その自由度はスズキ ジムニーを上回る!中古のジムニーシエラをイジリ倒す最適なカスタマイズとは?

スズキ サムライ(ジムニーシエラ)

※この記事には広告が含まれます

4WD車で険しいオフロード走行を楽しめるコースを見に行くと、やけに立派でたくましいスズキのジムニーに出会う事があります。聞くと実はジムニーならぬジムニーシエラな事も多く、元が海外仕様なので日本の軽自動車枠の制約を受けないためにベース車としての素材はジムニー以上とも言われているのです。
Chapter
軽自動車の制約を回避できるジムニーシエラでカスタマイズ!
まずは定番、4cmまでのリフトアップ!
カスタマイズ済みの中古車はお得!
堂々たる高さへのリフトアップ!
タイヤもより太く、より大きく!
究極は原型をとどめなくなるほど

軽自動車の制約を回避できるジムニーシエラでカスタマイズ!

元々悪路走破性に優れたジムニーをリフトアップ、そして大きなタイヤを履かせれば、さらに楽しいオフローダーとなる事は、数々の先人が証明しています。

しかし、ジムニーにはどうしても「軽自動車枠」という法律の限界があるのです。

ならば最初から普通車登録でワイドトレッド、パワフルなジムニーがあれば良いと思いませんか?

そう、そこでジムニーシエラが欲しくなってきます。

5ナンバーサイズに収まっていればナンバーを取り直さずとも済み、ジムニー譲りの構造でリフトアップもしやすいジムニーシエラは、最適なカスタマイズベース車なのです。

まずは定番、4cmまでのリフトアップ!

ジムニーシエラの中古車情報など見ていると、まず目に付くのは新旧関わらず車高を上げたリフトアップが目立つ事です。

大きなタイヤを履いてかなり車高を上げているものもあれば、控え目ながら確かに上がっているものまでさまざまですが、ここには改造の基準になる明確な分かれ目があります。

それはリフトアップは4cmまでなら構造変更申請無しで車検に通るという事で、大抵はその範囲内です。

それだけでも目を引くほど立派に見えてくるのが不思議なところで、結果車高の高いジムニーシエラが増えています。

カスタマイズ済みの中古車はお得!

そうなると4cmと言わずどんどん車高を上げたくなるものですが、そうなると車検証の構造変更申請をしないと違法改造になります。

申請自体はそれほど面倒では無いのですが、手間や費用もかかりますし、ノウハウを持っていて依頼できるショップも限られてしまうのです。

どの程度上げるかはともかく、最初からリフトアップしてある個体を選べのが一番楽で、だからこそジムニーシエラの中古車価格を見ると、リフトアップされたものほど価格が高い傾向にあります。

少々高くても確実ですから、人気があるわけですね。

堂々たる高さへのリフトアップ!

リフトアップの方法はさまざまですが、ここでジムニー譲りのフルフレーム構造が生きてきます。

ラダーフレームの上にボディが乗っているので、ボディとフレームの間にブロックをかませるだけで手軽にリフトアップできる「ボディリフト」ができるのです。

もちろん、ブレーキやシフトのワイヤーなどボディと繋がっている部分は延長が必要になりますし、ラジエーターが剥き出しにならないよう加工が必要になったりはします。

しかし、ジムニーシエラの同クラス車はいずれもフレームとボディを分離できないビルトインフレームで、リフトアップ自体が容易では無い事を考えればはるかに楽です。

そんなところもジムニーシエラがライバル不在の人気を誇る理由なんですね。

タイヤもより太く、より大きく!

リフトアップすればボディへの干渉が減るので、純正より大径なタイヤを履く事もできます。

ここでジムニーだと軽自動車規格に収めるため幅が狭く、車高と重心を上げすぎると乗り心地や安全性に悪影響が出てしまいがちです。

その点、普通車のジムニーシエラでは最初からジムニーより長いホーシングでワイドトレッド化してあるので安定性には余裕があります。

ワイドフェンダーをつけるなどタイヤのハミ出しにだけ注意すれば、より大径タイヤを履けますので、見た目もだいぶ変わってきますね。

究極は原型をとどめなくなるほど

このように改造の自由度が非常に高いもので、カスタマイズを繰り返していくと原型を止めているのはフロントグリルと運転席くらいではないか?というものまで可能になります。

控え目なリフトアップからジムニーを超えた何かまで作りやすく、カスタマイズの幅が非常に広いジムニーシエラはジムニー以上に楽しめるクルマです。

少し高くてもカスタマイズ済みの中古車を買うのはコストパフォーマンスに優れていますし、全くのノーマル車を安く買ってイチから仕上げて行くのも、その過程がものすごく楽しいですよ!

商品詳細