日本で売られていないけど、世界で大ヒットしている車5選

日産 キャシュカイ

日産 キャッシュカイ

デザインはエクストレイルと非常に似ていますが、実際はエクストレイルよりひと回り小さなSUVが「日産 キャッシュカイ」です。日本では2014年まで販売されていたデュアリスの後継モデルとして欧州日産が製造・販売しており、2017年は世界で52万台を販売しています。

オンロードを主としたSUV、いわゆるクロスオーバーは日本でも人気ですが、スマートなデザイン、パワフルな走り、時代に則した経済性、暮らしに融け込むサイズ感がマッチして、特にヨーロッパでは代表的なクロスオーバーとして市場を牽引しています。

残念ながら、いまのところ日本での発売は予定されていませんが、日本で売っていたらぜひ欲しい!と思う方は多いのではないでしょうか。

フォード Fシリーズ

フォード F-150 2018

アメリカが自動車販売の巨大市場であることは言うまでもありませんが、じつはアメリカの新車販売のうち55%がライトトラック、いわゆるピックアップトラックやSUVが占めています。このカテゴリーで圧倒的な人気を誇るのが「フォード Fシリーズ」です。かれこれ40年近くもベストセラーの座を守り続けている絶対的王者とも言える存在なのです。 

日本とは道路事情がまったく異なりますので、日本メーカーの車(トヨタ タコマや日産 タイタン等)はもちろん、アメリカで一番売れているフォードFシリーズですら日本での正規販売はありません。

アウトドアやDIYが身近なアメリカでは荷台が重要であり、かつトレーラーやキャンピングカーが牽引できるパワーとラグジュアリーな雰囲気を持つ万能車という扱いなのです。

フォルクスワーゲン ラヴィーダ

ラヴィーダ ブルーeモーション

※画像はラヴィーダ ブルーeモーション

フォルクスワーゲンでは聞きなれない名前の「ラヴィーダ」ですが、それもそのはず、この車は上海フォルクスワーゲン(上海VW)が中国市場向けに製造・販売する専用車です。2008年に導入されたラヴィーダは、最初の2年間で30万台のセールスを記録した、まさに大ヒットモデル。

中国の美意識を考慮したデザインを持つミドルクラスセダンで、開発のすべてをドイツ以外のフォルクスワーゲンが担当した初めてのモデルとなりました。2012年に新型が発表となり、自動車需要の伸びる中国でその洗練されたデザインによって人気に拍車がかかりました。

ヒュンダイ ツーソン

ヒュンダイ ツーソン

韓国 ヒュンダイ(現代自動車)の小型クロスオーバーSUVですが、日本では初代モデルがヒュンダイ JMの名前で導入されていました。2004年には日本でグッドデザイン賞も受賞していましたが、2代目以降は日本市場からヒュンダイが撤退したため、販売されていません。

先に紹介した「キャシュカイ」のライバルモデルとして欧州では人気となっており、2015年にモデルチェンジした3代目は、より洗練されたデザインと乗り心地が高評価を得ているようです。

トヨタ RAV4

トヨタ RAV4 2016

1994年に発表され、まさにクロスオーバーSUVの先駆けとなり、その後の市場に大きな影響を与えた車でしたが、2016年に日本での販売は終了しています。しかし日本では販売されていない4代目は世界200カ国で使用されている世界戦略車であり、実際"2017年に北米で一番売れたトヨタ車"はこのRAV4なのです。

2019年にフルモデルチェンジされる新型RAV4がふたたび日本で販売されるという噂もありますので、「日本生まれアメリカ育ち」の新型がどのような車になるのか、とても楽しみですね!


まさに国や地域によって価値観・ニーズが異なるように、人気のある車もそれぞれの国によって異なります。メーカーが徹底的に市場調査し、投入した興味深い車種を通して、それぞれの国の文化や多様性を知ることができるのも、車の楽しみ方の一つと言えるでしょう。

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