レクサス LFAとランボルギーニ ムルシエラゴのドリフト対決…両車に施されたカスタムは?

LFA

D1グランプリでのスーパーカー競演…

D1GPにて、「エキシビションマッチ」という形だったようですが、レクサス・LFAとランボルギーニ・ムルシエラゴの勝負…競演というべきでしょうか、なんとも贅沢なシーンが観れたそうです。このD1GP(全日本プロドリフト選手権)は2001年にスタートし、今年で15年を迎えるというところ。

ドリフトという競技の特殊性から、実績のない現行車両はどうしても不利になってしまうため、旧型FR車でのエントリーが多く(そのため現行車種は予選を免除するというレギュレーションもあったようです)、そうした意味ではLFAもムルシエラゴも「異質」な存在といえるでしょうね。

レクサス・LFA D1グランプリ仕様は…

今村陽一選手が所属するOTG Motor Sportsが、レクサスLFAをD1の「エキシビションマッチ用」に製作したそうです。もちろん純正のままではなく、相当なカスタマイズを施しています。

なんとLFA自慢のV10エンジンではチューニングが難しく、メーカーレベルでないと不可能!?という事で、NASCAR用のV8エンジン(約6000ccのOHVエンジン)に換装したそうです。これにターボを組みわせ、900馬力の出力にマスタマイズしたのだとか。

純正のV10エンジンをわざわざ降ろしてまで製作、というのは覚悟がいる事ですよね。しかしそれだけ精密なエンジンでありカスタムしにくいものだったと想定できます。

ドリフト競技は初の車両だけに開発に苦労があったそうですが、少しずつ熟成が進んでいいるようです。

ランボルギーニ・ムルシエラゴ D1仕様…

D1グランプリ TOKYO DRIFTお台場でデビューしたのがムルシエラゴLP620。これを手掛けたのが、以前ご紹介したチューニングブランド「リバティー・ウォーク」です。

リベット留めのオーバーフェンダーといった無骨な架装が世界中で人気を呼んでいるのがリバティー・ウォークの個性。このランボルギーニ・ムルシエラゴも、無骨なアピアランスを手に入れています。中身のほうも、LFA同様にかなり手が入ったようです。

基本的にエンジンはノーマルの状態だそうですが、左ハンドルから右ハンドルに換装、フロントサスペンションにはスープラやセルシオのパーツで切れ角をアップさせ、ドリフト向きの足回りにカスタマイズしてあるそうです。もちろん、重要なボディ軽量化も行っており、ノーマルと比べて400kgの軽量化となっているそうですよ。

【動画】ド迫力のムルシエラゴvs LFAドリフト対決!

ド迫力のムルシエラゴvs LFAドリフト対決!

弩級のスーパーカーが轟音を奏でてドリフトを展開する…クルマに興味の無い人でも惹きつけられる「凄み」のようなものがありますね。LFAはまだエキシビジョン仕様のようですが、ムルシエラゴはシリーズ参戦を行っているようです。

ドリフト車競技というと、皆さん頭に浮かぶような「定番車両」が多くなってしまうと思います。しかしそこを打破して、あえてこうしたスーパーカーを持ち込んだ両チームに拍手です。競技人気・人口を高める為には、有無を言わせぬ説得力のある存在、というのも不可欠。魅力あるコンテンツにならなければ「才能」は入ってきませんよね。加えていえば、これは「収益性」にも直結する事です。

D1グランプリのルールとは?

D1グランプリルール

速さを競うものではない競技なので、どんなルールなのかな、と思われると思います。基本的に審査員による得点で優劣が付くルールです。

単走の場合、コーナーへの進入スピード、角度、ライン、どれだけ危険(壁など)に迫ることが出来たかが審査のポイントになるようです。

2台で行う追走では、対戦相手より「スゴイ」走り(追い抜き、後ろからピッタリ寄せるなど)が出来たかがポイントとなり、上記単走での評価ポイントよりも重視されるというもの。

新しい競技ゆえに、審査基準も年々改善を行っているようです。
日本発のクルマ文化「D1グランプリ」、一度会場に足を運んでみませんか?

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