グランツーリスモを必死でやったら、本物のプロレーサーになれる時代に!?

グランツーリスモでプロレーサーに!

GTアカデミー

大人気ゲームシリーズ「グランツーリスモ」をプレイし、大会で優秀な成績を収めるとプロレーサーへの道が開かれる…夢のような企画が現実にあります。

日産自動車、プレイステーション、ポリフォニー・デジタルによって2008年より開催されている「GTアカデミー by 日産×プレイステーション」は、ゲームとリアルを繋ぐ架け橋となるコンテスト。

GTアカデミーで優秀な成績を納めたプレーヤーは、日産のレーシングチームに所属し、本物のレーシングカーで本物のサーキットを走行し、国際レース出場に必須の訓練とライセンスを獲得するチャンスが与えられます。

グランツーリスモをプロドライバーの適正を判別する簡易シュミレーターとして利用しているのです。これはリアルにドライブ好きな方も見逃せませんね。

日産レーシングチームの訓練とは?

GTアカデミー

GTアカデミーで優秀な成績を納めたドライバーは、日産レーシングチームに所属し、プロドライバーとしての適性が試される数々の訓練が行われます。

GTアカデミー2011年大会で優勝し、2017年から日本のスーパーGT(GT500クラス)に参戦しているヤン・マーデンボローによると、訓練には飛行機でのアクロバット飛行、海兵隊並みのフィジカルトレーニング、プロ用シュミレーターによるレース練習なども含まれるとのことです。

飛行機は本物のパイロットが同乗し、指示に従い操縦を行います。いきなりのアクロバット飛行とは難易度が高いですが、これにより強いメンタルを養う狙いがあります。また、海兵隊並みの過酷なフィジカルトレーニングは、レースでの過酷な環境に耐える体力を養います。

そしてマシンだけでなく気候や路面状況も調整可能なプロレーサー用のシュミレーターを使って、サーキットのコースを予習し、本番でも実力を発揮できるように訓練します。

GTアカデミー出身のプロレーサー

GTアカデミーは、すでに22人のプロドライバーを輩出しています。

ルーカス・オルドネス

ルーカス・オルドネス

2008年GTアカデミーヨーロッパ大会に参加し、GTアカデミー初代チャンピオンになりました。その後、2011年インターコンチネンタル・ル・マン・チャレンジで、LMP2クラスチャンピオンに輝きます。

さらに、2012年ニュルブルクリンク24時間レースSP8Tクラス優勝、2013年ブランパン耐久シリーズのPro-Amクラスでドライバーズ・チャンピオン、2014年ドバイ24時間レースSP2クラス優勝と華々しい戦績を残しています。

ルーカス・オルドネスの出現がGTアカデミー育成プログラムの確かさを立証し、GTアカデミーの舞台をヨーロッパだけでなく北米、ロシア、中東、オーストラリア、インド、南アフリカへとグローバルに広げるきっかけにもなりました。

ミゲル・ファイスカ

ミゲル・ファイスカ

2013年GTアカデミーヨーロッパ大会で優勝し、プロレーサーになったミゲル・ファイスカ。2014年ブランパン耐久シリーズに、日産GTアカデミーチームRJNから参戦。GTアカデミー優勝の賞品として、日産GT-R NISMO GT3をドライブしました。

同年のドバイ24時間レースSP2クラスにドイツチャンピオンのフロリアン・ストラウス、ロシアチャンピオンのスタニスラフ・アクセノフ、北米チャンピオンのニック・マクミレンらとチームを組み、日産370Z NISMOで参戦。クラス優勝をはたします。

グランツーリスモプレイヤーだけで編成したチームが優勝したのは、もちろん初めてのことでした。

他のGTアカデミー出身プロレーサー

ヤン・マーデンボロー

ジョーダン・トレッソンは、2010年ヨーロッパチャンピオン。2011年のトタル・スパ24時間レースGT4クラスや2011年ブランパン耐久チャンピオンシップGT4クラスで優勝しています。

ヤン・マーデンボロー(写真上)は、2011年ヨーロッパチャンピオン。2012年ブリティッシュGTチャンピオンシップのブランズハッチ戦で優勝、ニュージーランドで開催された2014年TRSシングルシーターシリーズで準優勝。2017年からスーパーGT GT500クラスで、GT-Rをドライブしています。

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