N-ONEローダウンとアルトターボRS|内装・インパネのデザインを比較

ホンダのNシリーズ”N-ONE(Nワン)”から背が低くなった新モデル
ローダウン(LowDown)が新発売されました。
私も先日、このN-ONE ローダウン(LowDown)を試乗してきたのですが、
重心が低いこともあり、カーブした時の安定感はこちらの方が
良いように感じました。
そんなN-ONE(Nワン)の競合車の一つが、スズキから発売されている
セダン型軽自動車の新型アルト(ALTO)のターボ車”ターボRS”
N-ONE ローダウン(LowDown)と新型アルトターボRSの
内装・インテリアを比較してみました。
※2020年10月12日の記事です。
比較② ハンドル
N-ONE ローダウン(LowDown)のハンドルのデザインはこのような感じ。
今回私が見たN-ONE ローダウン(LowDown)のハンドルは、本革巻き仕様。
軽自動車にしては、太さもグリップ感も十分でした。
また、このようにパドルシフトも標準装備されています。
一方、新型アルトターボRSのハンドルは、このような感じ。
N-ONE ローダウン(LowDown)と同様に新型アルトターボRSのハンドルも
本革巻き仕様になっていました。
ただ、N-ONEローダウンのハンドルと異なり、
赤い鮮やかなステッチが入っており、見た目のインパクトがありました。
また、新型アルトターボRSもパドルシフトを標準装備していました。
本革巻きのステアリングホイールをともに装備している
N-ONEローダウンと新型アルトターボRS。
ただ、ターボ車のプレミアムツアラーがベースになっているN-ONEの
プレミアムツアラー LowDownのみ、クルーズコントロールが
標準装備されています。
一方、新型アルトターボRSではクルーズコントロールは、
装備されていません。
この点もN-ONE(Nワン)と新型アルトターボRSの違いの一つかと思いました。
比較③ シフトレバー
N-ONE(Nワン)のシフトレバーは、このような感じ。
一方、新型アルトターボRSのシフトレバーはこのような感じ。
2台ともインパネにシフトレバーが装備されている
インパネ式のシフトレバーを採用。
しかし、N-ONE(Nワン)とN-ONE ローダウン(LowDown)では、
トランスミッションが異なるためシフトレバーの使用方法が異なります。
N-ONE(Nワン)は通常のCVTを採用。
一方、新型アルトターボRSは、セミオートマチックトランスミッションの
一つ”AGS”を採用。
AGSとは、カンタンに言うと”クラッチペダルのないマニュアル車”の事。
このAGSは、マニュアル車をベースにしていますが、クラッチの操作など
複雑な操作の必要が無く、オートマ車のような感覚で運転する事が可能です。
また、新型アルトターボRSのシフトレバーのポジションは、
CVT車のN-ONE(Nワン)とは、多少異なります。
特に違うのは、D(ドライブ)の横にMと書かれているポジションがある事。
これは、M(マニュアル)ポジションの事。
この”M(マニュアル)”にポジションを入れると、シフトアップ・シフトダウンを
自分の好きなタイミングで操作できる”マニュアルモード”になり、
任意のタイミングでシフトチェンジをする事ができるようになります。
マニュアルのクルマのように、キビキビとした運転を楽しみたい時には、
このマニュアルモードは、おススメのモードみたいですよ。
一方、N-ONE ローダウン(LowDown)にも、マニュアル車のような運転が
楽しめるパドルシフトが装備されています。
しかし、N-ONE ローダウン(LowDown)に装備されているパドルシフトは、
あくまで擬似的にマニュアルの運転感覚を楽しめるもの。
パドルシフトを使っても、新型アルトターボRSようなキビキビとした運転は、
あまり期待できないみたいです。
N-ONE ローダウン(LowDown)と新型アルトターボRSは、
ともにブラックが基調となっているインパネのデザインになっていました。
しかし、インパネの質感に関しては、ウェーブメタル調のパネルを仕様し、
高級感があるN-ONE ローダウン(LowDown)の方が圧倒的に良いように感じました。
その一方、キビキビとした運転を楽しみたいなら、N-ONE ローダウンよりも
新型アルトターボRSの方が良いのかなと思いました。