シートが良いのはどっち?アルトワークスとキャストスポーツ比較

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スズキから15年ぶりに新型アルトワークス(Alto Works)が発売されましたね。

今回久しぶりに復活した新型アルトワークス(Alto Works)ですが、
ダイハツから発売されたキャストスポーツ(CAST SPORT)と比較する人が多いようです。

やはり4人乗りの軽スポーツハッチバックと言うことが大きいのかもしれませんね。
ただシートの作りやこだわりに関しては、この2台のクルマで全く異なりました。

今回新発売された新型ワークスとキャストスポーツのフロントシートと後部座席では
どちらの方がかいてきだったのか、徹底的に比較してみたいと思います。

※2015年12月30日の記事です。

K-コンシェルジュ

軽自動車ディーラーの店長を務めていたK-コンシェルジュが軽自動車のお悩み・疑問点を解決します。軽自動車を実際に試乗した感想・乗り心地から欠点まで包み隠さず紹介していきます。

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Chapter
比較1:フロントシートを比較
新型アルトワークスのフロントシート
キャスト スポーツのフロントシート
比較2:後部座席を比較
新型アルトワークスの後部座席
キャストスポーツの後部座席

比較1:フロントシートを比較

新型アルトワークスとキャストスポーツのシートの特徴で特に異なるのは
フロントシート。

明らかに新型アルトワークス(Alto Works)の方がシートにこだわりを
持っているように感じました。

新型アルトワークスのフロントシート

今回久しぶりに発売された新型アルトワークス(Alto Works)の
フロントシートは、このようになっています。
新型アルトワークス(Alto Works)では、スポーツカーに良く採用されている
レカロシートを採用。
しかもこのレカロシートはこのクルマのために設計された専用デザイン。

軽自動車のサイズに納まるように他のシートよりも若干小さくなっている
みたいですが、それでもシートサイズは十分。

この新型アルトワークス(Alto Works)は腰まわりや下半身からしっかりと
サポートしてくれるので、スッと自然と背筋が伸び、 正しい姿勢を
維持してくれるのでとっても快適。
腰痛持ちでも長時間座っていられるシートになっているので、
見た目だけではなくカラダにも良いシートだと思いました。

キャスト スポーツのフロントシート

一方、キャストスポーツ(CAST SPORT)のフロントシートは、
このようになっています。
レカロシートが使用されている新型アルトワークス(Alto Works)とは異なり、
このキャストスポーツ(CAST SPORT)のシートは、通常のシートを採用。

このクルマのシートはサイドの部分などにレザーを使用しており、
アクティバやスタイルと比べると上質間のあるデザインになっています。
ただ、少しこのキャストスポーツのシートで残念なのはサイドのサポート力。

このクルマのシートはソファーシートを採用しているため
サイドのサポートがほとんどありません。

短時間の移動ならまだ良いですが、もし長時間運転したときの腰への負担は
全く違うのかなと思いました。

この2台のクルマのフロントシートを比べると、レカロシートを採用している
新型アルトワークス(Alto Works)の方が圧倒的に良いと思いました。

比較2:後部座席を比較

フロントシートは新型アルトワークス(Alto Works)の方が圧倒的に良かったですが、
後部座席に関しては、まったく違う印象を持ちました。

それでは、新型アルトワークスとキャストスポーツの後部座席のシートを
比べてみましょう。

新型アルトワークスの後部座席

スズキの新型アルトワークス(Alto Works)の後部座席は、このような
デザインになっています。
このクルマの後部座席はシートカラーは異なるものの、
ベースとなっている新型アルトターボRSと全く同じデザインになっています。

ただ、新型アルトワークス(Alto Works)の後部座席はちょっと座りづらい。

背もたれのサイズが大きいのは好印象だったのですが、
フラットなデザインになっているのでサポート力はイマイチ・・・。
また、座面も適度に後ろ下がりになっているものの、フラットなつくりに
なっているので、フィット感や座り心地があまり良いように感じませんでした。

特に気になったのは、急カーブを曲がったとき。
この新型アルトワークスはサポート力が弱いのでカーブを曲がった時、
姿勢が大きく傾くのが気になりました。

また、後部座席のリクライニング機能やスライド機能も装備されていない点も
個人的にはマイナスポイントでした。

キャストスポーツの後部座席

一方、ダイハツのキャストスポーツ(CAST SPORT)の後部座席は、
このようになっています。
キャストスポーツ(CAST SPORT)も新型アルトワークス(Alto Works)と同様に
フラットな背もたれと座面になっています。

しかし、コチラの車の方が背もたれや座面に適度な凹凸があり、
フィット感はよく感じ感じました。
また、リクライニングや足元空間を調節できるスライド機能などが
装備されているのもキャストスポーツ(CAST SPORT)の魅力の一つ。
後部座席の座り心地・快適性では新型アルトワークス(Alto Works)よりも
キャストスポーツ(CAST SPORT)の方が良いように感じました。
この2台のクルマのシートを比べてみると、フロントシートはレカロシートを
採用している新型アルトワークスの方が圧倒的に良かったです。

しかし、後部座席に関してはキャストスポーツの方が快適に感じました。

この2台のクルマはシートのデザインや機能が全く異なるので、
試乗する際はフロントシートだけではなく、後部座席の座り心地も
しっかりと確認した方が良いと思いますよ。
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