“自動ブレーキ”ってどれも同じ?

“自動ブレーキ”ってどれも同じ?

元々日本の行政機関に、この機能を認可するように働きかけてくれたのはボルボ。2009年にXC60を発売する際「安全機能は全世界共通じゃなければおかしい」との信念から、何度も何度も交渉してくれたおかげで、今や軽自動車にも採用されるまでになりましたが、実はコレ、いろんな種類があるんです。

現在、この機能を働かせるためのセンサーとして使われているのは「カメラ」と「ミリ波レーダー」と「赤外線レーザーレーダー」。カメラは人間の目と同じと考えればOK。ミリ波は電波、赤外線は光波。対象物に照射して跳ね返ってくる波を感知することで計測します。

それぞれ一長一短がありまして、まずカメラは人間の目と同じように、物の形を判別するのが得意。対象物がクルマなのか、人なのか等々を、パッと見て認識することができます。

最近はカラー対応カメラの採用で、前走車のブレーキランプの認識も可能。前のクルマがブレーキを踏んだから、こちらも減速の用意をするなんていうことまでできちゃいます。

ただし、西日が眩しい、雨や霧で前が見えにくい時など、人間が目を細めるようなシチュエーションでは、カメラも「う〜む、前が見えない〜」という状況に…。

そんな厳しい環境の時に強いのが、ミリ波レーダー。なんたって軍事用レーダーとしても使われていますからね。ただし、電波の跳ね返りを計測しているため、物の形を認識するのは苦手。何かあるのはわかっていても、それがクルマなのか人なのかは、瞬時に判別できません。何よりのネックは価格が高いこと…。

赤外線もミリ波と同様の特徴を持っていますが、光なので遠くにあるものを識別するのは苦手。その代わり近くの判別は素早いのと、価格が安いというのが特徴になります。

というわけで、現在のところは、カメラとミリ波レーダーの組み合わせが機能的には最強と言われていますが、価格とのバランスを考えて、さまざまなタイプがあると思えばOK。

また、実際にどれくらい減速できるかは、ブレーキ性能や路面状況にもよります。これは、あくまでも「衝突被害軽減ブレーキ」だということを、お忘れなく!

「予防安全性能」評価結果

※平成28年度自動車アセスメント評価結果(前期分)。「被害軽減ブレーキ(対車両・対歩行者)」「車線はみ出し警報」「後方視界情報」の総得点。メーカーから応募があった11車種を評価。71点満点。出典:国土交通省

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1、マツダ アクセラ 【70.5点】

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2、スバル フォレスター 【69.5点】

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3、スバル インプレッサ 【68.9点】

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4、スバル レヴォーグ 【68.5点】

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5、トヨタ プリウス 【68.1点】

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6、スバル レガシィ 【68.0点】

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6、トヨタ レクサスRX 【68.0点】

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8、トヨタ レクサスGS 【67.9点】

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9、トヨタ クラウン 【67.3点】

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10、スズキ イグニス 【66.3点】

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11、ホンダ フリード 【58.4点】

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