに搭載されているエンジンは、5.7LのV型8気筒E85 Flex Fuel対応エンジンです。日本ではレギュラーガソリンで問題なく走行できます。
カタログ燃費は、市街地走行が13MPG(およそ5.5km/L)、高速走行で17MPG(およそ7.2km/L)、市街地・高速走行を含めた複合走行で15MPG(およそ6.3km/L)です。ハイブリッドカーが大人気の日本では、考えられない数値です。もちろんエコカー減税対象車ではありません。
もし年間1万kmを複合走行するのなら、必要なガソリンは1,587Lです。レギュラーガソリンをおよそ125円/Lとすれば、ガソリン代だけで198,375円の燃料費になります。
3ナンバー登録の場合、毎年支払う自動車税は88,000円。車検時に支払う自動車重量税は、車両重量が5,730~6,000lb(およそ2,600~2,720kg)ですので、新車登録から13年経過までは49,200円です。
ざっと見積もっただけで毎年の維持費は約29万円、車検の年は約34万円。さらに自賠責保険料が車検ごとに28,780円(25カ月分)必要となります。
セコイアの購入方法は?中古?
日本の中古市場でも人気のセコイアは、専門店で購入できます。
注意点は、できることなら逆輸入車の取り扱いに慣れている店舗で購入すること。購入方法はカンタンでも、中古の逆輸入車の内容は簡単ではありません。アメリカから輸入する中古車購入の際、走行距離が不明であることがほとんどなので、特に注意が必要です。
これは走行距離偽装ということではなく、北米ユーザーはユーザーごとの走行距離を気にするからなのだとか。日本では車両の通算走行距離が品質管理上問題となるだけに、このあたりは文化の違いというしかありませんね。
注意点は、できることなら逆輸入車の取り扱いに慣れている店舗で購入すること。購入方法はカンタンでも、中古の逆輸入車の内容は簡単ではありません。アメリカから輸入する中古車購入の際、走行距離が不明であることがほとんどなので、特に注意が必要です。
これは走行距離偽装ということではなく、北米ユーザーはユーザーごとの走行距離を気にするからなのだとか。日本では車両の通算走行距離が品質管理上問題となるだけに、このあたりは文化の違いというしかありませんね。