クルマに乗ったままで結婚式から葬式まで!?最新のドライブスルー一挙紹介！

日本初のドライブスルー(ドライブイン)は、1965年に老舗の山本海苔店が本社の駐車場側にドライブインを設置したとされている。いまや多彩なサービスが受けられるドライブスルーだが、どんな業態・メニューがあるのだろうか。

ドライブスルーの発祥の地(本場)であるアメリカでは、オープンカーに乗ったまま結婚式が挙げられるサービスがあるそう。「ドライブスルー・ウェディング」として日本の旅行代理店も受け付けている。

結婚式があれば、葬式もあるようで、日本初は長野県上田市の葬儀場で、クルマから降りずに参列・焼香もできる葬儀場が話題になった。

また、処方箋を主にターゲットにした薬局のドライブスルーもある。処方箋を出し、代金を支払って、薬を受け取るという一連の流れはできている処方箋は確かに便利そう。

これだけ携帯電話・スマホが普及している中、最もユニークといえそうなのが、公衆電話のドライブスルー。

実は1980年代から公衆電話のドライブスルーはあったそうだが、2019年6月、愛知県日進市に公衆電話のドライブスルーがリニューアルオープンしたという。

NTT西日本によると現在は日本に2ヶ所しかないそうで、災害時にも役立つためリニューアルして存続となったそうだ。

ほかにも、クリーニング店・ATM・郵便局・宝くじ売り場・眼鏡店などもあり、兵庫県洲本市の「どうぶつ耳科専門クリニック 主の枝」では、受付をドライブスルー方式で行っている。ペット同士の感染を防ぐのが狙いだそう。

また、ネットスーパーのドライブスルーもある。オークワ和泉小田店では、ネットで申し込んだ商品を選んでおいた受取時間帯にクルマにてドライブスルーで受け取るというシステム。

ユーザーが便利に思うかは、まさにそれぞれのニーズにより異なるだろうが、クルマから降りずに購入できるというのは、聴覚障害者への対応などの課題は依然としてあるものの、障害者の方にも利点がありそうだ。