スバル XVはグレード毎に何が違う?一番コスパが良いのは?

どんなクルマでも「グレード展開」がなされており、それぞれ装備やパッケージに差をつけられています。もちろん、上級グレードの方が装備が充実しているのは当然なのですが、その分コストに跳ね返ってきます。XVのグレードでお買い得感あるのは…?

Chapter
スバル XVとはどんな車?
スバルXVのグレード展開は…
スバル XVのインテリア・エクステリアについて
スバル XVの中古価格は?
XVハイブリッドのグレード展開は…?
燃費・維持費について
走行性能について

スバル XVとはどんな車?

スバルXVは2010年3月ジュネーブ国際モーターショーで世界公開され、6月に日本でグレードは1.5iと2.0Iがインプレッサをベースとして発売され、2011年10月には販売が終了となりました。

1年間のブランクを経て2012年9月にフルモデルチェンジをしてインプレッサの名前を使わずスバルXVとして生まれ変わりました。

グレードは2.0I、2.01iEyeSight、2.0i-LEyeSightに分かれており、エンジンは低重心で振動が少なく、軽量コンパクトで滑らかな走行の水平対向エンジンBOXERは16.2km/Lという燃費の良さはクラストップレベルです。

6速マニュアル走行ではスポーティな加速を感じさせるリニアトロニックを採用しています。スポーティな走りの「S」、エコな走りの「i」と、スイッチ一つで走行を選べるSI-DRIVEで選択することもできます。

サイズは全長4,450mm、全幅が1,780mm、全高1,550mmで、エクステリアは選べるカラー9色、インテリアは落ち着いたシックな色合いと疲れにくい設計のシートで運転をサポートしています。

スバルXVのグレード展開は…

現行の「スバル XV」は2.0Lガソリンボクサーエンジン仕様、エンジン+モーターの「XVハイブリッド」にそれぞれグレードが用意されています。

■スバルXV
2.0i・・・2,289,600円
2.0i EyeSight・・・2,397,600円
2.0i-L EyeSight・・・2,592,000円

まずこのXVですが、エントリーグレードの「2.0i」にはアイサイト搭載がありません。

アイサイトを搭載の「2.0i EyeSight」との価格差は約11万円。しかしこのアイサイトの安全性能は非常に高く評価されており、プリクラッシュブレーキだけでなく、全車速追従機能付クルーズコントロール、AT誤発進抑制制御も搭載されるので絶対に選ぶべき装備といえます。

加えていえば、「マルチインフォメーションディスプレイ付常時発光式ホワイト照明メーター」も標準装備とされるので、インパネ周りの充実にも繋がります。非常にお得なグレードといえるのが「2.0i EyeSight」です。

さらに最上級グレード「2.0i-L EyeSight」には、「HIDロービームランプ&ポップアップ式ヘッドランプウォッシャー」が搭載されます。

他のグレードはハロゲンランプなので、アドバンテージといえますね。加えて、アルミパッド付スポーツペダル、本革巻セレクトレバーピアノブラック調加飾パネル+シフトブーツ、キーレスアクセス&プッシュスタート、転席&助手席8ウェイパワーシート、といった快適装備や豪華装備が追加されています。

その為、金額は「2.0i」と比較すると約30万円UPという設定。

これは快適装備を必要とするか否か、で判断がわかれるポイントかもしれません。いずれにしても、アイサイト搭載仕様の「2.0i EyeSight」を基準にチョイスする事になりそうです。コストパフォーマンスを考えるとやはりこのグレードが「基本」といえそうですね。

スバル XVのインテリア・エクステリアについて

スバルXVはインプレッサの流れをくむ車で、初登場の時はインプレッサXVという名前で発売されました。

現在もインプレッサXVと呼ばれていますが、カタログなどではXVとして表示されています。

XVはクロスオーバーSUV車で、クロスオーバーSUVとはフレームの代わりに外板に、最小限の加工を施すモノコック構造で強度と剛性を持たせたもので、空間を広く、さらに軽量化できるという利点を持った車です。

ボディカラーはタンジェリンオレンジ・パール、ハイパーブルーを始めとする9色となっており、エクステリアも非常に美しく仕上がっています。

インテリアを見てみると、シートはよりクリアな視界を確保できるように座面を高めに作られており、身体全体をサポートするようにサイドも設計されているのが特徴の一つです。

シンプルで飽きの来ないデザイン、オレンジのステッチでアクセントを持たせている上、2.0i-LEyeSightはブラックの本革シートを使用しており、艶のある滑らかな本革に、こちらもオレンジのステッチを効かせています。

スバル XVの中古価格は?

