パッソの荷室・ラゲッジ。実際に確認して気付いた欠点とは?

運転のしやすさが人気のトヨタのコンパクトカー新型パッソ(PASSO)が
フルモデルチェンジをして、新発売されましたね。
私も先日この新しくなった新型パッソ(PASSO)を見に行って来たのですが、
内装・インテリアのデザインは大幅に進化!
特に今回のモデルから追加された新型パッソ モーダ(PASSO MODA)は、
特にメーターや内装のデザインが良くなっているように感じました。
ただ、その一方残念だったのは荷室・ラゲッジスペース。
この新型パッソ(PASSO)のラゲッジは先代モデルよりも使い勝手が
悪くなったと感じる部分も・・・。
そんな新型パッソ(PASSO)の荷室・ラゲッジルームの気になった点・
欠点を紹介したいと思います。
※2016年4月27日の記事です。
- Chapter
- 新型パッソのラゲッジの欠点とは?
- 先代モデルの荷室・ラゲッジスどうだった?
新型パッソのラゲッジの欠点とは?
今回新発売された新型パッソ(PASSO)の荷室・ラゲッジルームは、
このようなデザインになっています。
この新型パッソ(PASSO)は普通乗用車と言う事もあり、奥行き・横幅
は十分なサイズがありますね。また、この広めの荷室・ラゲッジスペースは
キャストなど軽自動車とは違う部分なのかなと思いました。
通常時の荷室・ラゲッジスペースは広くて使い勝手も良いと思ったのですが、
個人的に気になったのは後部座席を格納した時。
新型パッソ(PASSO)の後部座席の左右にあるレバーを操作して後部座席を
格納すると、荷室・ラゲッジスペースはこのようになります。
奥行きはさらに広くなって良いですよね。
ちなみに、後部座席を格納した時の新型パッソ(PASSO)のラゲッジの
奥行きは1,410mmとかなり広め。
またこのクルマは6対4分割方式なので、左右独立して格納できるのも好印象でした。
後部座席を格納した時の広い荷室・ラゲッジスペースはかなり魅力的なのですが、
実際に試乗した際に気になったのは後部座席の背もたれのあたりにできる段差。
このように新型パッソ(PASSO)の後部座席を格納すると、かなり大きめの
段差ができてしまいます。
ちょっとコレは段差が大きすぎですよね。
なので、家電や家具など長尺物・大きい荷物を置くと、荷物が大きく
傾いてしまうのかなと思いました。
先代モデルの荷室・ラゲッジスどうだった?
ちなみに、こちらは先代モデルのパッソの後部座席を格納した時の
荷室・ラゲッジスペース。
先代モデルは後部座席の座面に足元側に引き下ろさないといけませんが、
荷室・ラゲッジスペースはこの通りほぼフラットに・・・。
先代モデルと比べて、新型モデルの荷室・ラゲッジスペースに生じる
この段差は少し残念でよね。
私は先日このクルマを試乗をした時、ディーラーさんに
「決行段差が大きいですね~」と、言ったところ、
「今回新発売された新型パッソ(PASSO)はシートの骨格やクッションなど
デザイン全体を一から見直して、座り心地を良くしました。
後部座席の座り心地や居住性を優先したために荷室・トランクの
使い勝手は、若干犠牲になってしまいました。」
と、説明してくれました。
新型パッソの後部座席の居住性・座り心地が良くなったのは認めますが、
個人的にはもう少し荷室・ラゲッジスペースの段差や使い勝手にも
気を配ってもらいたかったなと思いました。
今回フルモデルチェンジをして新発売された新型パッソ(PASSO)は全体的に
とても良くなっていただけに、この荷室・ラゲッジスペースの段差が余計に
残念に感じてしまいました。
今回フルモデルチェンジをして新発売された新型パッソ(PASSO)の荷室・
ラゲッジスペースには、このような欠点・デメリットがありました。
もし荷室・ラゲッジスペースに多くの荷物を積む人は、
購入前にしっかりとこの荷室・ラゲッジの使い勝手も確認してみてくださいね。
色々な事を考慮すると、今回フルモデルチェンジをした新型パッソよりも
ダイハツの軽自動車キャスト スタイルの方が荷室・ラゲッジルームは
使い勝手が良いのかなと思いました。