一瞬で車内を暖める方法は?

A/C エアコン

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寒い日がまだまだ続く2月。いまのクルマは一発でエンジンが始動するのが当たり前とはいえ、冷え切った運転席に座り、車内が暖まるまでは辛いもの。一瞬とはいわなくても早く暖める方法はないのだろうか。

文・塚田勝弘
Chapter
リモコンエンジンスターターを活用する
暖まるまでA/Cボタンをオフにする
シートヒーターやステアリングヒーターを使う
カーペットなどで身体を暖める

リモコンエンジンスターターを活用する

手っ取り早いのは、リモコンエンジンスターターを使う手だろう。通勤などで毎朝同じ時間に自宅を出るのであれば、タイマースタート機能を効果的に使いたい。ただし、あまりにアイドリングが長いと燃費が悪化し、不要な排気ガスをまき散らすことになるので要注意だ。

暖機運転を自動的にできるのが利点(なお、現在の新車はその大半が暖機運転不要になっている)だが、ある程度走り出さないと思うように暖かくならない。しかし、冷間始動よりも早く暖める可能性がある。

暖まるまでA/Cボタンをオフにする

ハイブリッドを含めた内燃機関を搭載する大半のクルマは、冷却水が冷え切った状態だと暖房の効きが悪いのは当然のこと。暖まるまでは、A/Cボタンを押さずにコンプレッサーを作動させず、暖まってきたらA/Cをオンにすればいい。ただし、ウインドウの内側が曇ってしまうので、暖かくなってきたらオンにする。

シートヒーターやステアリングヒーターを使う

重宝するのがシートヒーターやステアリングヒーターだ。冷却水の温度に関わらず、エンジン始動直後から腰まわりなどを効果的に暖めてくれるし、冷え切ったステアリングもじんわりと温かくなるから、その間に暖房が効き始めるのを待つのが王道だろう。

SUBARU各社は、基本的に全車に寒冷地仕様を標準装備しているのをはじめ、オプションなどで寒冷地仕様を設定している車種が多いから、朝からクルマを走らせる機会が多い人はぜひ装着したい。

また、日産のNV200バネットにメーカーオプション設定されている「クイックヒーターパック」やトヨタ プリウスPHVのリチウムイオンバッテリー内に電気ヒーターを搭載した昇温システムやヒートポンプオートエアコンの採用により、寒い冬を苦手とする電動化車両もあるから、次期愛車はこうしたクルマを選択する方法も考えられる。

カーペットなどで身体を暖める

そのほか、ひざ掛けやカーペットを使う、カイロなどで温めるなどの手もあるだろう。運転しやすいグローブを装着したり、安全に支障がないように、首が左右に大きく可動できる範囲でマフラーを巻いたりする手もある。

身体を温めるには、首、手首、足首を温めるのが効果的といわれているため、あくまで運転しやすい格好で工夫するのも効果的なはずだ。

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