スバルXVは2010年から2011年までに発売された初代モデルと2012年から発売された現行モデルに分けられます。

中古車を探す場合初代モデルはカーセンサー調べによると該当車は少なく、中古価格を観ると、最安値550,000円から最高値1,280,000円と幅があります。2.0iモデルは2016年7月現在で該当車は1台のみとなっています。

2012年以降の現行モデルでも2016年7月現在では該当がありません。それ以上のモデルになると200台以上の該当車があり、オプションで付けられたものや走行距離などにより価格も幅があり、中古相場では2,193,000円ほどとなっています。

ナビ付きや各種アクセサリー付きのものなど、中古車ならではの選ぶ楽しみがあります。

やはり、選ぶのであれが2012年以降の2.0iアイサイト以上のグレードがおすすめといえるのではないでしょうか。値引きは直接中古車販売店などとの交渉となりますので、ネットなどを活かして情報収集をしておくことが重要です。

大手中古車サイトを参考にして、以下にまとめてみました。

  初代モデル 現行モデル
グレード 1.5i 2.0i 2.0i 2.0iEyeSight 2.0i-L EyeSight
最安値 550,000円 1,030,000円 該当車なし 1,750,000円 1,399,000円
最高値 1,280,000円 -   2,830,000円 2,850,000円
平均価格 915,000円 1,030,000円   2,290,000円 2,124,500円

(2016年7月時点)

XVハイブリッドのグレード展開は…?

■スバルXVハイブリッド
ハイブリッド2.0i・・・2,570,400円
ハイブリッド2.0i EyeSight・・・2,678,400円
ハイブリッド2.0i-L EyeSight・・・2,862,000円

ガソリン仕様XVと少々違うのは、「ハイブリッド2.0i EyeSight」からキーレスアクセス&プッシュスタートが標準装備となる事と、ガソリン仕様には存在しないヘッドライトの「ブルーインナーレンズ」が装備されるところ、となります。

こちらもやはりこのアイサイト搭載仕様がコストパフォーマンスに優れる、といえるかもしれませんね。

とはいえ、「2.0i-L EyeSight」には「HID」と後付しにくい「パワーシート」が用意されているのも魅力。購入の際は、コスト面とご自身の望む装備を秤にかけて悩む事になりそうですね...。

燃費・維持費について

スバル XVの燃費も気になるのではないでしょうか。カタログ燃費と共に、口コミサイトにて実燃費をチェックしてみました。

  初代モデル 現行モデル
カタログ燃費 14.0km/L~15.6km/L 16.2km/L

ハイブリッド車やコンパクトカーの燃費数値を見慣れているとどうしても物足りなさを覚えるかもしれませんが、ガソリン車として考えると決して悪くはありません。特に現行モデルでは2.0Lのエンジンになりますし、走りを楽しめるモデルとして考えると十分に低燃費です。

維持費に関しては燃費や排気量から換算するとやや高いかなといった所ですが、走りを楽しむモデルとして考えたらこちらも一概に高いとは言えません。燃費や維持費を重視するのであればVX ハイブリッドという選択肢もありますので、こちらのモデルは走る楽しさを得たい人向けですが、それでも決して高い訳ではありません。

走行性能について

XVの走行性能に関して、スペックをまとめてみました。


  2.0i 2.0iアイサイト 2.0i-Lアイサイト
駆動方式 フルタイム4WD フルタイム4WD フルタイム4WD
エンジン 2.0L 2.0L 2.0L
最大出力 150ps(110kW)/6,200rpm 150ps(110kW)/6,200rpm 150ps(110kW)/6,200rpm
最大トルク 20.0kg・m/4,200rpm 20.0kg・m/4,200rpm 20.0kg・m/4,200rpm
トランスミッション CVT CVT CVT

このようなスペックとなっています。4WDならではな安定した走りを楽しめます。FFにはないグリップを高速走行域でも覚えますので、ハンドルを握り、アクセルを踏む楽しさがあります。特に水平対向エンジンと4WDの組み合わせは他のSUVでは得られない安定感と加速性があります。

2.0Lエンジンなので、加速性能も申し分ありませんので、常に余裕のある走りを楽しめるでしょう。水平対向エンジンはスバルのアイデンティティですが、そのためにXVを選ぶドライバーもいるほど。独自技術から生み出される力強さと安定感を両立した走りはXVでも遺憾なく発揮されています。