世界戦略車として生まれ変わったスカイライン!今後はモデルチェンジでどう変わるのか?
更新日:2024.09.09
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現行V37スカイラインは2014年にフルモデルチェンジを行った13代目を数えるモデル。2.0Lターボにはダイムラー製のエンジンを搭載するなど、世界戦略車として思い切った展開を見せています。今後のモデルチェンジはどういった方向性となるのでしょうか…
世界戦略車となり、立ち位置が少し変わっていくのか…?
スカイラインといえば、数々の伝説を残した「日本の誇るスポーツカー」の代名詞といえます。いわば極めてドメスティックなモデルでもあり、日本の文化…として多くの方々から愛されるモデルであったといえるでしょう。
現行V37スカイラインが賛否を呼んでいるのは「世界戦略車」として生まれ変わったから、というところもあるでしょう。エンブレムが「インフィニティ」である事がそれを象徴しています。実際海外では「インフィニティQ50」として販売されており、北米や新興国等もマーケットとしているモデル。つまりかつてのスカイラインと大きく立ち位置が変わっている、といえるわけです。2.0Lターボは日産製ではなく、日産・ルノーアライアンスが提携したダイムラー製のものが搭載されているのもこうした世界戦略車としての割り切り、といえるのかもしれません。
現行V37スカイラインが賛否を呼んでいるのは「世界戦略車」として生まれ変わったから、というところもあるでしょう。エンブレムが「インフィニティ」である事がそれを象徴しています。実際海外では「インフィニティQ50」として販売されており、北米や新興国等もマーケットとしているモデル。つまりかつてのスカイラインと大きく立ち位置が変わっている、といえるわけです。2.0Lターボは日産製ではなく、日産・ルノーアライアンスが提携したダイムラー製のものが搭載されているのもこうした世界戦略車としての割り切り、といえるのかもしれません。
ではV37スカイラインは失敗作なのか?
多くの方々から思い入れの強い新型「スカイライン」だけに、賛否両論、多くの意見があるのは当然といえます。しかし、スカイラインだから…という色眼鏡を抜きにしてこのV37型を見た場合、どうでしょう。どこか欧州的な艶のあるグラマラスなデザイン、そして3.5Lハイブリッドの強烈なパワーユニット、久しぶりの軽快感ある2.0Lターボのラインナップ。そして電子ステアリング等の先進装備…。こうした点を鑑みると、先入観なしで見るならば、「極めて完成度の高いスポーツセダン」といえます。
「スカイライン」というワードに重責があるのは事実ですが、このV37型スカイラインの質実なテイストを推し進めていく方向性もアリかもしれません。
「スカイライン」というワードに重責があるのは事実ですが、このV37型スカイラインの質実なテイストを推し進めていく方向性もアリかもしれません。
よりスポーツ性を高めたモデルも欲しい…
GT-Rと現在では実質別モデルとなっているスカイラインですが、やはり日本においてはスーパースポーツのイメージがあるモデル。パワーユニットには「日産製のハイパワーエンジン」を望むところ。
実際、昨年末には北米版スカイラインクーペ「インフィニティQ60」に3.0Lターボで最高出力400馬力、トルク48.4kgmを誇る新型VRエンジンを搭載するとも発表しています。
フルモデルチェンジは少し先となりそうですが、マイナーチェンジの際は是非この強烈な新型VRエンジン搭載モデルを日本でもラインナップに加えて欲しいところ。
素性の良いモデルといえるV37スカイライン。今後のラインナップ展開に期待していきたいですね。
実際、昨年末には北米版スカイラインクーペ「インフィニティQ60」に3.0Lターボで最高出力400馬力、トルク48.4kgmを誇る新型VRエンジンを搭載するとも発表しています。
フルモデルチェンジは少し先となりそうですが、マイナーチェンジの際は是非この強烈な新型VRエンジン搭載モデルを日本でもラインナップに加えて欲しいところ。
素性の良いモデルといえるV37スカイライン。今後のラインナップ展開に期待していきたいですね。